[タイトル]
『ファンキービジネス』

[著者]

ヨーナス・リッデルストラレ (), シェル・ノードストレム (), 須田 泰成 (翻訳), 中山 ゆーじん (翻訳)

[発行]

博報堂

[出版社/著者からの内容紹介]

本書は、スウェーデンのストックホルム経済大学で教鞭を執り、グローバル企業のコンサルタントとしても活躍している経済学者2人が記したビジネス啓蒙書である。
ファンキーと名のつくタイトルや著者のスキンヘッド姿から奇抜な内容を想像させるが、彼らが主張するビジネス論は極めて的を射たものだ。「有形資産ではな く無形資産が重要」「消費者が王様になる」など、世界で起きているビジネス社会の新しい潮流を言い当てている。さらに単なる評論にとどまらず、新しい変化 に対してどう対処すべきかという行動指針にもなっている。
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[私の感想、学んだこと]

「未来の成功は、たったいま良しとされていたものに挑戦することから生まれる。」
「人間は依然として最も素晴らしいコンピュータだ。人間は新しいアイデアを考えたり、新しいルールを発明したり、感性を磨いたりすることによって、クリエイティブであり得る。しかし、コンピュータにはまだ、同じことはできない。」
「こんな時代においては、オレ達はみな永久的に知識を摂取し続けなければならない運命にある。でなければ、ソクラテスのごとく「私が知っているのは、何も知らないということだ」という状態に陥るのみだ。」
「知性はユニークであればあるほど、より良く磨かれるものである。石油や石炭などの物理的な資源は使えば枯渇するが、知性には、使えば使うほど埋蔵量が増える性質がある。おまけに携帯できる。持ち運び自由なのだ。」