2007年・・・・白老町が日本で商標登録

2019年6月・・中国企業が中国で商標登録申請

2020年4月・・異議申し立て

https://news.yahoo.co.jp/articles/64899553174cbc4abe7b6a8476b74132421902a0

北海道のブランド牛とロゴそっくり 中国企業の商標申請に町が異議

北海道白老町のブランド牛「白老牛」のロゴマークなどを、

中国広東省の企業が中国当局に商標登録申請したことがわかり、

町が異議申し立てを行った。

日本の特産品が相次いで中国で商標登録されており、

特許庁が対策を講じている最中だった。

町によると、同省中山市の中山市飛湊電子科学技術有限公司が2019年6月

日本の特許庁にあたる国家知識産権局に、毛筆で書かれたような白老牛の

文字とロゴマーク2種類の商標登録を申請した。

町が2007年に販売用パックに貼るためにつくり、日本で商標登録したロゴマークの文字とデザインが酷似しているという。

町内の農業法人が気づき、町に連絡した。  

昨年2月、町が知識産権局に異議を申し立てたところ、

「申請の取り扱いを検討している」との連絡があった。

町は「結論は今年3月ごろまでかかる」とみている。  

白老牛は08年の北海道洞爺湖サミットの食材に採用されるなど評価が高い。町は輸出も検討しており、今回の商標登録申請の影響を懸念する。

町農林水産課は「財政的に厳しい中で、町を挙げてブランド牛にしようと

60年以上かけて育ててきた。許せない行為で、毅然(きぜん)として対応していく」と話している。