我が家にはカシスの木が1本あります


これ、今の家に住み始めた頃に、周辺一帯を開発販売していた某大手商社系の不動産会社が、毎年住民に苗木を配っていて、その時もらったものです


この苗木にはブラックカラントと書かれていて、あまり人気がないのか、たくさん残っていました


人気があったのは、ブルーベリーとかラベンダーで、ウチも次の年はブルーベリーをゲットしましたよ


ちなみに当時の私は、ブラックカラントのジャムってわりと高価で、体にとても良いらしいって知識がおぼろげにあったので、この木を選んだのを憶えています


この木は、小さな黒い実を年々沢山つけるようになり、妻から「アレどうにかしたら」と言われるようになりました


そこで、ジャムを作ろうとレシピを調べた時に初めて知りました!


ブラックカラントって、

フランス名で『カシス』っていうの


みんな知ってるのかな?

カシス(仏)

ブラックカラント(英)

黒スグリ(和)


私は知ってましたよ

どれも名前だけね

それが全部同じものだとは知らなかったけどw


以来、妻もその木を「アレ」呼ばわりしなくなりましたw


まだ熟しきれていないものもだいぶあるので、半分くらいしか収穫していませんが


カシスって、粒が小さくて収穫するのはなかなかの手間です

カシス農家ってどうしてはるんやろ?

さて、収穫は〜
ど~ん
かなり取り残しているのに、過去最高の収量851gでした

早速、ジャム作りを始めようとしたら


息子が彼女を紹介しに連れて来るって!

そりゃ一大事!?


ジャム作りはスタートしたら止められません


ジャム作りは息子が彼女を送っていったあとで···


そして、いよいよジャム作り開始


水洗いした後、重量比65%のグラニュー糖を混ぜ合わせ、シロップが滲み出すのを待ちます


待ちます


待ちます···


あれ?


いつものようにシロップが滲み出しませんね


普通、1時間も置けばかなり滲み出すんですけど


まあ、いいや

気持ち滲み出てきたかなってところで強制終了


次に火入れです


弱火で粒を潰しながらフツフツと沸騰し始めるまで煮込み、さらにそこから10分ほど煮詰めます


かなり水っぽいくらいで火を止めるのがコツ


カシスはベリー類と比べてペクチンが多い(らしい)ので、少し固まってきたなってくらいまで煮詰めると、冷えた頃にはスプーンが入らないほどカチカチに固まってしまいます


妻は知人の畑で採ってきたハスカップでジャムをよく作ってくれるので、以前、妻に火入れを任せたら、ハスカップと同じ加減で煮詰めてカチカチのジャムになっちゃいました


かく言う私も、最初作ったジャムはカチカチでしたけどねw


で、今年のジャムの出来

なんか粒がしっかり潰れてない


砂糖漬けの時間、やっぱ足りなかったのかな


いつもより皮が硬い気も···


酸味もちょっと強いかも


でもまあ酸味があった方が、ジャムとしては美味しいですからね

味はバッチリ


見た目は(´ε`;)ウーン…


ちなみに、カシスは皮がポリフェノールの宝庫なので、裏ごしとかして皮を取り除くのは『愚』です