投資(とうし)とは、主に経済において、将来的に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動を指す(現代において、生産能力の増加しない商業活動はこれに含まない)。広義では、自己研鑽や人間関係においても使われる。(wikipediaより)



投資と聞くと、真っ先に「株」やそれこそ「不動産」のような資産が思い浮かびますが、誰もが毎日何かしらに投資していると思います。
多くの人に、一番投資されているものは「時間」ではないでしょうか?

タイムイズマネー・・・・・時間=金=資産。

ウィキにも書いてあるとおり、投資する(費やす)ということは将来的なリターンを期待してのことです。
私たちの業務であれば、物件の検索サイトに情報を入力する時間、クライアントや取引業者への営業や、販促物の配布など全ては将来のリターンが期待できることです。
そして、投資するからには利益を上げなければいけません。しかし、これは言うほど簡単でも単純でもなく、中長期的なリターンorマイナスまでも考慮する必要があります。

短期的なリターン、そして大きなリターンを目指せば目指すほど、その分リスクも比例します。

私たちの業界で分かりやすく喩えるならば、すぐに大きな手数料をたくさん受け取ること(ハイリターン)を目指すことにより、購入者が損しようが関係なくバンバン売ったとします。
(もちろん、優良物件を購入していただきハイリターンを受け取るのがベストであることは言うまでもありません)

しかし、上記の例で前者だったとするならば、後々その購入者からは不満が出て結果的に会社の評判が著しく劣化するという不確定リスクが潜むことになります。結果、いわゆるハイリスクハイリターンとなってしまいます。
すなわち、クライアントが「不動産」という固定資産に投資するのと同時に、その者にも将来の自分たちに投資する機会が与えられているんだと思います。

クレーム処理やアフターケアなんかがわかりやすいかもしれません。これらは単独ではなんら利益をもたらしません。

いずれにしても、今採っている行動が、将来どれだけのリターンをどれくらいの確率で見込めるのか?そして、それに伴うリスクはどれだけあるのか?
損得勘定って聞くとなんかイメージが悪いですが、仕事をする上ではそういうことを中長期的に常に考えないといけないと思います。