【逆説話法3】チャーハン作るも野良犬蹴るも、きみの自由 | 札幌 家庭教師・物語作家わたなべ~小どもたちへの手紙~

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(現在は何気ない日常をアップしています)

きみへ

 

 

 

 

 

 

今日もようこそ!

 

 

すこし久しぶりですね。

 

 

 

 

 

もう本格的に春も近づいてきましたね。

 

 

僕はいちおう札幌で家庭教師をやっているので、

 

 

まだまだ冷たい風や雪を感じることがあります。

 

 

 

 

 

きみの住んでいるところはいかがですか?

 

 

 

 

 

 

 

ところで、きみは、春休みの期間になにをしようとか考えてる?

(今日のお話しも、逆説というか背理に注意ですニコニコ

 

 

 

 

 

友だちとたくさん遊ぶ、

 

 

時間という概念を捨ててゲームする、

 

 

のんびり散歩する、

 

 

温泉へ行く(最近、高校生とか大学生とか、

仲間同士で温泉でゆったり、というのも流行っているみたいですよ)、

 

 

 

 

 

もちろん、勉強するというのもアリだね。

 

 

 

 

 

どんなものについても、きみがやってみたいなら、

 

 

試してみるといいと思う。

 

 

 

 

 

 

普段は行かないけど、隣の町のお店に行ってみるとか、

 

 

いつもとちがう友だちと遊びに出かけるとか

(これは案外ハードル高いことあるよね)、

 

 

料理してみるとか、

 

 

カラオケで慣れてない歌を歌うとか、小さなことでも、なんでも。

 

 

 

 

 

 

あとは、見かける虫をみんな踏みつぶしてみるとか、

 

 

野良犬も蹴ってみるとか、猫にも石を投げてみるとか、

 

 

 

街路樹を片っ端から折ってみるとか、

 

 

学校のガラスを割るとか、……

 

 

 

 

 

 

 

……ってこれはどうだろう!?

 

 

「それはさすがに」ってきみは感じるかな?

 

 

 

 

 

 

もし感じるなら、「さすがに」、どうなんだろう??

 

 

どこがちがうだろう??

 

 

 

 

 

 

でも、どちらも同じじゃない?

 

 

 

 

 

 

きみがやりたいことをやるなら、

 

 

チャーハンを食べたければ、お店に行くか作るかしておいしく食べるし、

 

 

蹴りたければ野良犬を蹴るよ。

 

 

 

 

 

 

 

ほんとうにそう??

 

 

 

 

 

 

ここで注意することは、だからといって、

 

 

いわゆる道徳・倫理のお話にしてしまわないことのような気がします。

 

 

 

 

 

 

ほかのひとに迷惑をかけちゃいけないから、

 

 

迷惑がかかるようなことはやめなさい、とか。

 

 

 

 

 

 

動物もみんな一生懸命に生きているんだから、

 

 

優しく接しなければなりませんよ、とか。

 

 

 

 

 

 

これらの約束、考え方自体はまちがっていないよね。

 

 

 

 

 

 

けれど、これまではこういうレッスン(教訓)が、

 

 

お家のひとや学校の先生、書物から与えられてきました。

 

 

 

 

 

 

今日ここまで一緒にお話ししてきて、

 

 

きみも思いついたかもしれないけど、

 

 

 

 

 

 

きみはほんとうに、いま目の前で生きている犬さんを蹴りたいですか??

 

 

 

 

 

 

という質問こそがポイントじゃないかな。

 

 

 

 

 

 

この質問にきちんと自分で答えるには、

 

 

お父さんお母さんや先生がダメと言ったから、ではなく、

 

 

きみ自身がどう感じるか、をよく発見しなきゃできないよね。

 

 

 

 

 

 

 

そして、そのためには、その野良犬がどんな顔をして、

 

 

どういう息づかいをして、どんな姿で、

 

 

どのように生きているか、

 

 

 

 

 

 

きみ自身が感じ取らなくてはならないと思う。

 

 

 

 

 

 

「この犬は役に立たねえからやっちまえ」と誰かが言ったから、

 

 

きみが蹴り飛ばす、というのでは、

 

 

「それはさすがに」

 

 

 

 

 

 

 

きっと、現代ではほとんどのひとが同意するような、

 

 

「野良犬を蹴らない」という教訓(?)についてさえ

 

 

こんなに見るべき点があります。

 

 

 

 

 

 

だから、きみのこれからの人生は、もっともっとたくさん、無数に、

 

 

きみ自身が感じ取って味わうことのできるものがあるよ。

 

 

 

 

 

 

 

応援しています。

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりにきみとお話ししてなんだかアツくなっちゃったけど、

 

 

参考になる部分があればうれしいな。

 

 

 

 

 

 

それじゃあ、またね。

 

 

 

 

 

 

 

小どもたちへ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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