みなさま、こんばんは。
かれこれ、2週間以上、風邪が抜けずにいました。
この季節は本当に苦手です・・・
でも、立春を迎え、ここから徐々にエネルギーが上向きになっていく予感
そんな中、NLP講座が後半のセクションに入りました。
前半は、「成功のためのNLP」でしたが、後半は、「コミュニケーションNLP」がテーマです。
2009年にマスター・プラクティショナーとなり、そこから日々、NLPを活用してきたことを思い出しつつ講座を作っているのですが、
NLPというのは、「行動する」ための心理学だな、と改めて感じています。
だから、行動するつもりのない人、行動よりも思考を重要視しているしている人は、学びながら変化を実感することが難しいかもしれません。
前半の講座では、おおまかに、
・アンカリング
・VAKシステム
・アウトカムの設定
・ストラテジー
・メタモデル
・ビリーフ
・タイムラインセラピー
といったNLPの要素を学び、先日のコミュニケーションNLPでは、
・ラポールとリスペクト
・ステート
・パブリックコミュニケーションとプライベートコミュニケーション
・ビジネスに対する価値レベル
などをお伝えしました。
でも、そのすべてを、全部理解し、全部実生活に取り入れ、実践しなければならない、ということではありません。
ご自分が、何らかの「新しい行動」を起こすためにフィットするものだけでいいのです。
そして、「新しい行動」を起こせたら、それで学びは成功なのです。
だから、「新しい行動」を起こす必要がないタイミングであったり、
行動するつもりが全くない心理状態であったり、
変化を起こす必要がない部分に関しては、やみくもにNLPを取り入れなくてもいいのです。
「せっかく学んでいるのだから、すべてできるようにならなくては・・・」
「他の人は、学んだことですぐに結果を出しているみたいだけど、自分は・・・」
「学んだことをやってみたけれど、あまり上手くいかないみたい・・・」
ということがあっても、気にすることはありません。
せっかくの努力も、方向性が間違っていれば、ただの苦労になってしまいます。
「こういうやり方は楽しいな」
「こういう考え方は新しいな」
「こんな風にやってみればいいんだ」
そんな風に思えることがあったら、ぜひ覚えて自分のものにして欲しいですね。
わたしも、NLPで最も重要な「ゴールの設定」が最後までできなかった人でした(笑)
他にもたくさんのメソッドが自分には合わないな、必要ないな、と思いましたし、
一緒に学んだ方たちも、それぞれに自分に合うものが異なっていました。
「こういう風になりたいな」と思うことがあり、それが、「こういう行動を起こしたい」という願望に落としこめた時、NLPはきっと大きく役立つものですが、
それが何なのか、今はわからなくても、いつかその時は必ず来るので、その時のために学んでおく、ということも有効だと思います!
さてさて、コミュニケーションですが、NLPは「無意識のコミュニケーション」を最も重要視しています。
それは、わたしたちのコミュニケーションの90%近くが「言語以外」のコミュニケーションで成り立っているからなのです・・・!
つまり、言葉はそれほど重要ではない、ということですね(笑)
わたしは、NLPを学んだ時に、そのことを初めて知って本当に驚きました。
それまでは、一生懸命、言葉で伝えようとしていましたから・・・
話すのが上手な人がコミュニケーション上手なのだ、と思い込んでしまっていました
でも、本当のコミュニケーションは「しゃべる」「話す」ことではないんです。
これからの後半、みなさんと本当のコミュニケーションを学びながら、
職場でもプライベートでも、素敵な体験をしていってほしいな~と思っています