先日、某公共放送局で放送された「✴︎
奇跡のレッスン」という番組を視聴しました。
✴︎奇跡とは、劇的な成長、変化という意味の奇跡です。
「奇跡のレッスン」は、プロチームで活躍する現役の「名コーチ」
による短期集中レッスンに密着し、そのヒミツを惜しげもなく見せる
全く新しいドキュメンタリーです。
背中を押してあげれば 飛躍できる子供たちがいるそんな言葉からスタートしました。
今回は、スペイン出身で現在、フットサル日本代表監督をつとめる
ミゲル・ロドリゴさんと日本の小学生が出会いました。
指導は、都内にあるごく一般的な少年サッカーチームが対象で、
1日およそ2時間、1週間のレッスン。
「挑戦する心を養う」をテーマに指導していきます。
なんと、「奇跡の兆し」は初日に現れ、2日目で「今後奇跡が起きること」を
確信しました。
目の前でボールを追っている子どもたちが明らかにこれまでよりも違い、
生き生きしているのです。
ミゲルさんの指導は、子どもたちに自信をつけさせ、何度でもチャレンジ
させようとしていました。
リスクのないところから学べるものはないんです。失敗したらやり直せばいいと優しくて情熱的で、何より子どもたちと同じ目線に立って語りかけます。
フットサル日本代表チームのトレーニングでは、ウォーミングアップとして
行うようなものがこのチームでは、メインのトレーニングとして行われてし
まっている。
コーチは子どものプレーを指示・強制してしまい、
考える機会を奪っている事。
さらには、その指示の内容も消極的で、
チャレンジを奪ってしまうものが多い
という事。
この現状を見てミゲルさんが行ったこと。
まずは、使うボールを変えたこと。
フットサルは、少年サッカーのトレーニングとして非常に適している。
フットサルからサッカーへ繋げていく方がいい。
その為に、子どもが扱いやすいフットサルボールを使用しました。
そしてトレーニングについては、常に考えるトレニーングを行いました。
それは、守備がいるトレーニングで頭を使う事が不可欠なトレーニングでした。
技術・戦術・体力・メンタルの全てを刺激するトレーニング。
慣れたらルールを変えたりしながら、常に子ども達に刺激を与え続ける。
こういったトレーニングの改善を行う事でさらに
常に2秒先の未来を
予測してプレーをするんだ と、その準備の重要性も説いていました。
また、コーチの声掛けについては、失敗したときに責めるのではなく、
次へ繋げるチャレンジの言葉をかけるよう指導していました。
ミスしても子供の判断を尊重した上で、練習途中でプレーを中断しながら
今のプレーの目的は?他に選択肢はなかったの?などと子供たちに
確認しながらです。
またモチベーションを上げる為に、プレーや子供の行動を良いものへ
例えていました。
具体的にはナイスシュートした子供にスター選手のニックネーム(ネイマール)
をつけていました。
上手く出来なかった時、彼が自らプレーをした姿を見せ子供たちに
必ずこう尋ねていました。
何が違った?答えを先に言ってしまわずに、あくまで選択肢を与えるだけ。この方法と違う方法の2つあるけど、このケースにふさわしい方法は
どっちかな?
子供たち「⚪️⚪️⚪️」 それは何故?自ら考えさせ答えを見つけさせる。
自分で見つけた答えなら一生忘れることはないからと・・・・。
そしてやっぱり、上手くいったら一緒に大喜びする。
答えを言わず、自分たちで考えさせ、できたら褒める!!!
試合前の懇親会の際にに保護者からの相談を受けた際にも
好ましくない事をしたときに叱るよりも、好ましい行動をとった
ときに思いきり褒めるといった手法も提案してました。
さらに、これもスポーツ選手にありがちですが、他の選手より技術面などで
優れている選手は、エゴが強くなりがちです。
これも決して見逃さず、と言っても協調性ばかりを押し付けるのでもなく
個人の才能と協調性を同時に伸ばす手法を取っていました。
優れた得点能力を見せた場合でもその前にパスをくれた選手や守備をしてくれた
チームメイトとハイタッチをさせたり、他の選手のプレーの重要性を「今のは、その
前にパスを出した〇〇選手のゴールだ!」と言ってみたり、全ての選手に自分の力
がチームに貢献している事を伝えていました。
【自分の才能を周りの人のために使う喜びを知っていてもいい】との名言も。
試合当日朝のエースは弟に「今日、一番頑張りたいことは何?」と質問され
「チームワーク」と即答、
短期間で成長したことを感じさせました。
レッスン最終日には、力が互角のチームと練習試合を行い「奇跡」が起きたのです。
ミゲルさん曰く、奇跡は待つものではない、起こすものだ
という言葉がとても印象的でした。
私はこの番組を視聴した感想として、我々が現在行っている
「ハイスピード学習法」の指導方法と数多くの点で 共通していると
感じたと同時に、この学習法は必ず成果をもたらすと確信しました。
・否定はせずに自分で方法を考えさせる事
・わからない事を歓迎し理解できるようになる事を楽しむ事
・答えを教えず、考えるヒントを示す事
・やり遂げた時にキチンと認める事
・成績がアップした子には周りの子にも教えてあげるようにしている事
・楽しみながらする事
「ハイスピード学習法」は速読と記憶が強調されていますが、実は
「やる気」を引き出す
コーチン グの要素も重要になりますので、その点も含めて指導しているのが特長です。
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