●最大濃度(基準の15倍に当たる含有率1.5%)を検出
「カイテキサラサラバスマット40×55」・・計102万4273個販売。
で、だった。 また次いで
●含有率0.9%
「カイテキサラサラバスマット29×39 IV」・・70万3435個販売
●含有率0.2%や1.1%
猫型の「サラサラコースターネコ」(販売数5万2054個)
https://news.yahoo.co.jp/articles/75e931f4a3be54c25892ab7f23de546f5e3984db
<速報>ニトリ販売のバスマットから基準15倍のアスベスト検出
355万個超の自主回収が公表されたニトリの珪藻土バスマットなどの
製品から最大で基準の15倍に当たるアスベスト(石綿)を検出していたこと
が明らかになった。(井部正之)
同社がバスマットやコースターの自主回収に踏み切ったのは、
アスベストの有無を調べる定性分析で労働安全衛生法(安衛法)の
基準を超える重量比0.1%超を検出したからだ。
2020年11月27日に大阪府貝塚市のふるさと納税返礼品に採用されていた
堀木工所(同市)製造のバスマットからアスベストが検出されたことが
発覚したのを受け、ニトリでも珪藻土製品を分析委託した。
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当初同社はコースターの1つにアスベストが含まれていたとして
2020年12月18日に自主回収を発表。ところがその後次々と発覚し、
同25日までに2016年12月4日から2020年12月16日まで販売していた
計18製品へのアスベスト含有が公表された。
さらに検出はなかったが同一工場で製造された5製品を加えた
計23製品355万個超まで回収対象が拡大することになった。
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今回明らかになったのは、定量分析により、どのくらいの含有率で
アスベストが製品に含まれていたのかを調べたもの。いずれも外部の
分析機関(会社名非公表)に依頼して実施している。
厚生労働省化学物質対策課によれば、18製品におけるアスベストの検出は0.2%から1.5%だったと同社から2020年12月28日に報告を受けたという。
最大濃度を検出したのは、同社で計102万4273個と、もっとも販売数が多い「カイテキサラサラバスマット40×55」で、基準の15倍に当たる含有率1.5%だった。
また次いで70万3435個売り上げた「カイテキサラサラバスマット29×39 IV」
は含有率0.9%とやはり基準を大幅に超えていた。
逆にもっとも低濃度だったのは猫型の「サラサラコースターネコ」
(販売数5万2054個)で含有率0.2%。 ただしコースターだからといって
低濃度というわけではなく、1.1%のものもあったという。
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同省は「おおむね1%前後で検出していた」と明かす。
安衛法で定めた0.1%の基準の10倍前後を検出したことになるが、
同省によれば、原因は「(同社の)調査中」で報告されていない。
徹底した原因究明を期待したい。

