ある意味異様な光景だった。

神奈川・横浜アリーナで開かれた韓国の3人組アーティスト「JYJ」の

一人、キム・ジェジュンのソロライブ。

歓声に涙声が混ざり、泣きじゃくるファンもいた。


その「光景」は、今年4月「JYJ」が東京ドームで3年ぶりとなるコンサートを開いたときと似ていた。ジェジュン、キム・ジュンス、パク・ユチョンの3人がステージに現れると、歓声に涙声が混ざり、タオルを手に泣き続けるファンもいた。

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だが、ファン達は彼らが活動可能な欧米や、アジアでのライブに遠征し、ネットに流れる動画や情報を追い続けた。

そして、今春、3人とエイベックスとの契約期間が終了し、直後の東京ドームコンサートは、3日間で計15万人を動員。


今回のソロライブも3日間で、計4万5千人が詰めかけた。

飢餓感からニーズが爆発的に増える現象を「ハングリーマーケティング」と呼ぶ。


現在の「JYJ」人気はまさに「飢餓感」が後押ししている。


(浜田奈美)







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