アセットマネジメント事業部 流通チーム リーダーの渡辺康太が本日をもって退職となります。在籍は4月末日までとなりますが、4月中は有給消化となるため事実上3月末限りです。


彼は創業メンバーで、当社の社名を決めることから参画してくれました。
まだオフィスも契約する前から、ヴィクトリアステーションやマクドナルド、ミスタードーナツなどで打合せしていた頃が懐かしく思い出されます。
設立前の名古屋出張や、エクシードエックスの勉強会、京都視察なんかも吉田と彼と三人で行きました。
そんな時からまだそんなに時は経過していないような気がしていますが、会社は変化したのだと思います。

自分以外の周り(環境等)が変化すると、自分もまた変化する必要が出てきます。いわゆる順応の必要性です。
もちろん、周りが変化する前に自らが先に変化することもあると思いますが、いずれにしても変化無くして成長はないと思います。
変化する時って、そのままでいるよりも決して快適ではありません。自分にとって快適な環境を整える努力は必要だと思いますが、作ってしまった快適な環境に落ち着くことは成長を阻害し、さらには衰退をも招くそうです。

彼に至っては、弊社設立当初(当時26歳)より「30歳までに独立する!」という目標のもとやってきましたので、今回の退職は、いわば計画通りと言えるかもしれません。
後の結果論となりますが、彼の成長のための退職になることを信じ、将来を応援したいと思います。
事業計画は詳しく聞いておりませんが、気持ちのアツいうちに始めて欲しいなと思います。

日常業務における弊社で培った経験のほか、会社を一からつくるという事を肌で感じることができたのは大きな経験になってくれるはずで、是非とも自身が起業する時には活かして欲しいと願います。


彼は性格的に純粋で良くも悪くも深く考えること無く、思いつくまま言動に移せるタイプでした。
営業タイプでいうとリテール営業で力を発揮するタイプで、持ち前の人当たりの良さでお客さんの心を引きつけ、成約に繋げていたように感じます。賃貸の仲介においては、自分の紹介案件も安心して任せられるほど信頼出来ました。
収益売買では物件情報の把握力が高く、売りに出ている物件についてはそのほとんどが頭に入っていたようでした。

誰でも得意なことと、不得意なことがあると思います。
その得意なことが活きている時は、達成感ややりがいがあり、存在意義も感じられるはずで、周りにも貢献できます。
不得意なことを10の力で頑張っても、時に結果はマイナスの方向へ働くこともあります。
もちろん、ある程度不得意なことで克服しないといけないこともあるかもしれませんが、それ以上に得意なことを伸ばして欲しいと思います。
そのためには、やはり自分で自分を理解することってとても重要なんだと思います。


・・・ということで、この後も得意なことで頑張ってほしいなと思います。


2年11ヶ月間(創業準備期間含む)、本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとう。