きみへ
今日もよく来てくれました
調子はいかがですか？
きみはスマホや携帯をいつも身に着けている？
小学校、中学校のきみはたぶん学校には持っていけない感じかな？
高校生なら、もう学校にも持って行って、
友人とおもしろい動画をみて笑ったりするのかもね(^^♪
そのスマホなんだけど、今日、僕は電車の中に置き忘れてしまいました！
慌てて戻ってみたけどもうそこにはなくて、
ちょっと途方に暮れて落とし物センターで手続きをしました。
手続きの最中に、駅員さんが届けてくれて、一件落着となったのですが、
どれだけ普段からスマホに依拠しているか時間しました。
スマホを探しに車内へ戻ったとき、とても親切な男のひとが
電話番号から僕のスマホを鳴らしてくれたり、一緒に探してくれたりしたのですけど、
とてもありがたいなぁ、としみじみ感じました
ここできみとお話しできるのも、スマホあればこそですので、
今後はさらに気を付けようと思います。
きみも落とさないでね
ところで、きみは完璧主義ですか？？（突然）
勉強にしても、趣味とか掃除とかなんにしても、完璧じゃないと気が済まない？？
分からない問題があったら、確実に理解しないと先へ進みたくなかったり、
掃除をしていて、済んだと思ったらまたホコリが目について、やり直して、また……
みたいな感じだったら、けっこう完璧主義かもしれないね(笑)
それもそれで全然いいのです。
きみがしっかりとその活動に取り組もうとしている証拠だもん。
ただ、もしそのせいで自分の気持ちが苦しくなっていたら、
いちど立ち止まってみるといいかもしれません。
というのも、この世界に「完璧」は存在しないからです。
僕たちが生活していくなかで、勉強したり遊んだりいろいろするとき、
点数をつけることがあります。
例えば数学のテストで満点を取ったなら、
確かに完璧に見えなくもないですね。
でも、それはテストの問題用紙によって区切られたものを全部解けたというだけで、
数学という科目が完璧なわけでもなければ、
テスト範囲の単元が完璧なわけでもないでしょう。
数学検定で最上級まで合格しようと、
（正確な大学の順番は分からないのですけど笑）ハーバード大学で数学の博士号を首席で得ようと、
実際に世界でいちばん数学ができる人間になれたとしても、
完璧ではありません。
きみはどうしてだと思う？？
むしろ、当然じゃん、って思うかな？？
なぜ世界でいちばんになっても完璧じゃないかというと、
修行の道に終わりはなく、研究の深さに限りはないから……ではありません。
「完璧」とは、僕たちが勝手に物事を区切っているにすぎないからです。
期末テストという枠組みの、数学という科目の、とある単元の、一定の形の問題。
数学検定という枠組みの、とある技能を測るための、一定の課題。
数学のある分野の、前人未到の数列や論理を研究するための、一定の理論。
こんなふうに、おそらく僕たちは自分でどんどん枠を作って区切り、
そのなかで点数、評価を加えて、完璧かどうか判定しているように思いませんか？
そして、その点数などで自分で一喜一憂する。
なかなか悩ましいですよね
かといって、学校のテストや受験は点数を問われるところではありますから、
個人的なオススメとしては、そういう試験も、誰かが区切ったものにすぎない、
と理解しておくことかなぁと思っています。
それにきみがどのくらいのお付き合いをするかは自由だし、
きみなりに別な区切り方で試験にのぞんでもいい。
そんな感じで、きみなりに気楽に進めば、
きっときみなりの道が拓けてくると思いますよ(^^♪
応援しています
それじゃあ、またね。
身体には気をつけて。
小どもたちへ
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