https://news.yahoo.co.jp/articles/3905dbc752d745e1300bbcf034531641b60c34a2

慰安婦支援団体前理事長の控訴審 再び懲役5年求刑=9月20日判決

聯合ニュース

旧日本軍の慰安婦被害者を支援する韓国の市民団体

「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」への寄付金を

私的に流用したとして業務上横領罪などの罪に問われた同団体前理事長の

尹美香(ユン・ミヒャン)国会議員(無所属)の控訴審公判が23日、ソウル高裁で開かれた。

一審では1500万ウォン(約162万円)の罰金刑(のみ)が言い渡されたが、

検察は懲役5年の実刑を求刑し、結審した。判決は来月20日に言い渡される。  

検察は「多数から集めた寄付金を好き勝手に使用したことが法の趣旨に合うのか、

重い認知症を患った高齢者から金を受け取ることが適法なのか、

冷静に判断して明確に違法だという判断を示してほしい」

として一審と同じ懲役5年を求刑した。  

尹被告は2011年から20年にかけ、正義連の前身の韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)

の法人口座と個人口座で保管していた資金1億37万ウォンを任意に使用した罪(業務上横領罪)

で、20年9月に在宅起訴された。  

ほかに重度の認知症だった慰安婦被害者の吉元玉(キル・ウォノク)が

17年に正義連から受け取った女性人権賞の賞金1億ウォンのうち、

5000万ウォンを正義連に寄付させたとして準詐欺罪などに問われている。  

今年2月、一審は尹被告の横領罪のうち約1700万ウォンに対してのみ

有罪と認定して罰金1500万ウォンを言い渡し、それ以外の罪については全て無罪とした

その後、判決を不服として被告と検察の双方が控訴した。

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https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/fc93e3f46eb7f3d62069a8475428748eac7161bc

 

 

検察側

被告人は組織の代表として、不特定多数から受けた寄付金を横領して、罪質が非常に悪い。

横領の規模が大きく、長期間にわたって犯行が行われ、

韓国挺身隊問題対策協議会側に賠償されず、被害の回復がなされていないなど

の理由から、一審の判決は過度に軽い」

今年2月に行われた1審では

「法人口座に保管されていた資金1700万ウォンを私的に使用した」として

一部の業務上横領の罪だけを認め、被告の尹美香氏側に罰金1500万ウォンのみ

が言い渡されていた。

検察は2020年9月、尹氏を業務上横領、詐欺、補助金管理法違反など6つの罪で起訴

ユン・ミヒャンは2011年から2020年までの間、

正義連の前身である韓国挺身隊問題対策協議会の資金約1億ウォンを

個人用途に使用したとされる。

また2017年から2020年までの間に、日本軍の慰安婦の被害者である

キル・ウォノク氏の痴呆の傾向を利用して7920万ウォン(約800万円)を

寄付・贈与するようにしたとの疑惑もある。

さらに、政府とソウル市の補助金を不正に受け取り、所轄庁に募集計画を登録せず、

慰安婦支援団体を通じて寄付金を募集したという疑いも持たれている。

尹氏は2020年4月の韓国総選挙で当選。最大左派野党「ともに民主党」所属

の議員として活動してきたが、これらの疑惑により党から除名処分を下されている。

国会議員は辞任せず、無所属議員として活動中。

2審の判決公判は来月20日に開かれる。