エピソード的に、仕方がないことですが、今回のキムは、つれない態度が多いです。まぁ、作品の性格上、こういった「いじられ方」もあるわけで、いつもはロンがその役回りなのですが、今回は、キムである必要性がありましたので、こういう感じになってしまいました。
それにしても、ボニーはいつも、美味しいところを持って行きますね(笑)。まぁ、そういう役どころですから、しょうがないですけど・・・(爆)。
あらすじ・・・。
お天気マシンショップ。
ドラッケンとシーゴーがお客さんでやって来る。
店主のワッキー・ウォーリーが、あれこれ、セールストーク。
お天気マシンは、台風や豪雨を作り出すマシンだが、合法的で、最終兵器になるとは、どこにも書いていない。説明に満足したドラッケンは、そのマシンをもらって(タダで・・・)行く。
学校。(職業体験週間)
様々な職業のインストラクターが、あちこちのブースで、仕事の内容を説明している。ロンは、ドーナツ屋さんに興味を示す。
バーキン先生が、後2分で決めろという指示を出す。
キムは、外交官のブースを見つけ、人垣をかき分け、飛び越えて、一番前へ到達するが、着地した足元に自動掃除マシンがあり、転んでしまう。
そこへ、管理人という仕事のインストラクターが現れ、そのマシンを拾い上げると共に、キムを自分が教える生徒と決め付け、指導を開始。断ろうとするキムだが、バーキン先生も追い打ちを掛けるように、キムが管理人の仕事を選んだと、強引に決め付ける。
ロッカー前。
キムは、ロンに、そのことをぼやく。
ロンは、ドーナツ屋さんを止めたらしい。
そこへキムママが来る。学校から、職業体験の依頼があったようだ。キムは、ママに教えてもらおうとするが、先約がいた。ボニーだった。
ボニーは、管理人の先生のジョーが、キムの事を気に入ってるみたいよと、イヤミを言って、キムママとその場を去る。
ロンがロッカーを開けると、FAXが届く。どうやら、ロンの先生になったのはスパイのようで、その人からの指示のようだ。ロンは、スパイと言う仕事に興味を持ち、勝手に決められた仕事だが、喜んでいる様子。そのFAX用紙は、自動的に爆発(?)し、消滅した。(明らかに、「スパイ大作戦」のパロディですが、出典元が、あまりにも古いと思います・・・でも、定番か?・・・)
カナダ(?)の湖?。
ドラッケンとシーゴー、お天気マシンに乗って、巨大なホースで水を汲み上げている。ドラッケンのいつもの演説だが、どうやら、お天気マシンのパンフレットのフレーズのパクリらしい。
カナダを征服して、「ドラッカナダ」と言う国を作るらしい。
ドラッケンは、スイッチを操作するが、何も動かない。シーゴーはマニュアルを探すが、こういうものは直感で動かせるように出来ていると、ドラッケンは、聞く耳を持たない。
結局、操作したスイッチは、操縦席に雷雨をもたらすだけだったので、マニュアルをもらってくる事に・・・。
学校、管理人の仕事を教わる部屋。
ジョーは、キムに、「吸い込みマシン」の構造を熱心に説明している。
キム、真面目に聞いていない・・・、というか、失礼なほど、投げやりな感じ。(オイ!、キム!、そんなことで良いのか?・・・爆)
キムの家。
ママに、ジョーのぐちを言うキム。
その時、ウエイドから、お天気マシーンが盗まれたと情報が入る。
玄関のチャイムが鳴って、ボニーがキムママを迎えに来たらしい。
弟たちが、大型掃除機を作って(?)、それに乗り、騒々しくしているので、キムが掃除機を取り上げ、注意すると、管理人の仕事が面白いかどうか調べているとことらしい。
直後に、掃除機が爆発。埃だらけキムを見て、ボニーがまたイヤミ(笑)。
お天気マシンショップ。
気球で送ってもらってやって来たキムとロン。
ワッキー・ウォーリーから盗まれた時の状況説明をしてもらうが、犯人はどうやら、ドラッケンとシーゴーだ。その時防犯ベルが鳴る。事務所へ急ぐキム。ロン、何やら道具を取り出そうと、アタフタしてる。
キムが事務所に入ると、スチールロッカーが倒れて来て、下敷きになり、足を挟まれてしまう。シーゴーがマニュアルを手に、キムの前に現れ、そのまま逃げて行く。
ロンの目の前を逃げて行くシーゴーだが、ロンは相変わらず、いろいろ取り出している最中。追いかけようとするが、背中でボートがふくらみ、下敷きに・・・。それをルーファスがかじって穴をあけると、空気圧で飛んで行く。方向が定まらず、元の場所に戻って来て、キムと衝突し、そのまま、さっきいろいろ取り出していた道具の山にキムと一緒に突っ込む。
ウエイドに、ドラッケンの居場所を探してもらう事に・・・。
キム、「ロン諜報員」と帰る。
学校、体育館。
チアリーダーの練習中。
ジョーが迎えに来てると、ボニーに言われるキム。ジョーに練習中だからと言い訳するが、約束の時間だからと、そのまま、ジョーに連れられて行くキム。
学校、管理人の仕事を教わる部屋。
ジョー、真剣に教えようとするが、キムは、ウエイドから「BN本部」に至急来るよう連絡が来て、抜け出してしまう。
お天気マシン。
シーゴー、マニュアルを見ながら、操作・・・、湖から水を吸い上げている。
ドラッケン、演説開始(笑)。シーゴーはそれを聞き流しながら、吸い上げた水の中の魚がどうなるのか不思議(疑問と言うべきか?・・・)に思っている。
(シーゴーがそんなことを気に掛けるというのは、変な感じがするが、セリフでも「魚の気にもなれってんだ」と言っている。これはどういうことかというと、設定上、キムたちはもちろんだが、悪者たちも、人間はもちろん、動物も含めて、一切の殺生をしてはいけないことになっているものと思われる。実際、KPでは、そういうシーンはもちろん無いが、視聴者の疑問に、シーゴーのセリフによって、このエピソードの最後に「オチ」を付けています。世界征服のためでも、生き物を大切にしようと言う精神が設定上はあるということです。変な話ですが、だからKPは面白いと、思えるのかもしれません)
ブエノナチョ(BN本部・・・笑)。
実習授業を抜け出させてくれたことをウエイドに感謝するキム。そこへロンが、正装姿で現れる。ロンの言葉使いが、やけにセクシー?・・・。キムは、ダンスパーティーは、まだ先だと不審な目でロンを見るが、その服は、スパイの先生から送られて来たようだ。
キムは、管理人の仕事について学ぶ事に、非常に不満を持っている様子。
そこへ、頼んでいないブリトーが、テーブルに持って来られる。そのブリトーから、なにか通信文が出て来る。スパイの仕事の実戦の場が、近く訪れるようだ。そして、そのブリトーは、自動的に消滅・・・、というか、爆発して、ロンはチーズだらけ。(何故かキムには掛からないのはご愛嬌・・・笑)
そこにウエイドから、「五大湖」の水が干上がっていると連絡が入る。カナダへ向かうキム・・・とロン。
カナダ、どこかの湖の淵。
ロン、お天気マシンを発見。
お天気マシンに乗ってるシーゴーも、監視モニターで、キムたちを発見。
キムたちが、マシンの入り口を探っていると、シーゴーが降りて来る。ロンが金縛り光線を発射するが、自分たちに利いてしまい、キム共々、動けなくなってしまう。
シーゴー、キムとロンを避雷針に縛り付ける。
お天気マシーンが雷を起こしている。
そこへジョーが助けに来る。縄を解いて、乗って来た飛行マシンにキムとロンを乗せ、ドラッケンたちのお天気マシンを追い掛けながら、キムとロンに、吸い込みマシン(お天気マシン)を止めるよう指示を出す。
ジョーは、自分はカナダのスパイで、ロンの指導員でもあったことを明かし、一連の指導は全て、この任務ためだったようなことを話す。ジョーは、キムが気付いてくれると思っていたが、キムは、気付かなかった事と、ジョーの指導をちゃんと受けなかったことを詫びる。
飛行マシンがやられ、ジョーはこの任務をキムに任せると言って、キムたちを送り出す。(キムは最初、ちゃんと指導を受けていないので、自分には出来ないと断るが、ジョーは君なら出来ると、全幅の信頼をしていたので、キムもそれに応えようという感じ・・・)
キムはジェットパックで、お天気マシンに取り付くが、ロンは、ジェットシューズのコントロールが利かず、はるか上空へ飛んで行く。
キムは、コントロールパネル開け、中を構造を、思い出しながら確認していると、シーゴーが来て、パネルのフタを閉じて、キムと対決する。
キムが苦戦を強いられていると、シーゴーの上にロンが落ちて来て、シーゴー、一時的にダウン。その間に、キムは、コントロールパネルの中を調べ、操作しようとするが、ロンが首を突っ込んで来て、レバーを操作。すると強風が吹いて来て、ロンが吹っ飛ばされてしまう。
キムは、そのレバーは違う事が確認出来たので、ロンに感謝。
そして、雨を止める事に成功し、水を湖に戻す事が出来た。(その間、ロンは、ドラッケンにくしゃみをさせるスパイ道具を使って、ドラッケンとシーゴーの反撃を食い止めていた)
学校、管理人の仕事を教わる部屋。
ジョーが学校での任務を終え、カナダに戻る。
別れを惜しむキムだが、そこへ新たな指導員(ルートヴィク?)が、ドイツからやって来くるが、キムのファンのようだ。
キムの「またぁ?、まぁいいけど・・・」・・・で、おしまい。