エピソード的に、仕方がないことですが、今回のキムは、つれない態度が多いです。まぁ、作品の性格上、こういった「いじられ方」もあるわけで、いつもはロンがその役回りなのですが、今回は、キムである必要性がありましたので、こういう感じになってしまいました。


それにしても、ボニーはいつも、美味しいところを持って行きますね(笑)。まぁ、そういう役どころですから、しょうがないですけど・・・(爆)。


あらすじ・・・。


お天気マシンショップ。

ドラッケンとシーゴーがお客さんでやって来る。

店主のワッキー・ウォーリーが、あれこれ、セールストーク。

お天気マシンは、台風や豪雨を作り出すマシンだが、合法的で、最終兵器になるとは、どこにも書いていない。説明に満足したドラッケンは、そのマシンをもらって(タダで・・・)行く。


学校。(職業体験週間)

様々な職業のインストラクターが、あちこちのブースで、仕事の内容を説明している。ロンは、ドーナツ屋さんに興味を示す。

バーキン先生が、後2分で決めろという指示を出す。

キムは、外交官のブースを見つけ、人垣をかき分け、飛び越えて、一番前へ到達するが、着地した足元に自動掃除マシンがあり、転んでしまう。

そこへ、管理人という仕事のインストラクターが現れ、そのマシンを拾い上げると共に、キムを自分が教える生徒と決め付け、指導を開始。断ろうとするキムだが、バーキン先生も追い打ちを掛けるように、キムが管理人の仕事を選んだと、強引に決め付ける。


ロッカー前。

キムは、ロンに、そのことをぼやく。

ロンは、ドーナツ屋さんを止めたらしい。

そこへキムママが来る。学校から、職業体験の依頼があったようだ。キムは、ママに教えてもらおうとするが、先約がいた。ボニーだった。

ボニーは、管理人の先生のジョーが、キムの事を気に入ってるみたいよと、イヤミを言って、キムママとその場を去る。

ロンがロッカーを開けると、FAXが届く。どうやら、ロンの先生になったのはスパイのようで、その人からの指示のようだ。ロンは、スパイと言う仕事に興味を持ち、勝手に決められた仕事だが、喜んでいる様子。そのFAX用紙は、自動的に爆発(?)し、消滅した。(明らかに、「スパイ大作戦」のパロディですが、出典元が、あまりにも古いと思います・・・でも、定番か?・・・)


カナダ(?)の湖?。

ドラッケンとシーゴー、お天気マシンに乗って、巨大なホースで水を汲み上げている。ドラッケンのいつもの演説だが、どうやら、お天気マシンのパンフレットのフレーズのパクリらしい。

カナダを征服して、「ドラッカナダ」と言う国を作るらしい。

ドラッケンは、スイッチを操作するが、何も動かない。シーゴーはマニュアルを探すが、こういうものは直感で動かせるように出来ていると、ドラッケンは、聞く耳を持たない。

結局、操作したスイッチは、操縦席に雷雨をもたらすだけだったので、マニュアルをもらってくる事に・・・。


学校、管理人の仕事を教わる部屋。

ジョーは、キムに、「吸い込みマシン」の構造を熱心に説明している。

キム、真面目に聞いていない・・・、というか、失礼なほど、投げやりな感じ。(オイ!、キム!、そんなことで良いのか?・・・爆)


キムの家。

ママに、ジョーのぐちを言うキム。

その時、ウエイドから、お天気マシーンが盗まれたと情報が入る。

玄関のチャイムが鳴って、ボニーがキムママを迎えに来たらしい。

弟たちが、大型掃除機を作って(?)、それに乗り、騒々しくしているので、キムが掃除機を取り上げ、注意すると、管理人の仕事が面白いかどうか調べているとことらしい。

直後に、掃除機が爆発。埃だらけキムを見て、ボニーがまたイヤミ(笑)。


お天気マシンショップ。

気球で送ってもらってやって来たキムとロン。

ワッキー・ウォーリーから盗まれた時の状況説明をしてもらうが、犯人はどうやら、ドラッケンとシーゴーだ。その時防犯ベルが鳴る。事務所へ急ぐキム。ロン、何やら道具を取り出そうと、アタフタしてる。


キムが事務所に入ると、スチールロッカーが倒れて来て、下敷きになり、足を挟まれてしまう。シーゴーがマニュアルを手に、キムの前に現れ、そのまま逃げて行く。

ロンの目の前を逃げて行くシーゴーだが、ロンは相変わらず、いろいろ取り出している最中。追いかけようとするが、背中でボートがふくらみ、下敷きに・・・。それをルーファスがかじって穴をあけると、空気圧で飛んで行く。方向が定まらず、元の場所に戻って来て、キムと衝突し、そのまま、さっきいろいろ取り出していた道具の山にキムと一緒に突っ込む。

ウエイドに、ドラッケンの居場所を探してもらう事に・・・。

キム、「ロン諜報員」と帰る。


学校、体育館。

チアリーダーの練習中。

ジョーが迎えに来てると、ボニーに言われるキム。ジョーに練習中だからと言い訳するが、約束の時間だからと、そのまま、ジョーに連れられて行くキム。


学校、管理人の仕事を教わる部屋。

ジョー、真剣に教えようとするが、キムは、ウエイドから「BN本部」に至急来るよう連絡が来て、抜け出してしまう。


お天気マシン。

シーゴー、マニュアルを見ながら、操作・・・、湖から水を吸い上げている。

ドラッケン、演説開始(笑)。シーゴーはそれを聞き流しながら、吸い上げた水の中の魚がどうなるのか不思議(疑問と言うべきか?・・・)に思っている。

(シーゴーがそんなことを気に掛けるというのは、変な感じがするが、セリフでも「魚の気にもなれってんだ」と言っている。これはどういうことかというと、設定上、キムたちはもちろんだが、悪者たちも、人間はもちろん、動物も含めて、一切の殺生をしてはいけないことになっているものと思われる。実際、KPでは、そういうシーンはもちろん無いが、視聴者の疑問に、シーゴーのセリフによって、このエピソードの最後に「オチ」を付けています。世界征服のためでも、生き物を大切にしようと言う精神が設定上はあるということです。変な話ですが、だからKPは面白いと、思えるのかもしれません)


ブエノナチョ(BN本部・・・笑)。

実習授業を抜け出させてくれたことをウエイドに感謝するキム。そこへロンが、正装姿で現れる。ロンの言葉使いが、やけにセクシー?・・・。キムは、ダンスパーティーは、まだ先だと不審な目でロンを見るが、その服は、スパイの先生から送られて来たようだ。

キムは、管理人の仕事について学ぶ事に、非常に不満を持っている様子。

そこへ、頼んでいないブリトーが、テーブルに持って来られる。そのブリトーから、なにか通信文が出て来る。スパイの仕事の実戦の場が、近く訪れるようだ。そして、そのブリトーは、自動的に消滅・・・、というか、爆発して、ロンはチーズだらけ。(何故かキムには掛からないのはご愛嬌・・・笑)

そこにウエイドから、「五大湖」の水が干上がっていると連絡が入る。カナダへ向かうキム・・・とロン。


カナダ、どこかの湖の淵。

ロン、お天気マシンを発見。

お天気マシンに乗ってるシーゴーも、監視モニターで、キムたちを発見。

キムたちが、マシンの入り口を探っていると、シーゴーが降りて来る。ロンが金縛り光線を発射するが、自分たちに利いてしまい、キム共々、動けなくなってしまう。

シーゴー、キムとロンを避雷針に縛り付ける。

お天気マシーンが雷を起こしている。


そこへジョーが助けに来る。縄を解いて、乗って来た飛行マシンにキムとロンを乗せ、ドラッケンたちのお天気マシンを追い掛けながら、キムとロンに、吸い込みマシン(お天気マシン)を止めるよう指示を出す。

ジョーは、自分はカナダのスパイで、ロンの指導員でもあったことを明かし、一連の指導は全て、この任務ためだったようなことを話す。ジョーは、キムが気付いてくれると思っていたが、キムは、気付かなかった事と、ジョーの指導をちゃんと受けなかったことを詫びる。

飛行マシンがやられ、ジョーはこの任務をキムに任せると言って、キムたちを送り出す。(キムは最初、ちゃんと指導を受けていないので、自分には出来ないと断るが、ジョーは君なら出来ると、全幅の信頼をしていたので、キムもそれに応えようという感じ・・・)


キムはジェットパックで、お天気マシンに取り付くが、ロンは、ジェットシューズのコントロールが利かず、はるか上空へ飛んで行く。

キムは、コントロールパネル開け、中を構造を、思い出しながら確認していると、シーゴーが来て、パネルのフタを閉じて、キムと対決する。

キムが苦戦を強いられていると、シーゴーの上にロンが落ちて来て、シーゴー、一時的にダウン。その間に、キムは、コントロールパネルの中を調べ、操作しようとするが、ロンが首を突っ込んで来て、レバーを操作。すると強風が吹いて来て、ロンが吹っ飛ばされてしまう。

キムは、そのレバーは違う事が確認出来たので、ロンに感謝。

そして、雨を止める事に成功し、水を湖に戻す事が出来た。(その間、ロンは、ドラッケンにくしゃみをさせるスパイ道具を使って、ドラッケンとシーゴーの反撃を食い止めていた)


学校、管理人の仕事を教わる部屋。

ジョーが学校での任務を終え、カナダに戻る。

別れを惜しむキムだが、そこへ新たな指導員(ルートヴィク?)が、ドイツからやって来くるが、キムのファンのようだ。

キムの「またぁ?、まぁいいけど・・・」・・・で、おしまい。

キムの負けん気の強さと、生真面目な性格をうかがわせるエピソード。確かに、運動神経と車の運転とは、別物だとは思うが、ちゃんと習えば、上手くなるはず。

アメリカでは、高校の授業で運転免許が取れるんだろうか?・・・そうなんだろうね。それにしても、ここでは、ボニーが、なかなかいい味を出しています。ボニーファンには、たまらない逸品・・・、ってゆうか、そんな奴がいればだけど・・・(爆)。・・・あっ、別に馬鹿にしてるわけじゃないからね、あくまでも、ネタですので、あしからず・・・。


あらすじ・・・。


学校、ロッカー前。

ロンが、今日は、「人生が懸かってる、未来への第一歩」などと、大げさにキムに話し掛ける。


教室。

バーキン先生も、ロンと同じようなことを言う。運転実習ということで、生徒は大いに盛り上がる。(キムもオーバーに盛り上がってます・・・笑)

まず、映画を見る。「ゴーゴー」や「ソーダパーラー」と言う言葉の意味が解からないキムとロン。(どこの国でも、運転免許の教習では、古い、事故の映画を見るようです)

車がメチャメチャに壊れ、その事故の様子が、映されているのでしょう、生徒たちは、一様に恐怖を感じているようです。

ボニーは、我関せず・・・、携帯電話で、無駄話をしてる・・・。


フリーマン博士の家。

トースター相手に、話し掛けるフリーマン。ミキサーやレンジ、ラジカセも言葉をしゃべっている。

そこへドラッケン&シーゴーが現れる。

ドラッケンが、フリーマンを誘拐しようとすると、トースターやミキサーレンジが、それぞれドラッケンに攻撃を仕掛けるが、シーゴーが電気のブレーカーを落として、止まる。

そして、ドラッケンが、フリーマンに何かをやらせようと誘う。


車の教習。

ブリックや、ロンなど、軒並み「F」評価で合格者は今のところ出ていない。(ってゆうか、教えもしないで、いきなり評価するってのも考えものだ。)

ボニーの番だが相変わらず、携帯電話で無駄話。

しかし、これが、何故か上手い!。(まぁ、家で練習してんだろう、もちろん無免許で・・・爆)。・・・評価は「A」だ。

そして、キムの番。

ボニーが「ビビってんじゃないの?」と、無駄口をきく・・・。

キムは、いきなり運転しようとするが、バーキン先生から、シートベルトや、ミラー合わせなど、注意され、キムもロンやバーキン先生の言葉(人生云々・・・)が頭の中をよぎる。

ギアを入れて発進するが、スピードコントロールが出来ない。そして、リスを轢きそうになり、急ブレーキを掛けると、車が回転・・・。試験(?)終了、評価「F」・・・。キムも不合格。


ドラッケンの基地(ステーションワゴンの組立工場だったところ)。

フリーマンにいろいろ説明する最中、シーゴーが、例によってチャチャを入れる(笑)。そして、本題。何体もの破壊ロボットが登場、シーゴーが攻撃命令を出すと、仲間のロボット同士で攻撃しあい、同士討ちで、ことごとく壊れてしまう。

ドラッケンは、このロボットをなんとかしろと、フリーマン博士に協力させようとするが・・・。


ブエノナチョ。

ロン、ラジコンカーにルーファスを乗せ、運転が上手いことを証明(?)しているが、そこへボニーが現れ、キムとロンに、またまたイヤミを言う。

ラジコンカーが、ルーファすを乗せたまま、店の外へ出て行ってしまうと、ロンも追いかけて外へ。しかし、ラジコンカーの行方を見失い、ルーファスが、いなくなったことを大げさに嘆く。

キムが来て、ロンからコントローラーを取り、操縦すると、ルーファスの乗ったラジコンカーが戻って来る。キムは、車なんか乗らない、歩くからいいと、強がって見せ、帰り道へ・・・。


帰り道。

駐車中の無人の車、キム確認し、後をつける。

気付くキムは、ロンを連れて、その車の尾行を巻こうと、小路や、塀を乗り越えるが、追い付かれてしまう。そして、その車が、キムに話し掛ける。

ロン、車がしゃべった事にたいして、驚きの悲鳴を上げる。

車は「セイディ」と名乗り、その車を作ったフリーマン博士を助けて欲しいとキムに頼む。


フリーマン博士の家。

フリーマン博士をさらった犯人の情報を得ようと、ミキサーやレンジに聞いてみるが、手掛かりになりそうな情報は無い。しかし、ラジカセが、その時の状況を録音していた。

再生してみると、それは、ドラッケンの声・・・。


ドラッケンの基地。

頭脳頂きマシン、才能抽出装置、頭脳コピーマシンでも、フリーマン博士はドラッケンに協力しないでいたが、シーゴーは、わざとに、博士の能力を疑って見せ、逆にやる気を起こさせようと考えるが、それが奏功し、フリーマンは、破壊ロボットの改良に取り組む。


キムの家。

ウエイドに、ドラッケンの基地を探すよう要請し、学校へ行こうとするキム。パパが送ってくれようとするが、セイディが送ってくれるので、大丈夫だと言う。パパは「男じゃなければいい・・・」

(ごく一般的な、父親の発想だが、こういうところが、シーゴーに「お姫様」と言われるのかな?と想像しますが、シーゴーはそんなキムの日常など知らないからなぁ・・・)


セイディに乗ってるキムとロン。

キムは、車の運転試験の事で、元気が無い。セイディが協力しようと申し出るが、キムは、「ズル」はしたくない、自分の力で・・・、と断る。


教習。

ロン、またしてもダメ。

キムの番。セイディは、なんとかキムの力になろうと、教習車を消して、自ら教習車に変身。キムも判ってはいるが、とりあえず、それに乗り込み、試験を受ける。

上手く運転しているキム。バーキン先生が、次はKターンだというと、それならアルファベット全部のターンをやってみせるとセイディが言う。その声を聞いたバーキン先生に対し、キムは、「ひとりごとです」と答える。

全てのターンを完璧にこなし、感激するバーキン先生は、評価「A++」をくれる。(この時のキムの表情が、面白い。)


学校、ロッカー前。

ボニー、私の方が上手い、なんなら、比べてみようかと、またしても憎まれ口を言ってくるが、キムは、昼間にちゃんと免許を持った人が同乗するならと、答える。

(昼間、と言ってるところが面白い。たぶん、ボニーが上手いのは、夜、ボーイフレンドと遊んでいるからだと思っているのだろう。というか、そういう設定にしているようです。このあたりは、法律的にキチンと説明する必要性を感じているのでしょう・・・、って、誰が?って、ディズニーがです・・・笑)

キムは、それでも、ズルをしたと思っていて、罪悪感を感じている。

(ロンとのやりとりで、結果的にズルをしたのは、ズルじゃないとかなんとか・・・、という言い合いがあります。別のシーンでも同様のやり取り有り・・・。)

ウエイドから、ドラッケンの基地を見つけたと連絡が来る。


ドラッケンの基地。

キムとロンが登場。

フリーマン博士は、シーゴーの口車に乗せられたとは気付かずに、破壊ロボットを直したことを、キムやセイディに自慢するが、それが、まずい事だと気付く。

ロボット軍団がキムに攻撃を始める。逃げながら応戦するキム。セイディも体当たりや、ミサイル攻撃などで、キムを助ける。

ロンも、カップのドリンクをロボットの中に流し込み、電気系統をショートさせ、協力。

ロボット軍団が次々にやられたので、ドラッケンは、シーゴーに何とかしろと・・・、シーゴーは、破壊光線で、セイディを狙い撃ち。セイディは自動運転機能を失う。

シーゴーはさらに、なんでも溶かしてしまう液体の入ったタンクを破壊し、中から、液体を基地の中に流させた。そして、ドラッケンと共に、基地を脱出。


自分では動けなくなったセイディだが、運転してもらえれば大丈夫と言うことで、キムはフリーマン博士に頼もうとするが、元々運転出来ないから、セイディを作ったわけで・・・(爆)。

それならと、ロンが運転席に座るが、アクセルもブレーキも判らない(・・オイオイ、学校で何習ってんだよ?・・・爆)

キムは、フリーマンに頼まれるが、絶対ダメ!とかなり強く拒否したが、セイディが教習の時は、何もしなかった、合格したのは、キムの実力だと言い、それでキムは、自信を持ち出し、やる気を出す。


キムの運転で、何とか脱出成功!

直後に、基地は、壊れて崩れてしまう。

セイディは最後の仕上げに、ボタンを押すよう言うと、ドラッケンの円盤目掛けてミサイルが発射され、命中する。

ドラッケンたちは、逮捕され護送車へ。


セイディは、試験の時は、自分の操縦だったと、さっきの事は、キムに自信を持たせようとウソを言ったと告白するが、脱出に成功したのは、紛れもなくキムの運転だから、もう運転は大丈夫だと太鼓判を押す。

キムは、驚きつつも、自身の技術に満足・・・。


教習。

再度試験を受けるキム。

怪訝なバーキン先生だが、「B-」で合格だと告げると、キムは大喜び。

「若い者の考える事は、わからん」と言うバーキン先生で・・・おしまい。

悪者が、ぞろっと出て来ますが、セリフは、ほとんど無し。

いや、あるにはあるけど、面白みがありません。


あらすじ・・・。


海中。

キムとロン、何かの任務中。

ロンはキムに、任務とは関係の無い、ルーファスに関する注意事項を説明しながら、泳いでいる。

沈んでいる船「グリーンティネックス号」からマイクロチップを回収。

悪者たち(モンキー・フィスト、キリガン、シーゴー)がそれを狙って近付いて来るが、振り切って浮上する。

どうやら、ロンが旅行へ出掛けるらしい。

行き先のホテルがペットの持込を断った為、キムが預かることになっているようだ。ロンは、ルーファスを寝かし付けるための「子守唄」まで歌って、説明している。説明内容は膨大な量のよう・・・。(この段階で、433条までいってる。)


キムの部屋。

ルーファスの運動用のチューブが張り巡らされている。

ロンは旅行に出掛ける。

沈没船から引き上げたマイクロチップには、重要な極秘事項が入っているらしいが、キムは、それを無造作に置いてしまい、ひょんなことで、そのマイクロチップは、ルーファスのエサの入った皿の中へ。それに気づかずに、ルーファスは、エサを平らげてしまう。


モンキー・フィストの基地。

マイクロチップからの発信をキャッチした合図。


キリガン、シーゴーにもそれぞれ、信号をキャッチした合図が来る。


ブエノナチョ。

ルーファスがお変わりの催促。キムは、おこずかいを2か月分もルーファスの食事に費やしているので、文句を言う。そこへウエイドから連絡が・・・。

マイクロチップが信号を発信しだして、それがルーファスのお腹から出ているらしい。早くルーファスを安全な場所に移動させなければという時に、モンキーフィストが現れて、ルーファスがさらわれてしまう。

キムはウエイドに連絡して、モンキー・フィストの行き場所を探ってもらう。そしてこのことは、ロンには内緒にしてと頼むが、そこへロンから連絡が来る。

キムは、ロンに、237条が、どうたらこうたらと、ルーファスが寝てるから起こせないと言って、誤魔化すと、ロンは、その言葉(内容)に満足し、キムに預けて良かったと言い、電話を切る。

そして、モンキー・フィストの行き場所が、フランスアルプスの山中だと、ウエイドから知らされ、急ぎ向かうことに・・・。


山中。

崖を登るキム。


モンキーの基地。

マイクロチップを取り出すため、ルーファスの口を開けさせようと、「あ~ん」と声を出すモンキーフィスト。

そこへ、「あ~ん」と言いながら、キムが入って来て(笑)、ルーファスを助け出す。モンキー忍者の反撃から逃れ外に出たキムだが、そこに、頭上からキリガンが現れ、ルーファスを取られてしまう。


ジェットパックで、キリガンの飛行船を追うキム。

飛行船の中に入るが、キリガンの網に掛かり身動きが取れなくなる。キリガンは自爆装置を作動させ、スカイダイブで脱出。

キムも、ほどなく網から抜け出し、自爆装置を止めようとするが、どう操作してもカウントダウンが止まらないので、やむなく飛行船から脱出し、スカイダイブ。

自爆装置は、飛行船に針を刺して、萎ませる安全タイプだった(笑)。


キリガンを追って、降下するキムに、またまたロンから連絡が来る。

ロンがルーファスの声を聞きたいと言って来たので、何とか誤魔化そうと、キムは、キリガンに追いつき、ポケットの中のルーファスの前に、キムニケーターを突き出し話させるが、すぐに通信を切る。そしてルーファスを取り返す。


エッフェル塔。

ロン一家、エレベーターに乗る。


キムも上空から、エッフェル塔に降下。


ロン、記念撮影で写真を撮ると、そのバックに丁度、降下中のキムの姿が・・・。


キム、エッフェル塔に着地するが、鉄骨にぶつかりそうになり、ルーファスを手放してしまう。


そして、ここから、キリガン、モンキーフィスト、シーゴーと、そしてキムのルーファスの争奪戦が始まる。(他愛のない追いかけっこなので、省略・・・)


ルーファスがエレベーターの通路管(?)に飛ばされて、エレベーターのロープにしがみつく。キムは、飛行船の残骸の大きな布切れをフックガンのロープにくくりつけ、3人を一網打尽にエレベーターの通路管の上の方に吊り上げて、ルーファスを救出しようとするが、ルーファスは怖がって、キムの手の中に飛び降りようとしない。

キムは、ロンに習った子守唄の節で、ルーファスを安心させようとするが、ルーファスは眠たくなって寝てしまい、ロープから落ちて来る。キムはそれをキャッチ・・・。やれやれ・・・。


グリーンティネックス社。

キムが届けたマイクロチップは、グリーティングカードのメロディが入っていたらしい。メロディカード業界での極秘事項・・・ということだった。

キムが渡されたカードを開くと、何故かロンの歌っていた「子守唄」のメロディが・・・。「女の子が生まれました、よろしく・・・だって・・・」とキムがルーファスに言って、・・・おしまい。


(キムが子守唄の替え歌?歌いますが、いやいや歌ってる感じがするのは、オイラだけでしょうか?吹き替えの声だと、どうしても、「歌は苦手」と言う印象に聞こえます。原語だと、そうでもないんだけどなぁ・・・、これは、吹き替え時の演出なんだろうか?)

全部で5回ある2階建てエピソードの最初の回です。


ハッキリ言って、どちらもイマイチ・・・(爆)。

まぁ、時間的制約もあるので、オチが弱いというか、無いというか・・・。


あらすじ・・・。


どこかの展示会場(?)。

キムバーダイヤモンドという宝石が盗まれた。

早速、キムとロンが捜査を始める。

現場に落ちていた犬の毛を分析すると、リトアニアウルフハウンドという、とても珍しい犬種であることが判明。その犬の飼い主は、ファルセット・ジョーンズという男で、どうやら泥棒らしいが、その犯行は巧妙を極め、なかなか捕まらないようだ。

その彼が、自宅の豪邸で、ドッグショーを行うという事で、犬をチャーターして潜入する事になる。


しかし、借りて来た犬(ジジ)は、ロンがブエノナチョの食べ物を与えてしまったため、具合が悪くなり、ショーに出せる状態ではなくなってしまった。

(キムは、飼い主から、エサのドライフーズとウエットタイプの割合を聞いて、それを復唱しながら飛行機に乗り込むが、すでにロンがジジに食べさせている最中だった・・・)


ドッグショー会場。

ロンは、ルーファスを出場させる為、犬真似の訓練を施し、ルーファスを犬に仕立て上げた。

エントリーの際、ルーファスは、ペルビアン・へアレスという犬種であるとロンがでっち上げるが、その犬種が存在しない事に気付かれて、ロンは、役員に5ドル紙幣を差し出し、もう一度調べるよう要請。

キムは、世界的な大会なのに、そんな事が通じる訳が無いとロンを諌めるが、役員はあっさり出場を許可する。

(今回、面白かったのは、さっきの、復唱してるキムと、ここぐらいか?)


ドッグショーが始まる中、キムはニンジャスーツを身にまとい、ファルセットの屋敷に潜入を開始。


ルーファスの審査が始まる。


キム、建物の中に侵入。ダイヤの隠し場所を探る。


ルーファスは、なんと、小型犬部門優勝!(んな、バカな・・・爆)


キムは、ウエイドから地下室があることを知らされる。


会場裏手。

ロンは、ファルセットに出くわし、偽名(ヴァンフォルカーダンプルシュタイン?)を使い対応。ファルセットから、ルーファスのサイン(足形)を求められ、応じる。


屋敷地下。

キムは金庫を見つけ、中からダイヤを取り出すが、ルーファスの足形から、キムたちの正体がバレ、ロンやルーファス共々、捕まってしまう。


キムとロンは、電気うなぎのいる水槽の上にロープで吊るされている。

ロープは振り子の斧で、徐々に切られていく。


別室のルーファスは、犬のエサとして犬小屋に放り込まれるが、そこから脱出し、会場に行き、エサを撒いて総合優勝の審査中の会場の犬たちを集めて、混乱させる。そして、キムたちのもとへ向かう。


ファルセットは、キムたちの最後を見届けようと居座っているが、それに対し、キムは「悪の美学に反している」と文句を言う。

そして、とうとうロープが切れるが、そこへルーファスが間に合って、水槽の上扉を閉じるレバーを操作、キムたちは、ぎりぎり助かる。

そしてルーファスは、ファルセットからダイヤを取り返し、それをキムに渡す。


屋敷の外。

キムたちは、屋敷から抜け出し、崖から飛び降りて、海上で待機していたボートに乗り、現場から離れる。

ルーファスが今回の優秀賞だとキムになでられて・・・おしまい。


あっさり終わって、拍子抜け・・・って感じです。

なぁ~んだ、ジータは、ここに出て来てたのか。。。

結構、いい雰囲気らしいが、そのあとは、どうなった?

キムも、ここでは、やきもち焼いてない(爆)。

まぁ、ロンにも、ちゃんと青春させようという、計らい?(爆)。

それでもキムは、やっぱりロンを助けに行くんだから、ある意味、自分の存在をアピールしているってことだよね?


(内容に、一部修正があります。当初、ロンが勇敢な女の子の事を「好きになる」傾向があるという書き方をしましたが、それは間違いで、「縁がある」というセリフでした。)


あらすじ・・・。


ゲーム画面。

プレーヤーのキャラが、白い城の前に辿り着くが、次の瞬間、城の壁が崩れて、その中から黒い城が現れる。そして、「悪の帝王」と名乗る黒い騎士が、エバーロット征服の野望を叫ぶ。


場面変わって、何故かロンの歯磨き&ルーファス。。。


ブエノナチョ。

キム、タコス?を食べてる。今日は家族で食事らしいが、その前に、ある程度穴かを満たさなければならないらしい。というのも、食事といっても、パパが持って帰る宇宙食(美味しくないらしい)の試食だから・・・。

ロンは、ジータ・フローレスに、カッコいい自分を見せるべく、ちょっとヘアスタイルを変えて会いに行こうとしている。キムは、そんなロンに、(ジータとは)「いい感じじゃない」と、応援(?)の言葉をかけるが、ロンは、次のレベルへ進展させたいと考えてるようだ。


外のカフェテーブル。

ジータに近づこうとすると、ジータと同席の2人がなにやら話をしている。内容が良く解からないロンは、ルーファスの説明で、それが、今人気のオンラインゲームの「エバーロッド」である事を知る。(ここで、ルーファスが、何故そのゲームに詳しいのか、ロンは追及していないが、種明かしは、あとで解かる)

そのゲームでは、最近「悪の帝王」を名乗るプレーヤーが、ゲームを荒らしていて、プレーヤーが迷惑しているらしい。ジータは「氷山の戦士」でかなりレベルの高いプレーヤーだが、その帝王によって、沼に閉じ込められている。そこへ、マルコムというゲーム仲間がやって来て、最強の力を持つ悪の帝王が、エバーロットを征服するんじゃないかと自分の事のように誇らしげに話す。

ロンは、ジータの気を引こうと、話を合わせて、「ニューフォレストの魔法の杖」を持っているとウソを言ってしまう。そして、今夜、ゲームの中でジータと会う約束をする。


ロンの部屋。

ロン、パソコンの前に座ると、ルーファスが操作してゲームにログインする。やじ馬(?)的に見守るキム。ルーファスは、お役御免。。。

(やっぱり、ロンとジータのことが気になるキム、って感じでしょうか?。キムがロンのゲームに付き合うことは、ほとんど無いので、そういう風に捉える事が出来ますね。でも、話の展開上、キムがいないと進展しないので、そのために一緒にいるってことが、本当のところですかね?・・・笑)

ロンは知ったかぶりをして、ゲームを進めるが、ことごとく失敗。(一緒に見ているキムの表情が、面白い・・・笑)。

あまりに失敗するので、キムはウエイドに連絡、ゲームについて教えてもらう。(ここでのキムとウエイドのやり取りも、結構笑える。)

ロンは、ウエイドの指示でゲームを進める。そして、魔法の杖を手に入れ、ジータが閉じ込められている沼へ向かう。沼に着いて、ジータと逢うが、ジータは、ロンが初心者のキャラであることに不審を抱く。、とりあえず、ロンは、ジータの持つエルシアの剣と十字を作るようウエイドに言われ、魔法の言葉で閉じ込められていた茨の檻を消してジータを開放する。

そこへ悪の帝王が現れるが、ウエイドの指示で、呪文を使い悪の帝王を封じ込める。


次の日?。

ジータは、ロンに「次は運命の空き地」で会いましょうと約束。ロンはさらに、デートの取り付けをしようとブエノナチョに誘う。


ブエノナチョ。

ロン、がっついて食べるルーファスに、今日はジータが来るから、もっと上品に食べるよう言うと、そこへキムがやって来て、そんなロンを茶化す。・・・が、キムパパと弟たちも来ていて、どうやら昨日の宇宙食のことで、キムパパの反感を買ったらしい。ロンに助けを求めるが、ジータとの約束があるからと断る。

(イマイチ、キム家の状況が解かりにくいが、おそらく、宇宙食よりブエノナチョの方が美味しいとか何とか言ったのか?。まぁ、とにかく、他愛のないキムとロンの会話は、オイラは大好きです。微笑ましいですね。)

・・・で、ジータが来る。

ジータのところに、エバーロットからメールが来て、ダウンタウンで集会(オフ会だね・・・)があるとの事。早速、2人で向かう事に・・・。


集会場所(倉庫?見たいな場所)。

ロンとジータが中に入るが、誰もいない。何か装置のようなものが置いてあり、それに近付くが、ロンは嫌な予感を感じる。・・・次の瞬間、ジータと、そしてロンが、頭にバンドのような装置を装着されて、その装置に座らされる。それを見たルーファスは、助けを呼びに、そこから逃げ出す。


ゲームの世界。

ロンとジータは、ゲームの世界に迷い込んだように感じる。

悪の帝王が現れ、ジータを味方につけようとするが、ジータはそれを拒む。ジータは呪文を唱え、ロンと共にその場を去る。(ロンは、何故か、ジータと悪の帝王が組むことを良しと考えていたようだが、意志が弱いと言わざるを得ない。困ったもんだ・・・爆)


キムの部屋。

キムが寝ていると、何者かが侵入?・・・いや、ルーファスが何かを訴えている。ロンの身に何かあったのだろう、急ぎウエイドに連絡を取ると、サイトに救援要請のアクセスがあったらしい。それはエバーロット社からのもので、ルーファスは、キムの顔盛んにいじって、ロンと関係があることを知らせる。

(キムの顔が、ルーファスにいじられて、面白いことになってます<笑>。オープニングでも使われてるシーンで、アニメでしか出来ない表現ですね。)


エバーロット社。

ゲームをリアルに体験出来る装置が盗まれたらしい。詳しく装置の内容を聞くキム。そして、説明してくれた人(ニービアスさん)がマルコムのパパである事が判明する。


キムの部屋。

パソコンの前に座り、ウエイドと協力して、ロンを救出に向かうキム、ゲームにログインするが、小さな妖精の姿でゲーム上に登場。

一方、ロンとジータは、帝王に捕らえられている仲間を発見。ジータは、それを救出に向かう。ロンはそんなジータを見て、こういうタイプ(つまり、キムのようなタイプってことですね)に「縁」があると感じる。


運ばれている檻に取り付くジータ。

捕まってる仲間は、トンネル王が助けてくれるはずだと言っている。しかし、そのトンネル王は、最近ゲームに参加していないらしい。

ロン、檻の鍵を開けようとするが、その時、悪の帝王が現れる。

攻撃を仕掛けてくる帝王だが、ジータが呪文で彼の剣を天空に吸い込ませる。

そして、悪の帝王がマルコムである事が判明。

とりあえず、ロンとジータは逃げる事に・・・。

そこに、キムとウエイドが合流。(キム、ロンに虫と間違えられる・・・笑)。

キムたちは、ロンたちに、状況を説明する。

頭につけられたバンドを取っても、ここから脱出は出来ないこと、脱出するには、ゲームに勝って、クリアしな蹴ればならない事・・・。

ジータは、ロンがいれば勝てるから、頑張ろうと、ロンを励ます。


マルコム(悪の帝王)の本拠地。

檻に閉じ込められている仲間は、口々にトンネル王の登場を待ちわびている。そこへ登場したキムたち4人。みんなガッカリ・・・(笑)。

キムたちは、マルコムに攻撃を仕掛けるが、マルコムの反撃で、ウエイドとキムが捕まってしまう。

ロンはジータに、自分が、エバーロットの初心者で、魔法の杖も教えてもらって手に入れたことを白状する。


現実世界。

パソコンの前のキムとウエイド。

ウエイドは、いろいろ試すが、いい方法が見つけられない。

キムのパソコンにルーファスが来て、何かやろうとするが、キムは、ルーファスに何もさせない。ルーファスは、怒りつつも、弟たちの部屋へ・・・。


弟たちの部屋。

ルーファスが来て、パソコンを操作しだす。エバーロッドにログイン・・・。


ゲームの世界。

ジータがマルコムに捕まる。

そこへトンネル王登場!・・・それはなんと、ルーファスだった!。

ルーファス、マルコムと対決。

キムは、ジータに頼んで、檻から出してもらう。そして、マルコムから鍵をくすめて、仲間が入っている檻に向かい鍵を開けようとするが、鍵が大き過ぎて、キムの力では開けられない。ロンを呼ぶキム。

しかし、ロンはマルコムに捕まってしまう。ルーファスが再度攻撃を仕掛けると、ロンを捕まえたマルコムの手が、偶然キムがいる鍵の側に近付き、ロンが鍵を開ける。

仲間たちは一斉に檻から脱出し、みんなに力を合わせてマルコムを倒そうと号令を掛ける。そして、自分にではなく、ジータに力を集中させるよう呼びかける。

仲間の力を得て、大きくなるジータ。

遂に、マルコムを倒す。

すると、ゲーム終了となり、仲間が次々と消えていく(ログアウト)。

キム、ジータ、ウエイドも、ゲームからログアウト。

キムは、10分後にブエノナチョで会おうと、ジータとロンに言う。

ゲームから開放されたジータは、まだゲームの中にいるロンを起こそうとするが、ロンは「もう少し」と言って、なかなか現実世界に戻らない。


ゲームに負けて、ガッカリしているマルコムに、ロンは、演劇部に入ることを勧め、マルコムも喜んでログアウトしたが、ロンは、崖の上に立ち、剣を振りかざして「行くぜ!」(原語では、「ブーヤー」です)と叫んで・・・おしまい。


(ロン、英雄になりたかったんだね・・・。で、結局、ジータとは、どうなったんだっけ?・・・以降のエピソードを待て!・・・爆)


(このエピソードとは関係ないけど、卒業式で、フィリックスと一緒になっているのは、ジータ?のような気がするけど・・・、気のせいか?・・・)

キムの苦手なもの・・・それは、料理!

もう、それだけで、笑えてしまいます。



あらすじ・・・。


上空→学校。

任務帰りのキムとロン、飛行機から飛び出し、パラシュートで降下、なんとか始業時間に間に合うが、選択科目登録の時間が迫っている。

写真クラスを希望するキムとロンだが、ロンは、第3希望に写真クラスを希望するという作戦。第1、第2希望には、もっと人気のあるクラス(レスリングとカンフー・・・だったかな?)を選択した。

しかし、ボニーが来て、自分が写真クラブに入れて、それで一杯になったと喜んでいる。

結局、一番人気の無い「家庭科クラス」に入ることになったが、キムは、料理が苦手のようで、「最悪」だと言っている。


セニョール・シニア邸。

シニアは、ジュニアが一人前の悪者になっていないのは、自分の責任だと感じ、ジュニアに、一流の悪を教えるべく、家庭教師を雇った。・・・それは、シーゴー・・・。


家庭科クラスの教室。

教室を入り口から覗くキム。

中は、真っ暗だった。まだ誰も来ていない?・・・いや、キムとロン、2人だけのようだ。そこへ、バーキン先生がいつものようにやって来る(笑)。

家庭科の先生は、6年前に引退したらしいが、それが最近判明したとの事。(毎回、バーキン先生の登場シチュエーションを考えるのも、結構大変なんだなぁ・・・爆)

埃だらけの教室だが、とりあえず、授業開始・・・。


シニア邸、ジュニアの部屋。

シーゴーが、悪者にとって必要なものを、ジュニアに問うが、ろくな答えが返って来ない。短気なシーゴーは、拳を振り上げるが、なんとか、怒りを抑える。(おそらく、かなり高額の報酬が待っているのだろう。お金のことだとシーゴーは、割と冷静に判断出来るようだ・・・笑)

悪者に必要なのは、道具、ツールだと、ジュニアに教えるシーゴー。


教室。

バーキン先生、料理に必要なものは、ツールだと言って、折りたたみスコップとヘルメットを用意する。ロンに、どこで料理を習ったかと聞かれ、軍隊時代を思い出すバーキン先生(スコップを投げつけ、食材の動物を獲ろうとする)。

ロンは、以前作ったキャラメルブラウニー(?)に、大好評だったと自慢する。すると、バーキン先生は、早速ロンに、それを作るように言うと、ロンは手際良く、タマゴを割り、ミキサーを回して、レンジから出来上がったケーキを取り出す。良い匂いがしてるようだ。

続いてキムにも作るように言うが、キムは、タマゴすら上手く割れず、ミキサーに、引きずられてしまう。(まぁ、料理がヘタクソだということを表現しているのだろうが、ちょっと、あんまりかな・・・笑)


シニア邸、ジュニアの部屋。

シニアが覗きに来るが、再三邪魔者扱いを受ける(以降、何度も・・・)。

そして、実戦、必要なツールを盗みに行くことに・・・。


教室。

キム、ロンにミキサーの使い方を教わる。

ミキサーの回転に鼓動を合わせる・・・うんぬん。(このエピソードのクライマックスで、見事にそれを体現するので、ここは、伏線になってます。)

しかし、上手く行かない・・・。キムは、窓の外を見やり、写真クラブのボニーをぼんやり見つめる。

バーキン先生は、ロンのケーキを食べ、その美味しさを認め、ロンがクラスを教えることに・・・。キムはその状況が信じ難く、ウエイドに連絡して、何か任務は無いか要求(?)し、ヨーロッパの盗難事件に行くことに・・・。


フランス(?)の商店街(?)。

店主に状況を聞くキムとロン・・・。だが、盗まれたものは、たいしたものじゃない。しかし、ある店では、ヘア・グルームが大量に盗まれている。犯人はジュニアと、もう一人は、シーゴー?。その組み合わせに戸惑うキムとロン・・・。


シニア邸、ジュニアの部屋。

一通り、ツールを確保し、次は、悪の計画について、基礎訓練を行うことに・・・。ターゲットは、「価値があって、厳重に保管されているもの」ということで、ジュニアがネットで検索すると、なかなか良いものが見つかる。


学校、カフェ(食堂)。

キムが食事に来るが、誰もいない。みんな、家庭科クラスの教室に行っているらしい・・・。


教室。

生徒が一杯いて、てんやわんや。キム、人を掻き分けて、バーキン先生のところに到着。超一流の味を求めて、集まっているらしい。

キムが、食堂に誰もいないと、バーキン先生に話すと、じゃぁ、シェフ・ロナルドに作ってもらおうと言い出す。ロンを手伝えば、単位はやると、バーキン先生。

キムは、「こんなの間違ってる!」と、現状を理解出来ない様子・・・。


ジュニアの部屋。

シーゴーと戦闘訓練を行うジュニア。投げ飛ばされるジュニア。


カフェ(食堂)。

大盛況。キムは、盛り付けの手伝い。

ボニーが、からかいに来て、キムの写真を撮る。「ファッションを気にしない人たち」というタイトルで写真集を出すらしい(笑)。

そこへウエイドから連絡が入るが、ウエイドにも、からかわれるキム。しかし、良い情報が・・・。


ブエノナチョ。

ウエイドから送られて来た情報は、「悪者マガジン」という雑誌に、セニョール・シニアが、家庭教師の求人広告を出していたことが判明。


ジュニアの部屋。

戦闘訓練。ジュニアがシーゴーを投げ飛ばす。

上達したジュニアに、次は盗みの訓練を課す。レーザーセキュリティをかいくぐり、目的のものを盗む訓練。そして、タイムが縮まり、いよいよ実食!・・・じゃなくて、実戦・・・(爆)。


キムの家。

キム、シーゴーのことだから、きっと「価値が有って、厳重に保管されている物」を盗むと予想。ロンは、じゃあ、ネットで検索してみようと言う。キムは、そんな単純じゃないと止めようとするが、ウエイドは、ロンを支持(笑)。

その結果・・・、


テキサスのどこか。

グラニー・クロケットという、クッキー作りの名人のところに辿り着くキムとロン。獰猛そうな番犬がいる。

そこへ、整形で若返った(アメリカでは良くある話なのか?)グラニー本人が現れ、匿名でビデオが届いたとそれを見せる。そこには、セニョール・シニアと、そしてジュニアが映っていて、クッキーのレシピを盗むと予告していた。

だが、警備は万全で、赤外線のセキュリティで厳重に守られているので、大丈夫だと言われる。

協力を断られたキムは、ウエイドに、そこのセキュリティを表示してもらい、レシピは自分が先に盗むと言い出す。(キム的には、それが一番の安全策だという考えなんでしょう。)


そして、夜。

シーゴーとジュニアが敷地に侵入してくる。

ガードマンの動きを封じ、番犬には生肉で注意を乱し、建物に手際よく登って、通気孔から保管場所に潜入、ジュニアは、難なくレシピカードを盗み出したかに思えたが、そのカードは、キムの書いたメモだった。

キムがすでにレシピを確保していて、キムの合図でルーファスが赤外線に触れ、警報を鳴らす。

逃げるシーゴーを追うキム。

ロンはジュニアと対戦・・・ではなく、やっぱり逃げる(爆)。

シーゴーとキム、格闘・・・。


ロンは、工場へ逃げるが、ジュニアに見つかり、ベルトコンベアの上に落とされる。

キムも、シーゴーと格闘しながら、工場へ・・・。そして、何かの材料の液体の中に落とされる。

シーゴーは、巨大なハンドミキサーの装置をキムが落ちた液体の中へ入れ、それを回す。

キムは、絶体絶命のピンチ?

いやいや、冷静に状況を分析し、ロンの言葉を思い出す。・・・「鼓動を合わせる・・・」。

シーゴーがミキサーを引き上げると、それに捕まって、一緒に回転しているキムが現れ、シーゴーを倒す。

ロンも、ジュニアをお菓子まみれにしている。

・・・一件落着。


ヘリコプターで護送されるシーゴーとジュニア。

しかし、そのヘリコプターは、セニョールシニアが操縦していた。

シニアはシーゴーにお役御免を言い渡し、シーゴーもドラッケンの迎いで、帰って行く。ジュニアはそれを見送りながら「最高の先生だった」とつぶやく・・・。


学校。

ロンの食堂は、保健所がルーファスを見つけたことで、衛生上問題ありで、閉鎖になってしまった。キムは、ミキサーを上手に操作して、ロンを喜ばす。キム「先生がいいからね・・・」・・・で、おしまい。


その後、キムは、料理が上手くなっただろうか?

ん~、それじゃ、つまんないよね?(笑)。

料理に関しては、結婚しても、しばらくはヘタクソでいて欲しいね(爆)。

その方が面白いから・・・。



あらすじ・・・。


学校、教室。

数学の抜き打ちテストの答案が返却される。(女の先生、名前、聞き逃しました。バーキン先生じゃないのは、そのあとの展開が、バーキン先生だと不都合だからです・・・笑。)

キムは、Aマイナス。(コンゴ?の任務帰りに、勉強したからと、吹き矢の刺さった教科書をロンに見せる。ロンは、そのとき、キムニケーターで9時間もゲームをしていたらしい・・・ってゆうか、9時間って、どうよ?。妙にリアルな時間設定・・・笑)。

そしてロンは、「F」・・・。先生に笑われ、落胆のロン・・・だったけど・・・、


それは、ロンが見た夢でした。しかも、授業中の居眠りで、早速、キムに、今見た夢を報告するが、現実でも、ちょうど答案の返却。ロンに渡されたのは、「F」と書かれた答案用紙だった。


ロッカー前。

授業が終わって、ロッカーに教科書をしまうキム。(しかし、その教科書は、夢の中と同じ、吹き矢?が刺さっている。・・・現実に即した夢だったってことで・・・)

落ち込むロンに、キムは、そのうち出来るようになると、慰めて、楽しい事をしようと、誘うのだが、その時、ウエイドから、アイオワの極秘研究所に何者かが侵入したと連絡が入る。


極秘研究所。

ドリルカー(?)で、研究所の壁に穴をあけてドラッケンとシーゴーが入って来る。「なんとか」(名称聞き取れず)という、頭を良くする装置が目当て・・・。ドラッケン、シーゴーに記念撮影をさせる。


その頃、キムとロンも、研究所(管制室?)に到着。

フランクリンという所員が応対するが、プロジェクト・フィーバスという計画名と、それが、レベル5の極秘事項であることから、詳細は、誰にも判らない。

監視モニターにドラッケンとシーゴーが映っているのをキムが見つけるが、その部屋には、外からは入れないらしい。

キムは一計を案じ、ルーファスを通気孔から中へ入れて、ロックを解除させる。

キムとシーゴー対決。


その最中、ドラッケンは、ロンに妨害されつつも、なんとか、頭を良くする装置に座り、それを見たシーゴーが、キムの隙を突いて、スイッチを入れる。しかし、その時、ルーファスが、ドラッケンの頭の上に乗り、一緒に、その光線?を受ける・・・。

ドラッケンとシーゴー、そのまま、ドリルカーで逃げる。

装置が盗まれず、とりあえず安心するキム・・・。


キムの家。

キムパパとママが、ウエスタンスタイルで外出。

キムは、両親に偽名?を言わせて、ポッシブルの名前を知られないようにする。(キムは、両親の格好が恥ずかしいらしい。彼らがキムの親であることを知られないようにして、送り出す。)

ロンはキムニケーターで、ウエイドから数学を教わっているが、ウエイドは、教えることは苦手らしい。キムに助けを求める。

その時、弟たちが作った小型ロケットが家の中に入ってくる。キムは、弟たちのロケット発射実験を止めさせようと、外へ飛び出して行く。

取り残されたロンだが、ルーファスが、ロンの宿題をやり始め、あっという間に終わらせてしまう。感激するロン・・・。


学校、教室。

しかし、その宿題の評価は、「F」だった。設問は全て正解だったが、途中の計算が高度なものであり、また、最新の理論が用いられていた為、先生は、誰かにやってもらったと判断したのだ。

自分でやったと反論するロンに、先生は、黒板に博士号レベルの問題を提示し、それをロンに解答させる。

ロンの右腕の袖の中からルーファスが出て来て、ロンの動きに合わせて、その問題を解くルーファス。

キムや他の生徒も、口をあけてロンの動きを目で追う。

正解を書いたロンに感激する先生。世界の宝だと、ロンを抱きしめる。


数学者会議(学校の講堂?)

ロンが講演している。

キムは、その事態が信じられないと、ウエイドに連絡する。最初は、そういうこと(遅れて才能を発揮する)もあると気にしない様子だったが、知能試験が186点(ウエイドより40点高い)と聞いて、「そんなはずは無い」と、初めて、事の異常性を認識・・・。


ニュース映像。

ロンが、人工衛星(ミールっぽい絵だった・笑)を設計し、未完成交響曲を完成させたという報道。


ドラッケンの基地。

頭が良くなったと思い込んでいるドラッケンは、最終兵器の図を書き出すが、示された、家のような図を見たシーゴーは、「その絵からは、読み取れない」」と言って、呆れる。

ドラッケンは、続けて何か書くが、ヘタクソな犬や馬にしか見えない・・・。


ロッカー前。

キムは、ロンが急に天才になったことを信じられないでいる。(・・・というか、「許せない」という感じに見える<笑>。キムは、ロンが自分より優れたりしていると、妙に、認めたがらない性格のようだが、これは、シナリオ上のトリック。エピソードに直接関係する内容の場合、視聴者に強く印象付ける為、そのようなセリフなり行動なりを余儀なくされている。あまり関わらない場合は、「凄いじゃないロン!」と、偶然そうなった場合でも平気で誉めている場面も少なくないです。・・・作品の性質上、それは仕方がないことですが、それでも、かなり性格付けは、丁寧に行われていると思います)


ウエイドは、ロンをテストするが、ことごとく正解され、ロンを天才と認めざるを得ない状況に・・・。キムは、ロンがアイオワの研究所から戻って来てからこうなったと、ウエイドに伝える・・・。

(ウエイドが、ロンに出した問題の中に、日本のアニメうんぬん、というのがありましたが、聞き取れませんでした。何かが多い理由だったと思いますが、その何かって?・・・)


飛行機で移動するキム。

とある、田舎町で降りる。

一軒の家を訪問するキム。相手は、ブルード(?)博士。


ドラッケンの基地。

ドラッケンの描いた絵を「ピカソかと思った」と言うシーゴー。

TVのニュースで、ロンの天才振りを紹介しているのを見て、ドラッケンは、自分の替わりにロンの頭脳が天才になったと思い込む。そして、それを取り戻そうと考える。


ブルード(?)博士の家。

プロジェクト・フィーバスについて説明を受けるキム。天才科学者たちの脳波を使った装置であるらしいが、効果は、ほんの一時的なもので、あと4日ほどで効果がなくなるらしい。

キムは、ロンがドラッケンに狙われるんじゃないかと、危機感を抱く。

(なんだかんだ言っても、キムにとってロンは大切な存在。守らなくっちゃ!・・・爆)


記者会見(?)。

ロン、分野の違う説明をして、記者が突っ込むが、その意味もわからないロンは、さらにトンチンカンな発言。そこに、天井を破ってドラッケンの円盤が現れ、ロンをさらって行く。


キムの家。

ロンを心配するルーファスに、大丈夫だから、何かやってなさいというキム。

キム、ウエイドから、ロンが天才になったわけでは無い事を知らされる。監視画像のロンの袖口にルーファスの姿が!・・・。驚いて、ルーファスを見ると、キムの目に飛び込んで来たのは、ルーファスが描いたキムの肖像画。


ドラッケンの基地。

ドラッケンは、天才になったロンに、ガラクタで最終兵器を作らせようとする。

(「ぶち込む」と「放り込む」の意味の違いについて、シーゴーに見解を求めるドラッケン。相変わらず冷静なシーゴー、爪とぎをしながら、博識振りを発揮?・・・)


閉店後の不動産屋(?)。

物件の書面を物色するルーファス。

キム、ウエイドと連絡。ルーファスが見つけた寝室10個の物件は、ドラッケンが借りたに違いない!


ドラッケンの基地。

ロン、最終兵器「ガラクター」を完成させるが、どう見ても、そうは見えない。ドラッケンは、ロンをピラニアのいる水槽に放り込む。

その時、丁度キムが到着。間に合わなかった、と思ったが、ルーファスがキムニケーターに仕込んでいたゴム状の物質を発射し、水槽の上にトランポリン状の膜を張り、ロンは、その上を飛び跳ね、助かる。

ドラッケンとシーゴーの前に立つキム。彼らにゴム状の物質を発射し、動きを封じ込めるが、多くの鎧ロボットが現れ、キムとロンを水槽に追い込む。

何度かトランポリンみたく跳ねて攻撃をかわしていたが、ゴムが効果を無くして、キムは水槽の上部にへばりつく。しかし、上では、鎧ロボットが待ち構えている。

ロンは、弾き飛ばされて、ガラクターの操縦席(?)に着地。ガラクターが回転を始め、回りながらレーザーを発射し、鎧ロボットを撃退、キムを助ける。(・・・というか、キムは、地力で水槽から上がって来る。)

ゴムに封じ込められたドラッケンとシーゴーをそのままに、帰るキムたち。・・・一件落着。


キムの家。

ロンに宿題を教えるキム。

正解したロンを誉めるキム。

そして、ルーファスの様子を見に行く。


別室。

パソコンの前で、ウエイドと天才対決を始めようとするルーファス。

ロンとキム、その様子を覗いて、ドアを閉め、戻る。

ロンの「もう、たくさん・・・。」・・・で、おしまい。



シリーズ最終エピソード、終わっちゃいましたね。


とりあえず、「卒業おめでとう」、とでも言っておきましょう。

でも、

オイラ達は、まだまだ、KPから卒業出来ません(爆)。

ってゆうか、何年でも、留年しましょう・・・(激爆)。


まぁ、最終回にしては、ちょっと展開が端折り過ぎかな?

でも、

湿っぽい感じを、あえて排除して、楽しい気分を演出してました。

キムのミニスカート姿もありましたし・・・(爆)。(あったよね?)


あれって、今までは、きっとNGだったんだと思いますよ。

最後だから、いいか?・・・って感じ?・・・(笑)。


いやいや、あれはあくまでも、フリル付きのホットパンツ(正式名称、なんていうのか知らないです・爆)。・・・であれば、OKです。問題無し。めでたしめでたし(笑)。

アニメの制作は、いろいろ厄介なんですよ。お約束が多い・・・こともあります(笑)。


さてさて、

エピソードのあらすじは、レギュラーの時間帯の放送までお待ち下さい。・・・ってゆうか、誰も待ってないか?・・・(撃沈)。


地上波でカットされていた数シーン、見れましたね。

まっ、たいそうなシーンではありませんでしたが、あぁゆうカットをさせちゃう、ディズニー本社ってどうなんでしょ?。 基本的に、カットはNGですよ。 たとえ、自社の宣伝番組とは言え、そこは曲げちゃいけません。・・・と、オイラは思います。カットせずに、1本分を2本に分ければいいわけですしね・・・。


カットされる部分ってのは、どうでもいい部分に見えますが、そういうところにこそ、「夢」があるんですよ。ディズニーランドってそういう感じで作ってるんでしょ?・・・行ったことありませんが・・・(激爆)。

日本のディズニーも、まだまだ甘いですね。


アニメーションって言うのは、1秒間分作るだけでも、かなり大変なんです。そういうところ、大事にしてもらいたいですね・・・。


それにしても、

最終回ということで、エンディングでは、悪者勢ぞろい(笑)。

そうそう、彼らがいなけりゃ、KPは成り立ちませんからね、ホント、愛すべき悪者たちですが、中でも、セニョール・シニア・ジュニアが、卒業式を見に来ているなんて、笑っちゃいました。しかも、ボニーと絡むシーンもあったんですね(笑)。ジュニアとボニーが組んで、キム&ロンと戦うエピソードを見てみたい・・・気もします(笑)。


卒業後のロンがどうなったのかも、気になります。

キムは、引く手あまたで、きっと、ロンドンか、ベルリンの大学にでも行ったと思いますが・・・いや、もし、続編的なものがあるとすれば、結局、ミドルトン大学(ドラッケン大学)にでも入ったんじゃないでしょうかね?

政府の援助があるわけですから、そう簡単に予算がなくなる話でもないし、おまけに、ドラッケンは、英雄扱いですから・・・(笑)。そのまま「記念大学」が出来ても、おかしくない感じです。KPの世界観なら、どうとでもなります(爆)。


そうそう、ロンの話でした。

無論、ロンもドラッケン大学なら入れます(笑)。しかも、ドラッケンのコネで・・・(爆)。

あ~そうでした・・・。

そもそも、ドラッケンが、そのまま良い人に成るかって話ですが、表向きは、良い人で、裏で、悪者を支援するって感じでしょうか?

もちろん、シーゴーは、悪者でいてくれないと・・・です(笑)。

ココアムーを飲むシーゴーは、あれっきりで十分です(爆)。


キムと、ロンと、同じ大学に通って、これまで同様に、ミドルトンで生活して、そして、悪者と戦っていて欲しいと、オイラは思います。 もちろん、違うシチュエーションでも、受け入れますが・・・(笑)。


いずれにしても、

こんな楽しいアニメは、なかなかあるものではありません。

作る方は大変でしょうが、近いうちに、新作のTVムービーが出来るだろうことを、信じて、一旦、お別れということです。


ありがとう、キム・ポッシブル。

また逢えるよね?

あ~、そっか。。。こんなエピソードも有ったのか・・・。

ロンの「ひと目惚れ」エピソードですね。

キムは平然と対応している感じですが、実は、違うんですね・・・たぶん(笑)。



あらすじ・・・。


映画館のチケット売り場に並んでいるキムとロン、そしてモニーク。

列がなかなか進まないので苛立つロン。

ロンは、汗っかきのラマーのせいだと思い込んでいたが、いざ順番が来ると、売り場の窓口にいたのは、可愛い女の子だった。緊張?して上手く話せないロン。


ブエノナチョ。

キムたち3人。

ロンは、自分があの女の子の前で、ヘマをしたんじゃないかと落ち込んでいる。

キムは、そんなロンを現実を無視して(爆)励ますが、ロンは、「恋愛の決まりごと」と称して、なんかウジウジしてる。

(ロンは、ここで、「お決まり」という言葉を使って、恋愛について語るのだが、その「お決まり」という言葉に関して、キムは、異議を投げ掛ける。・・・というか、ロンの「お決まり」という決め付けに対して、嫌悪感さえ持っているようだ。ロンはこのあとも、事あるごとに「お決まり」を持ち出すが、キムは、再三、「お決まり」なんて無い!と反論している。)

(KPでは、よく「パターン」を持ち出して、話の展開を面白くしていますが、ここでいう「お決まり」も、このエピソードを越えて、KP全体に掛かってくる言葉なのではないかと考えます。それには、二重の意味が有り、ひとつは、製作者から見た、エピソードの展開上の「お決まり」。そして、もうひとつは、KPという物語の中のキム自身の「お決まり」。・・・この物語の中で、前者は、キムとロンがくっつくことは、「お決まり」的である。しかし後者、キムがロンを好きになることは、「お決まり」に反していると考えれば、キムが「お決まり」にこだわるロンに反発するのは、当然のように思うのです。・・・考えすぎ?・爆)


さて、そこへ、ウエイドから、キムパパから「宇宙センター」に問題が発生したと連絡が来たことが知らされる。


宇宙センター。

キムパパ、大型電磁石のテスト中。そこへキムとロンが来る。

2人を極秘の研究室に案内するキムパパ。何重ものセキュリティを通過し、最後は全身スキャン(ガイコツに透けて見えるやつ・・・999の劇場版でやったやつだね)を通って、研究室へ。

そこに、フェンデリー博士がいて、ロボットの試作品が盗まれたことを話し、犯人は、最近までここにいた研究員のビビアンではないかということになる。


地下秘密通路。

ビビアンは、「ロボット・ランブル」という場所に出入りしていることを突き止め、キムとロンは、いとこのラリー(ゲームオタク?)に案内してもらう。

音声認識のセキュリティもあるその場所では、仲間が集まって、ロボット同士の戦いが行われていた。

キムはビビアンを見つけ、フェンデリー博士のことを持ち出すが、彼女は、関わりは無いと言う。

そして、ビビアンは、オリバーという男を呼び、彼の持っているロボットと対戦するようにキムに言う。

ロンは、逃げようと言い出すが、戦わないと情報が得られないからと、キムはウエイドに相談して、キムニケーターをロボットとして、ウエイドに操縦してもらい戦う。

キムニケーターロボットは、逃げ回るだけで、結局、壊されてしまう。

オリバーのロボットには、学習能力があり、人工知能を有するようだ。そのこと(盗んだロボットではないか?ということ)をオリバーに問いただすと、オリバーは怒り出し、キムたちは、集まっているみんなも、「出て行け!」と出口に追い詰められて、とりあえず退却することに・・・。

(ロンは、美人のビビアンには不釣合いなオリバーを「お決まりに反している」と悪態をつくが、キムからは「お決まりなんて無い!」と怒られる。・・・前述のキム自身の気持ちが、お決まりに反していると感じているのか?。そう考えると、キム自身の苛立ちも理解できるような気がしますよね?・・・え?、考えすぎ?・・・爆)


映画館のチケット売り場。

ロン、チケット売り場の女の子の名前を知る(ジータ)。

何度も並んで、全ての映画のチケットが揃う(笑)。

最後にもう一度並んで、思い切ってデートに誘うが、外のマイクのスイッチが切れていて、それは彼女には通じてない(爆)。


宇宙センター。

キムは持ち帰った人物情報をキムニケーターから立体映像でフェンデリー博士に確認してもらうが、オリバーのことは知らないと言う。


映画館内、上映中。

ロンは、映画を見ながら、「こんなこと、有り得る訳がない」と、文句をいっている。

そこへ、スクリーンに突然ウエイドの姿が映る。

ウエイドは、キムが入り口で待っていると伝えると、映画が中断して怒っていた観客も、キムがロンの恋人だと勘違いして、ロンを映画の主役のように送り出す。


映画館出入り口。

手持ち無沙汰に待っているキム。

ロンが来ると、早速、ロボットランブルへ行くと言い出すが、ロンはキムと一緒にいるところを、ジータに見られて、恋人と勘違いされないか心配する。

キムは、考え過ぎだと無視して、堂々とロンを連れてチケット売り場の前を通って行く。

(キム自身は、この頃は、ロンへの想いが薄いにしても、ロンが他の女子を好きになることを素直に喜べない、ということを表現していると思います。いや、そう思いたいです・・・爆。)


ロボット・ランブルの入り口→中。

今日は(この時間は?)、誰もいない。

ウエイドは、セキュリティ解除の道具として、くしを用意。見事に解除。

中に入り、防犯センサーをロンが踏むと、そこに安置してあったロボットたちが、一斉に、キムたちに襲い掛かって来た。

なんとか、オリバーが持っていたロボットを取り返し、脱出を図るが、ロボットの一体が、ロボットランブルの外の地下レールまで追って来る。

乗り物に乗って必死に逃げるが、そのロボットは、しつこく追い掛けて来る。キムがウエイドに助けを求めてキムニケーターを取り出すが、ロボットの攻撃で、乗り物の前部にはじかれる。

ロンが、キムニケーターを取りに、乗り物の上を這って行くが、地下レールのカーブで、遠心力で飛ばされてしまう。

尚もロボットはキムを捕まえようと、しつこく迫って来るが、進行方向か巨大な光を照らす乗り物が、唸りを上げて迫って来た。

驚くキム。追いかけて来たロボットは、何故か危険を感じて、逃げて戻ってしまう。

すると、そこへ現れたのは、手押しトロッコでゆっくりやって来たロンとルーファス。音はキムニケーターから出されていたもので。ウエイドが考え付いた作戦だった。

(ってゆうか、ロンはどこまで飛ばされたん?って話は、やっぱり、しちゃダメよね・・・爆)


キムの家。

一件落着だが、キムは、なにか引っ掛かってる様子で、元気がない。キムパパが心配している。

そこへ、ティムとジムがロボットを作って持ってくる。

動きに反応するというそのロボットは、キムの行く手を妨害するが、次第に暴走して、壊れてしまう。

キムパパは、それを見て、フェンデリー博士も、ロボット作りが下手だからと、ぼやくが、それを聞いたキムは、謎を解明したように明るくなる。

ウエイドからも、フェンデリー博士が論文を書いてないことを知らせる連絡が入る。


宇宙センター。

オリバーが、ロボットを返せと、フェンデリー博士の元へ現れる。

そこへキムが到着。

キムが、フェンデリー博士は、ロボットが作れないと見抜くと、フェンデリーは、ロボットを持って逃げ出す。しかし、近道を通り待ち伏せすると、巨大電磁石を操作して、フェンデリーからロボットを取り返すことに成功。

と同時に、オリバーも電磁石に吸い付けられてしまう。

オリバーもロボットだったのだ。

それを作ったのは、V(ビビアン).F(フランク).ポーター博士。

つまりは、そのロボットも、オリバーも、ビビアンが作ったものだったことが判明した。フェンデリーは、ロボットの自己防衛機能により捕まり、一件落着・・・。


映画館。

ロンは、今日こそジータを誘おうとチケット売り場に並ぶが、いたのは、汗っかきのラマー。彼からビショビショのチケットを受け取り、館内へ・・・。

ついてないと嘆くロンだったが、席へ着くと、となりにジータ。

彼女からポップコーンを「ねぇ、食べない?」と言われ、喜ぶロン・・・で、おしまい。。。


(あ~、このあと、ジータとロンは、どうなったんだっけ?・・・このあとのエピソードは、全部見たけど覚えてない。そんなエピソードは、なかったかも?・・・まぁ、その先の先は、知ってるけど・・・爆)

小ネタが、なかなか面白いエピソード。

椅子に座らされて消されるとか、「アルファ」のポジションを空けていたとか、特大ブリトーとか、ペットの「ペペ」がある言葉に、過剰に反応するとか・・・。

なんとなく、何かのパロディなのかなと言う印象はありますが、解かりません。


あらすじ・・・。


場所不明(何かの展示会場?)→グローバル・ジャスティス本部

忍者風の何者かが、球体の展示物を盗んで逃げようとするが、建物の屋上でキムとロンが待ち受けている。一度は盗まれたものを取り戻したが、再び何者かの手に・・・。

ビルからビルへ逃げる犯人を追い駆けるキム。ロンは・・・、下へ降りて、追い駆ける。

犯人は途中で、路地へ降り、ある建物の秘密の入口から地下へ降りる。キムとロンもそれを追い、犯人を捕まえるが、それはロボットニンジャだった。

そして、それが、グローバル・ジャスティス(GJ)のある実験である事が判明。

ディレクター博士は、GJにロンが必要だと説明するのだが・・・。


ディレクター博士によると、キムの活躍の秘密は、彼女自身の能力ではなく、ロンの影響が大きいのではないかと考え、それを「ロン効果」と呼んでいた。

その様子を、スパイ虫が探っていた。


WWEE本部。

ジェミニ(代表者)に、ベータ隊員から、GJの極秘プロジェクトの報告がなされるが、ジェミニが作ったスパイ虫が破壊され、詳しい内容が解からない。役立たずな(?)ベータ隊員を椅子に座らせ、追放してしまうジェミニ。替わりにガンマ隊員が呼ばれる。

ここで、ジェミニはペットのペペ(猫?犬?)を手元に置いているが、このペペは、「グローバル・ジャスティス」と言う言葉に、異常に怯える反応を示す。このエピソードの中で何度も出て来ます)


GJ本部。

ロンが、研究のために、何かやらされている。

キムは、自分は調べないのかと聞くけど・・・(笑)。


ブエノナチョ。

データ収集のため、ロンには、何かが仕掛けられているが、それをいいことに、大げさな身振りをするロン。そして、どことなく偉そうにするロンに、キムは、態度が大きくなっていると、不平をもらす。


WWEE本部。

ガンマ隊員は、へまをやって(?)、椅子に座らされ消される。今度は、デルタ隊員が呼ばれ、ロンを連れて来るよう命令される。


ロンの部屋。

ロンの全てを研究する為、監視プロジェクトにより、部屋のあちこちに監視カメラ。ニキビやヒゲ(?)もアップ画像で確認する始末・・・(笑)。


モール。

キム、ウエイドから連絡が来る。ウエイドも、ロン効果に対して興味があるらしい(カオス理論という、高等な理論)が、キムは苛立ちを募らせる。

ロンは、自分の全てが「ロン効果」につながると、あれこれ、行動している。

そんな時、ルーファスがイタズラで、ロンの指に指カバーをかぶせると、側にあった商品ワゴンが動き出し、それが、たまたまデルタ隊員を直撃。

その様子を見ていた、ディレクター博士は、これこそ「ロン効果」であると、確信するが・・・。

デルタ隊員は、正体を見破られたので、椅子に座らせられようとするが、別の椅子に座り、難を逃れる・・・ことは出来なかった(爆)。

ジェミニと、そして、その様子をモニターで監視していたディレクター博士は、共に、自らが動き出さねばと考える。


クラブバナナ。

キム、モニークの話を上の空。

そこへロンが来て、モニークの選んだ服を、おばあちゃんに似合いそうだと言って、モニークの怒りを買う。


ブエノナチョ。

ロンが特大ブリトーを注文すると、直後にディレクター博士も同じものを大量に注文。隊員に同じものを食べさせて、「ロン効果」を期待する。

さらに、そこへジェミニも現れる。

彼は、ロンを連れ去ろうと、GJ隊員を攻撃し、次々と隊員を倒し、ロンを抱えて、ヘリコプターに乗り込む。

キムは、へりを追い掛け、フックガンで、上空のヘリにたどり着くが、ジェミニの攻撃で、落とされてしまう。

落とされたキムは、ディレクター博士の飛行機に助けられる。

そして、ジェミニが「ワールド・ワイド・イーブル・エンパイヤ」(WWEE)と言う組織の代表者である事を聞かされる。


そして、ディレクターとジェミニが、双子である事も・・・。


WWEE本部。

ロンを拘束し、「ロン効果」について何か聞きだそうとしているジェミニ。


GJ本部。

WWEEの本部が、北大西洋にあることが判明する。


WWEE本部。

ジェミニは、ロンを味方に引き入れようと、彼を脅し、さらに、こういう時のために空けておいたという「アルファ隊員」のユニフォームを差し出す。


海上。

水上バイクで探索中のキムとディレクター。

そこに基地が浮上して来て、上空からヘリコプターが着陸。ブリトー(特大サイズ)を搬入(笑)、それが、ジェミニに届けられ、ロンを誘うエサに使われる。


その間に、キムとディレクターは、基地へ潜入。

ジェミニの部下と戦闘・・・。


ジェミニは、「シェルダン」。

ディレクターは、「ベティ」と言う名前が本名であるらしい事が判明。

二人は、兄妹喧嘩のように戦い始める。


キムは、ロンの元にたどり着くが、ジェミニの攻撃の余波で倒れて来た装置に突き飛ばされて気を失う。

基地の内部が、かなり破壊されて来たので、ジェミニは脱出装置(カプセル)を準備、ロンと共に逃げようとするが、そこへルーファスが、ジェミニの指に指カバーを装着する。

キムが意識を戻して、椅子に拘束されていたロンを開放すると、ジェミニは、指カバーを外そうと、自らの光線で自滅し倒れる。

ディレクターが、これこそロン効果だと、ロンを讃えるが、ロンは、これは「キム効果」だと言って、キムを立てると、キム、「やさしいのね」と、飛び切り感情を込めてロンに言う。

そして、基地を脱出。


GJ本部。

「ロン効果」は、効果が無いことが解かったが、プロジェクトの成果として、新たに「ルーファス効果」を見つけたとなって・・・おしまい。


最後のところで、ロンが「キム効果」だと言った事を受けて、キムが「優しいのね」と言うくだりは、今後の二人の関係を近づけていく為の伏線でしょうか?

#22でも、キムは、ロンに対して、強く拒否出来ない感情を表現していますが、ある意味「ネタ」としての設定と考えても良いかもしれませんね。この段階で、キムとロンの行く末が決まっているのなら、それもありでしょう。もっとも、最後は「嫉妬」するところまで行ってますから、この手の作品にしては、割と人間関係(心情的な部分)は、丁寧に作っていると考えられます。