《福山雅治『LIVE MONSTER』で下ネタ披露 

            アルバム予約特典に「下半身のMRI画像」!?》

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中村から「バンド少年だったんだよね?」と聞かれた福山は、自身のルーツについて語った。長崎でTHE MODSやARBという、九州出身バンドのコピーをしていたという福山。当時は「新宿LOFTを満員にして、インディーズレーベルの人からスカウトされることを目指して東京に来た」そうだ。

 

さらに福山は、メジャーデビューするきっかけとなった、アミューズのオーディションについても言及。当時同居していた友人が原宿でスカウトされたことで焦りを感じた福山は、アミューズの10周年を記念したオーディションに応募。そこで合格し、現在までアミューズに所属していると語った。また、デビュー時の裏話として、本来は映画に出る役者をスカウトするためのオーディションだったため、会社としては音楽活動をする予定が無かったようだ。しかし、事務所に入った福山は「僕音楽やりたいんです」と譲らなかったため、現在の活動スタイルとなった。


役者としては2013年に初の父親役で第66回カンヌ映画祭審査員特別賞を受賞した福山。その授賞式でカンヌを訪れた際に「(日本のものが世界の人に)こんな届くんだ」と感じ、自身の海外進出を考えたという。この体験から日本の音楽シーンについても「日本の音楽は自分たちで扉を閉めているところがある」と疑念を抱くようになったという。


 また、父親役を演じたことや、年齢を重ねたことで、ラブソングに対する意識の変化もあったと福山はかたった。45歳になった彼は「甘いだけの歌じゃなんか嫌だなって思い始めて、自分の中で消化不良になり始めていた」という。


「ポップスという音楽は、時代の中でどうオーディエンスに求められ、どういう風に機能しているのだろうか。自分が置かれた立ち位置の中で、どうポップスを鳴らしていくべきなのか」と考えた結果、ニューアルバムである『HUMAN』が完成したそうだ。


同アルバムは、自身の脳をMRIで撮ったというジャケットが話題になっており、その試みについて中村が「裸を見せる以上のことだからね」と語ると、福山は「頭だけじゃなくて上半身も下半身も撮ってますけどね」と、ジャケット写真の撮影秘話を明かした。この下ネタに観客が反応するのを見た福山は、「じゃあ(下半身のMRI画像を)先行予約特典で付けちゃおっかなー」と悪ノリ。

中村と無邪気にハイタッチをして見せた。


 前半最後のライブでは、「惚れたはれたの感覚ではなく、『伝わらないこともあるけど伝えたい』『叶わない夢もあるけど叶えたい』という大人のラブソング」を作ったと紹介し、ニューアルバムから「暁」を歌い上げた。

 

後半のライブでは、観客からの黄色い声援に「俺こんな人気あったっけなー」と冗談を飛ばし、2012年に映画『ドラえもん のび太と奇跡の島~アニマルアドベンチャー~』の主題歌となった「生きてる生きてく」を披露した。

 

番組の最後に中村から「他にやっていないことは?」と聞かれた福山は、「MCをやってみたい」と回答。これには中村も「じゃあ来週からここに座る?」と冗談を言い、スタジオが爆笑に包まれる中、番組が終了した。




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