キムやロン、ルーファス、そして、ボニーのクローンがたくさん出て来ます。

で、特段、これと言った内容は無くて、お笑い重視のエピソードかな?


あらすじ・・・。


学校、食堂。

キムとロン、食事。メニューは、七面鳥と野菜のプディング。

上級生テーブルのメニューは、獲れたての海の幸。うらやむロン。

そこへモニークが来て、キムニケーターを借りる。

エリサ・クリーグ(?)のファッション番組を見ようとすると、キムが軽蔑の眼差し・・・。モニークが、「これが流行だもん」と答えると、「何でみんな自分のスタイルがないの?」と、ちょっと怒り気味のキム。

番組で、ピンクのふんわりスカートを紹介している。キムは、それを見て、「こんなのサイテー。普段、こんなスカートはく人なんて、いるわけ無いでしょ!」というが、目の前をその服装のボニーが歩いて来る。そして、上級生テーブルへ行き、上級生の歓迎を受ける。腕組みして唸るキム。


夜、ビル街、どこかのビルの屋上?。

キムとロン、上級生テーブルに座ったボニーの件について、言い合ってる。

そこへ、フェンス博士が来る。

衛星からピンポイントで攻撃出来るレーザー光線を開発(レーザーコントローラー)した。(実際にテストして見せる)。しかし、その技術を盗もうとしている奴がいるとのことで、キムを呼んだのだが、そこへジェット飛行艇の巨大なモニターに映るドラッケンが現れる。

そして、シーゴーに装置を盗ませる。

ジェットパックで飛行艇を追うキムとロン。しかしキムは、シーゴーにジェットパックを外されて落下・・・?、いや、飛行艇の着地用の脚にしがみついてた(爆)。

フックガンのワイヤーで、シーゴーの前に現れ、炎をを出してる左手を機体にくっつけ固定し、コントローラーを奪い返す。

しかし、ワイヤーを切られて落下。そこをロンがナイスキャッチ。

シーゴーの手が外れなくなって、飛行艇はエンジンを損傷し、海へ落下。

キムを抱えて飛ぶロンだが、ビルに接触し、ジェットパックが破損。

ダウンロード音楽祭をやっているステ-ジに向かって落下し、キムがフックガンで何とか上手く着地する。ロンも音楽祭に来ていたエリサ・クリーグ(ロンはおしゃれの先生と言ってる)の膝の上に着地。

クリーグは、舞台の上に着地したキムを見て、「あの女の子は誰?」と聞く。ロンが「キム・ポッシブル」だと説明。


次の日、学校、食堂。

ピンクのフワフワスカートをはく女の子だらけの上級生テーブルで、相変わらずもてはやされるボニー。

キムは、「あそこに座ったからって、偉くなるわけじゃない」と言うと、モニークは、「あなたは世界を救ってる。ボニーよりあなたの方が偉い」と続けるが、キムは「私はみんなと変わらない」と返す。

ここでの図式はこう・・・。モニークもロンも、キムは世界を救っているのだから、上級生テーブルで美味しい食事をする権利はある、と考えているが、キムは、そういうことではなく、単純にボニーがそこに座っているのが気に入らないだけ・・・、ということ。まぁ、キムもあまり良い性格ではないということですな・・・残念ながら・・・爆)


ドラッケンの基地。

ドラッケン、「キム・ポッシブルには、いつも負けてばかり、認めるのは悔しいけど・・・」

シーゴー、「戦ってるのは私よ・・・」

ドラッケン、「お前が勝てるように、何とかしようじゃないか!」「お前の数を増やすのだ。それで軍隊を作って、キム一人と対決させる・・・」

シーゴーは、「何それ、またクローンの話?」とややムカつき気味。

そして、「クローンは作らせないと、契約書にあるでしょ」と、契約書をドラッケンに見せるが、「そんなの昔の話だ」とドラッケンが言うと、「そんなら私はもう辞める!」と部屋を出て行く。

(契約書があるんですね・・・笑。年俸はいくらなんでしょう?。ってゆうか、ドラッケンって、どうやってお金集めてるんですかね?。あ~、はいはい、それは、言いっこなし、でしたね・・・爆)


エリサ・クリーグのスタッフルーム(?)。

ビデオで、ファッションのアイデアを見つけようとしている(?)スタッフ。

エリサがキムの服装をチェックし、「世界中が、ビビッと来るはずよ」と、言う。


デザインデッサンから、ファッションショーにオーバーラップする、キムの任務服。


ミドルトンモール。

キムを呼びつけたモニーク。

ウインドウに飾られた、キムの任務服のコピー(?)商品。

キムは、自分を上級生テーブルに座らせるための手段?と考えるが、モニークは、「これは、キムスタイル。世界のスタイルよ」と、店先を指差すと、その店から出て来るキムスタイルの女の子たち。

ふんわりピンクの次は、アタシ?」と、戸惑うキム・・・。


学校、敷地内。

生徒たちで溢れかえる。

そこへロン・・・。キムスタイルの女の子を、キムと間違える。

本物のキムは、チアリーダーのユニフォームを着て、キムスタイルの多さに呆れる。


どこかのリゾート地。

ビーチベットでくつろぐシーゴー。

ドラッケンからの電話も、クローンの話で、放り投げてしまう。


学校、食堂。

モニークとロンが、キムを上級生テーブルに座らせようと、強引に連れて来る。

二人にキムスタイルの事で説得されて、その気になるキム。

キムスタイルのボニーに「ステキね」と言うが、ボニーに、「アリガト、あなた頑張ってるけど、その服全然に合ってない」と言われ、笑いが起こる上級生テーブル(?)。ボニーも笑ってる(クソッ)。

キム、すごすごと引き返して来て、「これ、アタシルックなのに・・・」(目が寄り目)と、肩が固まって(?)退出・・・。


ドラッケンの基地。

シーゴーのDNAを諦めて、手下を使おうと考えるドラッケンだが、手下の情けない仕草を見て。「人類に対する犯罪だ」と言って、別の方法を考える。

TV番組紹介で、キムスタイルの流行を見て、「キムポッシブルの軍隊だ」と頭を抱えるが、「キムポッシブルを倒せるのは、キムポッシブルだ」と、発想する。


学校、体育館。

通気孔に、遠隔操作のロボ飛行機(?)を侵入させるドラッケン。

ロッカーの天井に穴を開け、キムの任務服(?)を盗み出す。


ドラッケンの移動基地(トレーラー?)。

任務服から髪の毛を採取し、キングコブラと、ゾウ、そして、ドラッケンの飼い犬(?、コモドアーパドゥルズという名前のプードル。小さいのに凶暴らしい)のDNAを組み合わせたクローンを作るが、出来上がったのは、キムではなく、ボニーのクローン。

ドラッケンは、間違えたDNAを持って来たな、と怒っている(でも、それはドラッケンの責任・・・爆)が、ボニーのクローンも凶暴なよう(キムの写真を噛み千切っている)なので、「十分使える」ということに・・・。


ブエノナチョ。

キムとモニーク、そしてロン。食事中。

キムは、ロンの横にクラブバナナの袋があるのを見て、「何買って来たの?」と問いつつ、袋を無理矢理取り上げると、中を見て驚く。

「ウソでしょう、アンタまで・・・」とキム。「それはメンズキム」とロン。

そしてルーファスも・・・(爆)。あきれ果てるキム。

キムが帰ろうとすると、ボニー・・・、にぶつかるが、そのボニーは、「グルルッ」と唸って、キムを持ち上げ投げ飛ばす。

キム、二人を連れて店の外へ逃げるが、そこにはボニーが・・・!

キムタチが驚くと、一緒に驚くボニー。

そして、「アンタって、何故いつも、そのダサい服着てるわけ?」といつもの悪態をつくと、「ボニー!本物ね♪。そのムカつく言い方はアンタ!」と、ボニーに抱きつくキム。

ボニーに、「アンタ何してるの?」と突き放されると、直後に、店の中から、何人ものボニーが出て来る。


CM。(次のシーンと、シチュエーションが繋がらない。。。)


ブエノナチョの外。

3人組みのボニークローン(凶暴そう)が、店の周りを回りながら、キムを探している。

フタ付きの大きなゴミ箱の中から顔を出し、辺りの様子をうかがうモニーク。

ゴミ箱の中にキムとロン、そして、本物のボニー(笑)もいる。その底には、ソーダ水が溜まっているので、みんな、グチャグチャのベトベト・・・。

4人、ゴミ箱から出て、モニークは、ボニーを送って行く。

ロンが足を滑らせて、ゴミ箱から出るのに手間取っていると、そこへクローンボニーが一人現れる。ゴミ箱の中のロンを襲おうと、飛び掛かると、間一髪、ロンはゴミ箱から脱出。クローンボニーが、ゴミ箱に落ちる。キムがゴミ箱のふたを閉めると、しばらく静かな状況・・・。

中を覗いて見ると、いなくなってる・・・。???溶けたのか?。

ウエイドと連絡を取る。

どうやら、クローンは、正しく作られたものではないらしい。

犯人はドラッケンらしいと断定、ウエイドが電気をたくさん使ってる場所を見つけるが、そこは動いてるらしい。


ブエノナチョの横を、ドラッケンの顔が入ったピンクのトレーラーが過ぎ去る。


トレーラーの運転席。

ドラッケンが、自分のミスを棚に上げて、キムを探してる様子。

シーゴーのことを気に病む。「ワシに会いたがってるかなぁ・・・。」


どこかのリゾート地。

マッチョマンの操舵で、水上スキーを楽しむシーゴー。


トレーラーの運転席。

ドラッケンが物思いに耽ってるが、部下もぼんやりしているので怒り出した時、キムとロンが後ろのスペースに天井を開けて入って来る。

ドラッケンは、部下に、キムのDNAを取って来るよう命令。

部下たちはキムを襲う。ボニーのクローンもいる。

キムが、クローンマシーンを見つけて、ロンに言う。

ロンは、クローンマシーンの前に立つが、壊す方法がわからない。ルーファスも、わからない。その間にも、キムは、ピンセットを持ったドラッケンの部下やボニークローンに囲まれる。

ロンが、キムの元に戻るが、何本かキムの毛が抜かれる。

キムは、なんとか、反撃して、トレーラーから、ロンと共に脱出する。


トレーラーの実験室。

ドラッケンは、キムのDNAが、どれなのか判らず、サンプルを適当にクローンマシーンに入れる。最初に出来たのが、ルーファスのクローン(凶暴)。そして次の実験へ・・・。


外。

トレーラーから、ボニー、ルーファス、そしてロンのクローンがたくさん出て来る。

ロンにおとり役を頼み、トレーラーに入ろうとするキムだが、中からキムのクローンが出て来た。(全部で3体)追われるキムにウエイドから、「ドラッケンのクローンは、不安定、つまり、科学的に変化し易い」ということが伝えられる。「水素と酸素と二酸化炭素の化合物に溶ける」。

キムは、「科学の実験をしているヒマはない」と言うが、ゴミ箱のことを思い出す・・・「ソーダ水」。そして、ブエノナチョへ向かう。


ブエノナチョ。

カウンターの中に隠れるロン。

クローンロンの3人組が、店の中に入って来て、店内は大混乱。

クローンのルーファスがロンを襲う。

キムが店内に入って来ると、二人のクローンボニーがキムに飛び掛かる。

倒されたキムは、カウンター内のソーダ水タンク(?)を見つける。

フックガンで、注ぎ口を壊すと、液体が噴出してクローンボニーに掛かるが、なんとも無い。キムがその液体をなめると、それはレモネードだった。

クローンボニーの後ろに、クローンキムの3人組も合流。

キムはあらためて、タンクから別の注ぎ口を取り出して、クローンたちに噴射すると、緑色に変色して、溶けてしまう。溶けた後の液体を見つめるキム、「もう、サイテー・・・」

(ソーダ水を掛ける時のキムの表情が、おちゃめ。ロンの時もそう・・・。KPは、そういう作品ではないように思うが、まぁ、たまには良いのか?)

「キム!」と助けを呼ぶロンの声。

ロンがクローンロンにやられている。

キムが、またソーダ水を噴射すると、クローンは溶けて、ロンもベチャベチャに・・・。

そして入り口にドラッケンが姿を現し、「全然ダメじゃないか。なんでこんなことになる?」と言うと、そこへ、シーゴーが車でやって来る。

シーゴーに駆け寄り、「クローンは作らない」と言ったので、シーゴーは「やれやれ」と言う感じで、ドラッケンを車に乗せて、走り去る。


学校、ロッカー前。

「キムスタイルは、もう激安価格」とモニークがキムに報告。

キムが、「上級生になるまで、あのテーブルには座れないみたい」と言うと、「ロンは、今、ブレーク中!」とモニーク。


TV番組で、ロンの服装をしたモデル(女の子)がルーファスを肩に乗せて、ポーズ。

ロンスタイルのルーファスが、サングラスを掛けて・・・、おしまい。


シーゴーのリゾートネタは、これ以降も何度かありますね。

今回のエピソードは、シチュエーションは面白そうなんだけど、ちょっとイマイチな内容でした。KPの世界観がつかみきれてない人のシナリオだったんでしょうか?。それとも、英語の言葉遊びが多いエピソードなのかな?


今回は、キムが、とうとう宇宙へ出ました!・・・というエピソードです。

まぁ、キムにとって、「どうってことない・・・」ですよね(笑)。


それにしても、キムパパの娘を溺愛する姿は、どこの父親も同じなのでしょうか?(爆)。もっとも、あれぐらいカッコいい父親なら、娘も素直にその愛情を受け止めることが出来るでしょうが、ほとんどのお父さんは、「臭い、汚い」なんて言われちゃうんでしょうね・・・合掌(爆)。


あらすじ・・・。


モンキー・フィストのアジト。

モンキー忍者に、準備が整った(修行が完了?)ことを確認(修行の成果を見る)する、モンキー・フィスト。そして、モンキーの支配者としての「お告げ」を聞くために、怪しげな祭壇を開き、鎮座する。

すると、ちょっと「うさんくさい」神様が現れ、「一番頭の良いモンキーを探し、宇宙へ行け。究極のモンキーの支配者は、きっと”アンストッパブル”(たぶん英語、止めることが出来ない、という意味か?)になる」と、語る。

モンキー・フィスト、お告げを聞いて喜び、「世界は私のものだ!」と威勢を上げる。


キムの家。

元気なく、キムママのいるダイニングに入ってくるキム。

ママが悩み事?と、聞いて来る。

キム、「うちのパパ、ロケットファンデーに、今年も行こう」と誘われたと話す。

ママは、「嫌なら、そう言えば?」と、軽く返すが、キムは、「言えるわけない、私はもう大人よ、と言っただけで大変だもの・・・」と答える。

そこへパパ。

お揃いの「ロケットファンクラブのトレーナー」を持って来るが、キムのは8歳の時に買ったもので、いかにも小さい。パパに「着なさい」と言われ、ママに救いを求めるキム(笑)。

ママは一応、「キムは、ロケットファンデーに行く歳じゃないんじゃない?」と言ってくれるが、何故かキムは、そのトレーナーを着る。(おへそが出て小さいけど、任務用の服と大差ない・・・爆)

そこへ、そのトレーナーを着たロンが、ロケットファンデーに行こうと、誘いに来る。

「何とか逃げようとしてるとこ・・・」と、呆れるキム。


モンキー・フィストのアジト。

訓練してるモンキー忍者、そして、インターネットで、頭の良いモンキーを探す、フィスト。地面を掘って動物園から脱走しようとする猿や、ドラマ出演してる猿。そして、とうとう、宇宙服を着た猿を見つける。


ミドルトン宇宙センター。

パパの車で、検問ゲートに着くキムとロン。

警備員(フランク)に「今日は何しに来たんだい?」と言われるキム。

パパが、ロケットファンデーだと言うと、フランクは、「あれは子供向けのイベントだろ?」と、返すが、パパは「キムは僕にとって可愛い子供だ」と答える。

車が走り去ると、フランクが「子離れ出来ない父親って奴か・・・」と呆れてる(笑)。


ロケットファンクラブの部屋。

小さな子供たちの前に、キムとロン。

キムは、子供たちに「先生?」と聞かれると、「違う、私はただのお姉さん、ここにいる理由は何もない」と、投げやりな答えを返す。そこへパパ。子供たちに挨拶し、ファンクラブを作ったキッカケを話す。(キムに宇宙センターの仕事の素晴らしさを教えるため)

「娘のキムと素晴らしい一日を過ごしている」と言って、後ろから抱きしめるパパ。迷惑だと言わんばかりのキムの表情(笑)。(結局のところ、キムと一日中一緒にいたいからという目的でファンクラブを作ったようなものだね・・・爆)

そして、センター内を案内するパパ。

フレデリックという、新しいメンバーの宇宙飛行士を紹介する。彼は、腕のボタンを押して言葉を発し、コミュニケーションをとるサルだ。それを見て焦るロン。しかしフレデリックは、ロンに「遊ぼう」と言って、まとわりつく。子供たちが、ロンのあまりの狼狽振りを不思議がると、キムが「悪夢のサマーキャンプ」の説明をする。(回想シーン)。

フレデリックは、「友だち」と言って、ロンに抱きつく。ルーファスが、フレデリックをロンから引き離すと、フレデリックの周りに子供たちが集まってくる。

ロンが出ようとすると、キムが「パパにハッキリ言う、もうそんな歳じゃない」って、と言って、パパにに話し掛けようとするが、その前に、「可愛いキム、今日は素敵な一日だ」とパパに抱きしめられ、言えなくなった。そして、「ロンに見せたいものがある」と言って、ロンを連れて部屋を出て行く。


パパは、子供たちに、宇宙船(ロケット)が、もうすぐ特別な任務に出る、フレデリックがいろんな実験の監視役だと説明。

と、その時、突然、モンキー忍者とモンキー・フィストが現れる。


センターの外。

ロンと帰るために歩いているキム。パパに黙って出て来たことを後悔している。

検問ゲートまで来て、やっぱり戻って、ちゃんとパパに話そうと考え直すキム。しかし、検問ゲートでは、フランクが、何者かに縛られていた。


センター入り口。

キムがドアを開けようとするが、開かない。どうやら鍵が掛かっているようだ。他の入り口に行くことに。しかしそこも開かない。誰もいないセンターの周辺、異常を感じるキムは、ウエイドに連絡を取る。


センター内、ロケット管制室。

モンキー・フィストが、フレデリックを連れて来る。

キムパパは、フレデリックは訓練を受けた宇宙飛行士で、任務があると、フィストに説明すると、フィストは、「判っている、私も一緒に行くのさ」と答える。


センター入り口。

ウエイドは、「宇宙センターのシステムが妨害されている。何かあったんだ!」

キムは、それを聞いて、ロンと状況を調べる事に・・・。


ロケット管制室。

キムパパは、宇宙船の乗っ取りなんて、サイテーの奴だ、と言うが、フィストは、神聖なるお告げに導かれて来たのだ、と言い、さらにフレデリックに、「君は我々を宇宙に連れて行くことになっている、そういう運命なんだ。」と語り掛ける。

最初は、「残る」と言っていたフレデリックだが、フィストが「逆らえばここにいる連中が、危ないめに遭うぞ」と言って、子供たちやキムパパを見渡すようにすると、やむなく了解することに・・・。


管制室の外。

キムとロン、管制室にフィストがいるのを見る。

ロンは、フレデリックがフィストと組んで、何かやろうとしているんだと推測。

キムは、ウエイドに、侵入経路を確認してもらい、屋上の通気孔から入ることに・・・。フックガンで屋上までロープを張り、ロンがキムに抱きついて登って行く。(ちょっとドキッとするシーン。でも、ただそれだけで、何にも無いです。いつもは、キムがロンの手や体をつかんで行くシーンが多いから、普通の場合だと、こうなんだよね。キムの身体につかまる時のロンもなんとなくよそよそしい・・・。)


管制室。

フィストが、宇宙ステーションの武器を使って世界を支配する、と言うが、キムパパは、宇宙ステーションに武器なんてないぞ、と答える。

しかしフィストは、お告げを受けた通りに、フレデリックに宇宙に連れて行ってもらおう、と言って、フレデリックと、モンキー忍者を連れて、管制室を後にする。


屋上。

換気孔のフタをルーファスが開けて、中に侵入。

(最初、ロンが、力任せに開けようとするが、開かず、キムに「何か道具がないと・・・」と言うと、キムが、煙幕ボールと、リップグロス、今日の歴史の宿題を出す。ロンが、「宿題を見せてくれないか?」と言うのは、当たり前にしても、キムのボケがちょっと甘い。まぁ、キムは、基本、ボケないけどね。。。)


センター内の通路。

キムとロンが降りてくると、そこにモンキー・フィストが通りかかる。

モンキー忍者に追い駆けられるロン。

キムは、フィストと格闘するが、投げ飛ばされて部屋に閉じ込められてしまう。

ロンも、モンキー忍者から逃れる為、通路を走り回って、赤いドアの部屋に入る。そこには、実験室みたいな器具や装置が置かれていた。そして、その部屋は、ロケットに組み込まれるが、ロンには、どういう状況なのか、判らない。


ロケット操縦室。

フィストがフレデリックに、操縦席に座るよう命令。


管制室。

打ち上げまで後60秒、と、アナウンス。

自動制御システムが、フィストによって手動に切り替えられたため、もうコントロール出来ない。「止められない」とキムパパ・・・。


ロケット操縦室。

発射寸前に、フレデリックは、操縦席から離れ、脱出し、ロケットの外へ。


ロケットはそのまま発射された。

ロンは、凄い音だと、驚き、「ロケットのすぐ近く」ぐらいにしか思ってないが、彼は、ロケットに乗っていることに気付いていない(笑)。


管制室。

発射されたロケットを見ながら「フレデリック・・・」と嘆くキムパパだったが、そこへフレデリックを連れてキムが入って来る。「大丈夫か?無事で良かった!」と、キムに抱きつく(?)パパ。

管制室のモニターにロンの姿が映る。(実験用のクモを観察する為のカメラ)

キムは、ロンを助けてと、スタッフに言うと、「飛ばす宇宙船が無い」と言われるが、キムパパは「まったく無いわけでもない・・・」と、少し考えながら言う。


センターの外。

スペースシャトル型の宇宙船を見上げる一同。

「カッコいい!、これ、パパが作ったの?」とキム。パパは「暇な時間にな・・・」と答える。しかし、その宇宙船は、まだ試験段階。パパは「絶対に飛ぶ」と自信満々に言うが、キムが「私行く」と言うと、「絶対ダメ!。まだ試験段階の宇宙船にキムを乗せるなんて・・・」とパパ・・・。

キムは、フレデリックに操縦してもらい、さらに、ウエイドに、いろいろな計算(推力やドッキングに必要な変数)を頼む。

キムは「もう子供じゃない、でもパパが私のパパであることには変わり無い」と言って、パパに抱きつく。パパは、しばらく考えて「出発の準備だ!」と言う。


管制室。

スタッフのOKが出て、キムパパがキムに出発の確認。宇宙船が出発。


宇宙空間。

目の前に宇宙ステーション。

パパがフレデリックに、ドッキングに備えて速度を落とすよう指示。

ドッキング完了。(といっても。航空母艦に着艦するような感じ)


宇宙船の実験室。

ロンがドアを叩いている。

ルーファスが、適当にロックキーを叩いていると、ドアが開くが、そこにはモンキー・フィストがいた。フィストがロンに襲い掛かろうとすると、別のドアが開いて、キムが登場!ロンは、キムに駆け寄るが、しかしフレデリックも一緒。

キムは、フレデリックが命がけで着てくれた事と、彼がいなければ、助けに来られなかったことを話すと、フレデリックは「友だち」と言って、ロンは感激している様子。

しかし、フィストも、フレデリックが戻り、「すべてお告げの通りになった」と喜んでいる。

そして、「究極のモンキーの支配者になるのだ!」と言って、モンキー忍者に戦いの指示を出す。格闘開始。

キムはモンキー忍者と、ロンはフィストと・・・。

ロンがフィストに蹴っ飛ばされて倒れる。そして、フィストがそのロンに迫って来た時、フレデリックが、ボタンを押した。すると、みんなの身体が宙に浮かぶ。(フレデリックは、そのまま)

フレデリックは、「人口重力オフ」と言う。

しばし空中戦。そして、ロンがフィストの体当たりを避けて、キムを引っ張って床に着地すると「フレデリック、今だ!」と指示。フレデリックは、人口重力を再び稼動させると、空中のフィストとモンキー忍者が床に叩き落ちてくる。フィストたちはダウンで、一件落着。

ロンはフレデリックに「一緒に帰ろう」と言うが、彼には任務があるとキムが説明する。宇宙船に残らなければならない。

フレデリックが「逢えなくて寂しい」と言うと、ロンは、「毎日メールするよ」とフレデリックと抱き合う。


宇宙センター。

宇宙船が戻って来る。宇宙船から降りて来るキムとロン。

ロンが「宇宙船の操縦、いつ覚えた?」と聞くと、「ついさっき、フレデリックのを見てた」と答えるキム。そこへ、ロケットファンクラブの子供たちと、キムパパ、スタッフが出迎える。

女の子が「私、大きくなったら、キムみたいになりたい」と言う。

キムパパが、「キムはもう、子供じゃない・・・」と言うと、キムは「でも、大人でもない」と答える。キムパパは、「そうだ・・、だから、新しいルールを決めるぞ。その1、ボーイフレンドは、一切禁止・・・etc」と話しながら、キムと歩いて行く。

(キムが、ジョシュ・マンキーと積極的に付き合わない理由は、ここにあったのか?。でも、親友のロンといつも一緒にいれば、別にボーイフレンドは要らないのかも・・・。ってゆうか、キムは、十分、ロンといる事で楽しんでいるし、むしろ、ロンとの関係を、発展させたくないのかも?・・・パパの事で・・・爆)

宇宙船から、捕まったモンキー・フィストが降りて来る。しかし、モンキー忍者はいない。見捨てられたと、嘆きながら連れて行かれるフィスト・・・。


モンキー・フィストのアジト。

モンキー忍者の前に現れる「うさんくさい」神様。

「アンストッパブル」を「ロンストッパブル」に訂正すると、モンキーたちに告げる。

「モンキーの支配者は、ロンストッパブル・・・」となった。


ブエノナチョ。

キム「これって、かなり不気味じゃない?」

ロン「でも、こいつら、ずっと付いて来るんだ・・・」

二人の前で、訓練(?)をしているモンキー忍者たち・・・、で、おしまい。


このオチは、たぶん、第4シーズンでの制作的な意味で、ヒントになっていると思われます。で、結局このエピソードは、子離れ出来ない、パパのお話ってことで、よろしいのでしょうか?(笑)。

キムに同情する、年頃の女の子は多いのでしょうね・・・(爆沈)。


キムが全く活躍しない、数少ないエピソード。

ヒーローは明らかにロンです。

しかも、あのボニーも認めるほどの大活躍(笑)。


このエピソードは、ロンが子供のころに行ったキャンプ場での、悪い思い出に基づいて、ロンがその時の教訓を活かしつつ、対処して行くという流れになっています。

そして、作画的には、後期のシーズンと、ほとんど変わらないクオリティを持っていますので、後期のスタッフは、ここから表情などを参考にしたということが考えられます。動きも秀逸です。かなり腕のあるアニーメーターが参加していると推察されます。

たぶん、これ以前のエピソードにも参加していると思いますが、ディズニーにとって、この出来上がりは、大きな喜びを持って迎えられた事でしょう。(完全推測、あしからず・・・爆)


あらすじ・・・。


キャンプ地に向かう田舎道。

バーキン先生が、チアリーダーたちを乗せてバスを運転してる。

車内では「マッドドッグ!」(ミドルトン高校のアメフットチームの愛称)と合唱し、騒々しい。

ロンもマスコットとして、もちろん参加。マスクをかぶって、泡吹きのパフォーマンスをすると、バーキン先生に怒られる。(運転席のバックミラー越しのキムの顔が反転してない。結構良くやるミス。位置はちゃんと逆なんだけどね・・・)

ボニーに「またやってる」と言われ、ロンに声を掛けるキム。

キムは「競技会まで、テンションを押さえ気味に・・・」とロンに話すが、ロンは、聞く耳持たず。キムはさらに、チーム内でのロンの立場は微妙だと伝え、普通にしていられないかと諭す。

ロンはそれを「偉そうな指図」だと言うと、キムは「偉そうになんかしてない」と反論。

突然、ロンは、「この道知ってる」と言い出し、ウエイドに、現在位置を調べさせると、やはり、間違いは無さそう、「悪夢のサマーキャンプ」と叫ぶ。


ロンが「もっとスピード出して!」と叫ぶとバーキン先生は、「何をゴチャゴチャ言ってる?」

その時、明らかに、パンクさせようと意図された仕掛けを踏んだバスは、パンクして、キャンプ場の入り口に止まる。

バーキン先生がパンクの状態を確認して「助けを呼ぼう」と言うと、ボニーが号令を掛け、みんなが携帯を取り出す。しかし、電波が入らない。

キムニケーターも例外ではなく、通信出来ない。 

バーキン先生が、ロンにこの辺りの状況を聞くと、「石ころ一つから、ダニ1匹まで覚えてる」と答えるロン。すると、バーキン先生は、「電話はどこだ?」と聞く。ロンは、あの時(子供のころのキャンプ)を回想、公衆電話でママに電話するシーンを思い出す。

バーキン先生に案内しろと言われ、自分が現在、このチームのボスであると、認識し、この場所で生き残る方法を知っているのは、自分だけだと言って、ちょっと偉そうな態度を取るロン。

そんなロンに、「普通にして」と言うのだが・・・痛々しく見つめるキム。


一同、バスから降りる。


キャンプ場。

ロンは「ウルシ」の葉を指差し、注意。

回想シーンで、13番キャビン(バンガロー)のベッドで体中、痒くなっているロン。

そして、「みんな、僕から離れるな」と言って、キャンプ場の中へ入って行く。


キムが公衆電話を掛けようとするが故障してる事が判明。

タラが、この状況をホラー映画に例えて、みんなが怯える。ボニーは強気(笑)。「ホラー映画って、もっと男の人がたくさん出てくるし、これより(ロンを指差して)ずっとカッコいい・・・」と言う。


リスなんかが出て来て、やはり、ロンの回想シーンがある。

で、キムが「今夜はもう動けない」と言って、みんなに覚悟を決めさせる。


キャンプファイヤー。

ロンが、自分の体験を話している。

この場所は呪われている、と言うと、タラが怯えて「ホントに呪われていたらどうする?」。キム「タラ、やめて」

そして、茂みが揺れているのを見つけて、ロンが確認に行く。

キムがそんなロンに「もっと楽しもう」と、そこから離れると、不気味な怪物が顔を出す。


ロンの話は続いている。

キムが、立ち上がって「もう少し焚き木を拾ってくる」といって、出掛けようとすると、ロンが「キャンプ場の掟だ。誰かと組んで動け」と言う。

キムは大丈夫だと言うが、バーキン先生がついて行く事に。二人とも、ロンの話を聞きたくない、という事らしい(笑)。しかし、二人の後を追う怪しい影・・・。


タラが、ロンに、「ここって良い場所じゃない?森は、森っぽいし、湖は穏やかじゃない。」と言う。するとロンは「ここ(湖)には嫌な思い出がある」と言ったので、「いい加減にして」とみんなに総スカン。


ロンの回想シーン。

指導員の合図で、湖に飛び込む子供たち。

しかし、ロンだけは、中に入らない。それは、湖が、汚れている(緑色の水、臭い)と彼だけが感じていたから。

「ギル」と言う少年に、弱虫と言われるロン。

ギルはこの時間、工芸教室なのだが、ロンは彼と入れ替わることにする。


だが、それ以来、ギルの姿を見ていないと、ロンが言う。


森の中。

キムとバーキン先生。

、バーキン先生は、キムが気付かない間に、緑色の手(シーゴーではない。念のため・・・爆)に口を塞がれて、茂みに引きずり込まれてしまう。


キャンプファイヤーに戻って来るキム。

バーキン先生がいなくなったと、みんなに話す。

すると、トイレから女の子の悲鳴が・・・。

慌てて駆けつけるキムだが、すでに、姿はなかった。

そして、ルーファスが、怪物の足跡を発見。

キムは、「なんだか怖くなって来た」と、いつになく弱気なセリフ。

ロンは、「13番キャビンへ行こう」という。


13番キャビン。

ロンは、ここを司令室にすると言う。

タラが「お腹が空いた」と言えば、床の板をめくってお菓子を出してみせる。

キムが「大昔のやつよ」と言えば、ロンが、「ポップポップポーターのポーク風味チップは保存料タップリだから10年は持つ」と言う。タラも食べてみて、「悪くない」。

ボニーが、「競技会にも出られない」と言うと、「競技会なんてどうでもいい」と仲間の一人パニック状態。キムは「みんな落ち着いて、私に任せて」と言うが、ロンが、ここでは自分がボスだと宣言。

そこへ、バーキン先生がキムを呼ぶ声。


外。

キムとロンが駆けつけると、バーキン先生、「あれがヘドロを撒き散らしている」と言い、あれとは、「不気味な奴」らしい。直後にキャビンから悲鳴が・・・。

キャビンから、緑色の液体(ヘドロ)があふれ出して来た。

そしてキャビンが壊れると、そこに緑色の怪物が立っている。

その怪物は、ロンと、水泳の時間を工芸教室と交換したギルだった。

(ギルと言う名前は同じだが、発音がちょっと違うよう。エラで発音すると説明してます。「gill」と言う言葉は、「(魚の)エラ」を意味するので、言葉遊びだと思います)

ギルは、キムにヘドロを掛けて、ロンに「キムに近付くな!」と言う。

ギルは姿の変わって、不幸になった事を恨んでいる様子。

バーキン先生が、仲裁するように二人の間に入ってくるが、突き飛ばされて、さらにヘドロを掛けられる。


ギルは、湖が化学キャンプのせいで汚染されていた事を話し、通信妨害やパンクさせた事も、全部、ロンへのリベンジのためだと言う。また、ヘドロにさわると怪物に変身することも・・・。

ボニーが「変身しちゃったら競技会に勝てない」というと、「全てワナだ」とギル。

(ここのくだりは、結構、面白いやり取りです。ギルが本当の悪者でないという感じ、ってゆうか、ドラッケンみたいに、どこか抜けてるって事かな?・・・爆。)

ギルはロンに迫る。

ロンは、ギルのヘドロ攻撃をかわし、地下の抜け道からどこかへ移動。

ボニーがロンのことを「自分だけ逃げた」、タラ「なんて奴」。キムは「ロンは逃げたりしない」と言って、ロンをかばっています。

バーキン先生の首にウロコが出来てくる。


工芸教室のキャビン。

ロンが、地下通路から上がってくる。そして、何かの材料を袋に詰め込むと、そこへ地下通路からギルが現れて、あたり構わず、ヘドロ攻撃。ヘドロだらけになった部屋の中だが、ロンは何とか脱出したようだ。


はしけ(ボート置き場)の小屋。

ロン、何かを作っている。

ルーファスは、モーターボートの船外機を修理(?)。

そして、ボートに乗って、湖に出る。


13番キャビン。

ギルも、ボニーも、ロンは逃げたのか?と口にするが、キムは「ロンは私たちを見捨てたりしない」と言う。そして、、モーターボートの音を聞いて、ロンがボートを見つけたと言うと、ギルは、何故湖に出たのかと、不思議がりながらも、湖に向かう。

バーキン先生、「エラが出て来た!」。


湖。

ボートで走行中のロンを水中から追い駆けるギル。

ボートが止まると、ロンは「ガソリンがなくなった」とルーファスに言う。

そこへギルが現れて、「一緒に泳がないか?」

ロンは湖に飛び込み、「やっぱりここの水は、思いっきり変だ」と思う。

ギルは「水の中は俺の方が得意だ」と言って、ロンと格闘。

しかし、ロンは、水中でギルの脚にロープを掛ける事に成功、ルーファスにボートを動かさせて、ギルをボートで引きずり回す。ボートを止めたのは、作戦だった。

ボートは、湖を回って、はしけの小屋に激突。ギルもダウン。


翌朝。

ロンの作った網の中で暴れるギル。

バーキン先生は、ヘドロに薬品(中和剤?)を掛けてもらってる。

ギルは、大きな水槽の中へ入れられる。

キムが、ラーキン博士をロンに紹介。

ロンは、ギルを元に戻せるか尋ねる。「頑張るよ、きっと治る」とラーキン博士。


良くやったと、刑事さん(?)、あるいは保安官(?)に誉められるキムだが、「今回活躍したのはロンなの」というと、「またまた~」と信じてない感じ・・・。


バーキン先生に「良くやった」と手荒い祝福を受けるロン。

女子生徒たちも、ロンに感謝している。タラはロンのおでこにキス。

ボニーは、「アンタを見直したわけじゃない」と言いつつ、変身せずに済んだことを感謝し、「勇敢だった」と、バツが悪そうに言う。


13番キャビンの残骸。

ロンとキム。

キムはロンに「冴えてたし、勇敢だった、ここを知ってたからじゃなくて、アンタの力」と言うと、ロンは、「じゃあ、次の任務は、僕がボス?」。

キムは「考えとく」というが、ロンがしつこく聞いて来るので、「ほとんどありえないって事」と答える。ロンが頭を抱えて「何で?・・・」で、・・・おしまい。


キムは、一度もロンを疑う事もなく、信じていました。

キムは、ロンのことを馬鹿にしたり、言ってる事を信じなかったりしますが、友達や仲間の前では、決してロンを悪く言ったりしませんね。

それは、自分のパートナーであり、親友であることのエチケットみたいなものなのでしょう。そこだけは、大切に守っていると思います。

今回、ボニーも、ロンに感謝しています。

ボニーもロンがキムの親友でなければ、あんなに辛く当たらないのではと考えます。

ボニーにとって、キムこそがライバルであり、その「とばっちり」を受けているのが、ロンなんじゃないかと思いますね。

モニーク初登場!

キムとモニークが知り合った時のエピソードです。

ってゆうか、これ以前にも、モニークを見たような気がするけど、気のせいか?

最初の頃のモニークは、白目が無いんですね。

ブライトさん(ミライさんでも可)状態(爆)。(これはガンダムネタ、一応・・・爆)


キムは、これ以降、モニークと一緒にいることが多くなりますが、それでもやはり、金曜の夜は、ロンと過ごす事が多いようです。でもまだ、お互い、付き合ってるという認識はありません。恋愛対象ではないということです。

キムには、一応、ジョシュという「気になる」男の子がいます。いずれ彼とはデートする事になりますが、その間、何も進展はありません。制作的に避けたかった事なのでしょうか?(笑)。

いずれにしても、キムとロンとは、「親友」と言う意味での「絆」をどんどん深めていった事は確かです。


あらすじ・・・。


どこかの裏路地?。

ある一団に追われているキムとロン。

彼らは、「ペイン、ペイン・・・」(?)と叫びながら二人を追い詰める。

そして、彼らを振り切ったと思った時、反対側から、「スティール、スティール・・・」(?)と叫びながらまた別の一団が二人に迫って来る。

挟み撃ちになるが、キムがフックガンで、屋上にロンを連れて逃げる。

ロンが屋上から墜落すると、キムは、飛び降りて、ロンを救出し、そのまま、排気口(?)から建物の中へ・・・。排気管を転がって、落ちたところは、ミドルトンのモールの中。


モール。

どうやら、任務の後に、直接やって来たらしい。

ロンが、GWA(プロレス団体)のTシャツ欲しさに、会見が開かれるここへ、並びに来たと言うことらしい。

(さっきの集団は、そのレスラーのファンの一団だった。)

興奮して説明するロン。

ペイン・キングと、スティール・トゥと言うレスラーが来ると言う。キムは、その話を「くだらない」(セリフには無い。あくまでも、オイラの受け取った印象・・・基本的にキムは、プロレスは嫌い)と思いつつ、聞いている感じ。


そして会見が始まる。(ジャッキー・オース?会長)

「奴等は憎み合っている」、と説明して、「ペイン・キング」と「スティール・トゥ」を紹介する。熱狂する観客。

キムが帰ろうとすると、プロレスには「言葉の駆け引きもある」と話す。

ペインとスティールは、激しく舌戦・・・。

キムは、全然興味が無いので、クレオパトラのクローゼット展とタイアップしているクラブバナナに行って来ると言ってロンと別れる。


クラブバナナ店内。

キム、「これこそ文明の香り」と言って、売り場に積まれている緑のパンツに頬ずり。

そこへ店員。お互いに、「あなたきっとグリーンが似合う」と言ってジンクス。ソーダを取ったのはキム。


モール。

エキサイトして、早くも戦いを始めようとするレスラー二人。

それを仲裁するジャッキー会長。しっかりと、チケットがまだ残っていると宣伝する。観客もライバルのファン同士が小競り合いをしだす。ロンも巻き込まれる。


クラブバナナ店内。

レジで会計をするキム。会員証で、キムの事を確認した店員は、キムの活躍を知っていて、感激し、モニークと、自己紹介。そして、越して来たばかりで、同じミドルトン高校の生徒であることから、学校内を案内すると約束するキム。

店の外で騒ぎが起こってることに気付くキム。ロンの助けを呼ぶ声を聞いて、慌てて店を出る。


任務の時のように、ロンを救出して、壇上に着地するキム。

それを見たジャッキー会長は、キムにプロレスをやらないかと、誘う。

「全然ない」と、呆れて答えるキムに、バックステージに入れる入場券を2枚手渡して、去って行くジャッキー。キムは、感激してるロンに、その券を「あげる」と言って渡す

ロンは、一緒にTVでプロレスを見ようと誘うが、キムは、ミドルトン美術館のクレオパトラ展を観に行くからと、先に帰る。


ミドルトン美術館。

キムが行くと、モニークも来ていた。

お互いに、はいてるパンツを似合うと誉める。

ガイドさんの誘導で、展示室に入ると、ガードマンが、縛られて倒れていた。

キムは、ウエイドに監視カメラのチェックを頼むが、怪しい人影を見つけて追う。屋上に上がって辺りを見渡すと、物陰から強い光。

近付くと、怪物のような身体が光っていて、それが走り出す。キムは追い駆けるが、ビル伝いに屋上をジャンプして、逃げてしまう。

(ビルの屋上に仁王立ちするキムの姿が、あまりに脚を開き過ぎている、ってゆうか、凄いO脚。これはわざと?、いや、そういうシーンじゃないから、まじめに描いたんだと思うけど、ちょっとかっこ悪い・・・)


キムの家。

弟たちと、TVのプロレス中継を見ているロン。

そこへキムが帰って来る。

キムが「大変なの!」と話し掛けると、人差し指を口に当てて「シーッ」とさる。

そこへウエイドから連絡。

美術館から盗まれたのは、「魔よけの石」。クレオパトラへのプレゼント。

ジャッカルの頭をしたミイラの神、アヌビスの司祭から送られたものらしい。

その石には魔力があり、超人的なパワーを与えるらしい。

プロレス中継がCMになり、ロンがキムに、展覧会について聞く。

キムが「モニーク」と言う名前を出すと、それに反応するロン。

キムは、すごく良い子だと説明するが、ロンは、モニークのことを「知らない」と、さらに深く聞いてくる。そして、キムが、美術館での盗難の話などをしたいにもかかわらず、モニークの事を聞きたいロンは、続きをブエノナチョで聞くよと、キムを誘うが、キムは、「モニークとスムージー飲んで来たから」と断る。


ブエノナチョ。

ロンは、モニークというキムの新しい友達の存在で、二人の関係が、段々疎遠になるんじゃないかと不安に感じている。


次の日、キムの家。

キムを迎えに来たロン。しかしキムは、モニークと会うため、出掛けた後だった。


学校、食堂。

モニークに任務での出来事を話すキム。

自慢話ではなく、失敗した恥ずかしい話・・・。(これは、二人の関係が親密である事を表現していると思われます。友達として相性が良い事も大事な要素です)

そこへロンが来る。キムが、紹介する。

二人の邪魔をしに来た訳ではないが、強引に間に入って来た感じ。仲間はずれになっていると感じているようなロン。キムに「変よ」と言われる。

キムは、そんなロンに「大げさに考え過ぎ」と言い、ロンも少し同意。

ロンは、今日がプロレスの試合の日だと言って、チケットを出す。

キムは、チケットがロンのもので、他の約束(モニーク)があると告げると、ロンは「スムージーのせいだな」と一瞬冷静になるが、チケットをキムの前に叩きつけて、「これは君のだ」と・・・。

キムが、「アンタにあげたのよ」と言うと、ロンは1枚だけ取って「この試合、どうしても観たいから」と捨て台詞。残った1枚を手に、ため息をつくキム・・・。

(これは、かなり深い表現だと思います。何故なら、1枚だけ持って行くということの意味が、「他に誘う相手はいない」という意思表示があるからです。ただ・・・、この後の展開を考えると、キムにチケットがあることは、かなり重要な要素になってますので、単にそれだけの理由かも?・・・爆)


ミドルトンアリーナ。

ロッカー室。

ペインとスティールが休暇について会話してると、ドアをノックする音。

二人は、急に、言い合い(口喧嘩)を始める(笑)。

しかし入って来たのは、会長のジャッキーだった。

ペインが「レポーターかと思ったぜ!」と言う。

(ことさら説明する事はないと思いますが、リング上ではライバルの二人ですが、ロッカー室では、普通に世間話とか、しているようです。喧嘩を売っているのは、あくまでも演技、ということです)

ジャッキーは、今日の試合に、自分も出してくれと言う。二人は、顔を見合わせて笑う。そして、「宣伝だけやってろ、得意だろ?」とペイン。

ジャッキーは、部屋を出ると、ポケットからペンダント(魔よけの石)を取り出して、「見てろ」と言い、悪の笑い・・。


リングサイド~バックステージ。

ロンが来る。そして、バックステージパスを自慢して、中へ入って行く。

ペインに触ったと、喜んでいる。そして、サインを貰おうとするが、ペンが無いので、それをロッカー室へ取りに行くことに・・・。


ロッカー室。

ジャッキーが、ろうそくをたくさんつけて、魔よけの石を首から提げ、用意した呪文を読む。

すると、目が黄色に光、ジャッカルの怪物に変身。そこへロンがドアを開ける。

ロンは、ジャッカルに、壁に叩きつけられ、さらに、リングの上まで投げ飛ばされ、スティール・トゥに衝突。ペインに摘み上げられると、「問題発生!」と言って、ジャッカルを指差す。


カフェ(?)。

キムとモニーク。

憂鬱そうなキムを心配するモニーク。キムは、「今日、ロンとの約束を破った」と言う。

(しかし、実際、約束はしていない。していないけど、そうすることが、今までの慣例だったので、ロンとの事が先約だとキムは考えているよう様子。モニークと知り合ったのは、チケットを貰った後だし・・・。)

モニークが、「ロンも連れてくれば良かったのに」と言うと、キムは「この店はロンには合わない。それに、ロンは、スティール・トゥとデートなの」と答える。

すると、モニークは、「ミドルトンの対決を見に行ってるんだ、GWAってサイコー!」と拳を振り上げている。唖然とするキム。

モニークは、「兄の影響」だと答える。

キムは、ロンとの共通点を知り、意外だけど安心?した様子。

そこへウエイドから連絡が来る。

魔よけの石の持ち主が古代のある呪文を唱えると、アヌビスの霊が取り憑く、という情報。しかも、その呪文を書いたものも、すでに盗まれたらしい。

キムは、勘を働かせ、プロレス会場へ向かう。


アリーナ。

喝采を受けている?ジャッカル。

ロンは、ペインとスティールに、ジャッカルが、ジャッキーである事を教える。

ジャッカルは、二人をつかみ上げて、「オレ様は、ジャッカルだ」と吠える。

そして、目から光線を出して、ロンをロープに突き飛ばす。

喜ぶ観客。その間をキムがやって来る。

リング上のロンは、「僕は親友を失い、プロレスまで失った。何もかも終わりだ」と言うと、後ろからキムが「親友は失ってないわよ」といって現れる。そして、「サッサと片付けよう」と言って、リングに上がる。

ペインとスティールを倒した後、観客に向かって、挑発するジャッカル。ペインやスティールファンからブーイングが起きるが、応援の幕などを光線で焼き払い、竜巻を発生させる。


キムが果敢に立ち向かおうとするが、まずはロンが、ワザの説明をして、自らジャッカルに仕掛けようとする。しかし、あっさり、ロープに叩きつけられる。

キムは「その魔よけを外して勝負したらどう?」とジャッカルに言うと、「じゃあ、外してみろ」と答えるジャッカル。腕から光線(魔力?)を出して、キムを空中に浮かせ、落とす。「もう、ヤダ」とキムらしくないセリフを言うと(笑)、ロンにおとりをやらせるキム。

しかし、作戦は失敗。

今度は、ペインとスティールと一緒におとりをやることに・・・。

しかし、二人は、関わりたくない様子。

ロンは、二人に「君たちはただのスポーツ選手じゃない、ヒーローだ!」と言うと、リング下で見てる子供たちと視線が合う。

二人は、ジャッカルに戦いを挑む。

キムは、フックガンを使って、天井の通路か飛び降り、ジャッカルに取り付こうとするが、ロープが切られ、今度はリングロープを使ってジャンプ。

そしてロンは、魔よけの石を噛み切らせようと、「ワンチャンスだぞ」と言って、ルーファスをジャッカルに向けて投げる。

見事にルーファスは、石を繋いでる紐を噛み切って、そのままキムの腕の中へ・・・。

ジャッカルの魔力は消え、元のジャッキーに戻る。

そして、ペインが「ぶちのめしてやる」と言って、ジャッキーを観客席に放り投げる。

興奮する観客。「こんなに興奮する試合見たの初めてだぜ」「何言ってんだ、あんなジャッカルなんて、偽者に決ってる」などの声。

リング上では、キムとロン、そして、ペイン達が、観客に向かって手を振っている。


ブエノナチョ。

プロレスの話で盛り上がるロンとモニーク。

ブリトーの早食い競争を始める。

キムは、「なんだかこれで、不思議な友情が芽生えたって感じね」と言って、・・・おしまい。


「~パニック」、はいはい、もう覚えましたか?(笑)。

こういうタイトルのエピソードでは、セニョール親子が悪者として登場です。

ただ、ストーリーがイマイチ・・・(爆)。

この親子の会話自体が面白いので、そういうもんだと、理解しましょう(爆)。

そして、キムが子供たちにとって、最悪のコーチになるという、ある意味、不条理なサブストーリーもあります。キムの鬼コーチぶりは、見ててムカつきますよ・・・(爆)。


あらすじ・・・。


ピザ・パーティー・トリアム。(大型のピザ屋さん)

サッカーボールが、音楽を演奏している人形(ロボット?)に当たる。

「お前たち!」とキムパパが、キムの弟たちを叱る。

キムパパは、弟たちのサッカーコーチをやってるらしい。


キムママが運転する車が、駐車場に到着。助手席にキム。

ママがキムに「うちの子供たちを呼んで来て」というと、キムは「あなたの子でしょ?」と、それに従うのは、嫌な様子。(誰もが一度は口にするフレーズですね・笑。キムも例外ではありません・・・爆)

ママは「5ドルあげるから」と言うと、キムは「ここ、ピザのニオイが凄いんだもの」と、あくまでも行きたくない様子だが、ママが「すねた顔」をするのを見て、「すねた顔やめて、それアタシの・・・」と言う。

結局は、キムが店の中へ・・・。

ロンがルーファスとゲームをやっている。「ピザのニオイで、帰れなくなって・・・」(ロンはチーズ好きなので、そういうこと・・・)

パパは、弟たちが店内でサッカーをするのを止めさせようとしているが、手こずっている。そして、小さな玉に足を滑らせて転倒・・・。


その夜、キムの家。

パパは、骨折してしまった。で、キムにサッカーのコーチを頼むが、「まさか、冗談でしょ?、私、サッカーなんて知らない・・・」と、キムが答える。

ママが、キムなら上手くやれると言うが、そこへ格闘しながら転がり込んで来た弟たちを指差して、「あれは子供じゃない。人間かどうかも判らない!」(笑える物言いだが、言ってる事は、ちょっと酷い・・・爆)

そこへウエイドから、ピザパーティートリアムに泥棒が入ったと連絡。


ピザ・パーティー・トリアム。

「J.P.ベアリーモア(?)が盗まれた、J.P.は最先端の電子ミュージシャンなんだ」と店長(?)が言っている。キムは、天井の穴を見ながら「この泥棒は、プロじゃないわね・・・」


ヘリコプター、コクピット。

セニョール・シニア、ジュニアの親子。

ジュニアの笑いを、「そうじゃない、悪の笑いは、もっと腹の底から出さなくては・・・」と説教。さらに、「どうして、熊だけで止めた?本当の悪者は、使えそうなものは、全部盗んでくるものだ」と続ける。

ジュニアは仕方なく、カワウソやビーバー(ロボット?人形?)も盗む事にして、ヘリをUターンさせる。


ピザ・パーティー・トリアム。

「最先端のロボット、中身も外も凄いんだ」と、ウエイドが、盗まれたロボットの説明をしている。

キムが、「じゃあ、それを誰が欲しがるか考えなきゃ」と言ってる横で、天井の穴から、アームが降りて来て、ビーバ-型人形が盗まれる。そして、「ピザカバ」も盗まれようとした時、ロンが気付き、それに飛びつき、ぶら下がる。そして、キムも、ロンの脚に飛びつき、ぶら下がる。

キムが犯人を確認。

ジュニアもぶら下がってるキムたちを確認。だがロンの名前が思い出せない。シニアは、ドアを開けてロンに名前を確認する、「君の名前は、なんだった?」。

ジュニアが、ぶら下がっているキムたちをビルに激突させようとするが、シニアが止める。

「敵を簡単に殺すんじゃない。彼らにチャンスを与えろ。ロープを登って、何かをするチャンスだ」と、例によって、悪の美学を説明するシニア。

ロンはキムに「ロープに登って」と言うが、「アンタの方が近い」と言われ、「僕が登っても、カッコよくない」と、答える。

そして、ロンが手を滑らせて落ちそうになると、キムはフックガンでブエノナチョの看板にロープを張り、なんとか無事着地。

ロンは、相変わらず・・・。3分後に閉店だと言って、ブエノナチョに急いで入る。

結局、セニョール親子には逃げられてしまう。


翌日、学校、教室。(自習か?)

キムとロン、隣同士で座ってる。

キムは、キムニケーターと、にらめっこ・・・。サッカーについて、調べてる。

ロンが教えてやろうか?と、話し出すが、「先生より、生徒の方が良く知ってる」と言って「おやすみ・・・」。期待ハズレなキム、再び、キムニケーターと、にらめっこ・・・。

(アメリカでは、もともと野球とアメリカンフットボールなどが人気のスポーツで、サッカーは、かなりマイナーなスポーツです。日本のそれと比較しても、認知度は、相当低いと思われます)


グランド。

ロンを相手に、シュートを繰り返すキム(サッカー用のユニフォーム着てます)

弟たちが感心して見ている。

キムは、弟たちにボールを触れせず、自分が夢中になっている感じ。ただし、技術的な説明はしている。

弟たちは「サッカーなんてつまんない」と言い出す。

ボールを蹴って、グランドを駆け回るキムを、呆れて見つめる弟たち。


セニョール邸。

大きなネオンの看板。

シニアがそれを注意する。

ジュニアは、「僕に任せてよ」と言ったことに対し、「悪さが十分か確かめないと」とシニア。そして、ジュニアは、「一番の大仕事」だと悪の笑い・・・。(なかなか様になってる・・・。)


グランド。

厳しく指導するキムを見て、「なんか、キム、怖くない?、道具係で良かった」と言うロンに、ボールのたくさん入ったネットを投げつけ、「ちょっと道具係!、空気を入れて、早く!」とキム。

キムの練習は厳しい。

弟へのシュートも思いっきり蹴り、ドリブル練習も、容赦ない厳しさ。

そこへウエイドから、セニョールたちが動き出したと、連絡が来た。

キムが「アタシ、行かなきゃ」と言うと、歓声を上げる子供たち(笑)。

「そういう態度でいると、ヘディングの練習を追加するからね」と、厳しいキム。そして、「気合を入れて、・・・なるべく早く戻ってくるからね」と言って立ち去る。・・・いや、また戻って来て「気合が全然足りない!」(爆)。


ネオン会社。

100倍明るいネオンの試作品が盗まれた。

そして、置いて行ったという、ビデオカメラをチェックするキム。

そこには、何故スーパーネオンを盗んだのか、説明を始めようとするジュニアに、「悪についての勉強が足らん」と言って、ジュニアの耳を引っ張って行くシニアの姿が映っている。

ネオン会社の人の「どう思われます?」と言う問いに、「家族の問題ね」と冷静に答えるキム・・・(激爆)。


夜、キムの家。

新聞を読んでるキムパパ。

キムが帰って来て、「どうだった?」と聞く。

キムは、「まぁまぁ、いつもの任務よ」と答えるが、パパが、「コーチについて聞いたんだ」と言うと、「おっと・・・」と、子供たちの事をすっかり忘れていた(爆)。


グランド。(暗い・・・)

ボールを蹴るのも弱々しく、疲れ果てた感じの子供たち。

そこへキム。ちょっとバツの悪そうな表情をするが、「さぁ、みんな、今日はこれくらいにしよう」と、忘れてた事は棚に上げて(爆)、言うと、ぐったり倒れる子供たち。


キムの家。

弟たちは、「脚が痛い・・・」「脚の感覚がない・・・」と、足を冷凍パックで冷やしている。キムが「今夜は良く寝ておいて・・・、明日は激しくぶつかり合うわよ」と檄を飛ばす。

弟たちは「サッカーでぶつかるなんて、あんまりないんじゃない?」と問うと、「それは他のチームの考え」と、返す。


ブエノナチョ。

ロンが、ブリトーについてくる激辛ソースの量に驚いている。「こんなに使い切れない。どこかにきっと、このソースで埋め立てた土地がある。いつか絶対に見つけてやるぞぉ~」・・・。

キムは、リフティング(ボールが地面につかないよう、足や頭でボールを上げること)しながら、「ねぇ、私もユニフォームを着たら、10歳で通ると思わない?」と、無茶苦茶な事を言ってる(笑)。

ロンは、「こんなの、ただの遊びなのに、負けず嫌いのキムの理論のせいで、良くない方向に行ってる」と、言う。

キムは、「良い選手がいないと、試合に負けちゃう」と・・・。

ウエイドから連絡が来る。

ジュニアから、ビデオメッセージが届いたと、それを見せる。

「クラブレア」というディスコホールを作ったらしい。


クラブレア。

ジュニアが音楽をかけると、盗んで来たロボット人形たちがカゴの中で踊り始める。シニアは「これのどこが悪なんだ?」と聞くと、「パパ、黙って・・・僕に任せてよ」と答えるジュニア。


上空、気球のカゴの中。

移動に協力してくれた「プラムバール」(?)さん仁感謝するキム。

80日間世界一周の時に、ハリケーンから助けてくれたお礼らしい。

「嵐の中で、熱気球を操縦するなんて、誰でも出来る」と、例によって、エラそうに言うキム(爆)。

キム、「すぐ済むといいけど・・・、今日は、ドリブルマラソンをするってチームに言ったの・・・」

ロン、「きつそうだなぁ」。

「だって、きつくなきゃ意味無い・・・」とキムが答えると、ルーファスが「言ってやってよ」みたいな身振りで、ロンを促す。「チームは不満みたいだぞ」とロン・・・。

キムが「勝つことが楽しいんじゃない」と言うと、「出た、またキムの理論だ。みんなは楽しくやりたいんだ」とロンが反発。

キムは「戻ったらチームに決めさせる」と言うが・・・。


クラブレア。

ジュニアの計画はこう・・・。

動物たち(ロボット)が楽しく踊れば、みんなも踊りたくなるはず。一晩中パーティーで大騒ぎ。そしてドリンク代をボッたくる・・・。ということらしい。

そこへキムたちが到着。

ロンは、「ピザカバに変な服を着せた以外、悪いことはしてないみたい」と言う。

しかし、シニアは、「これはお遊びじゃないんだ」と言って、何か装置を操作し、ジュニアと二人、サングラスを掛ける。

すると、天井からミラーボールが降りて来て、キムとロンは、動かなくなる。

スーパーネオンの強烈な光が、改造ミラーボールで屈折して、見た者を催眠状態にする・・・らしい。ジュニアが、「ただ立ってるだけじゃないか、みんな踊らなきゃ」と言うと、踊り始めるキムとロン。

シニアが「ヨーロッパの名士たちが時期集まってくる」と言い、「彼らを人質に取り、世界征服を図るのだ」と続ける。

名士が続々と到着。

しかし、ジュニアは、「どうでもいい、もう僕の計画じゃないから」とふてくされる。


お客が盛り上がって来たところで、ミラーボールを出すシニア。

そして脅迫電話をする。(どこに掛けたかは不明)

「私のことを王様と呼べ」・・・「後ほど担当者からお電話させます」・・・。


折の中で踊るキム。ウエイドから連絡が来るが出られない。

ウエイドが、キムニケーターの遠隔操作で、キムの様子を探ると、変だ。そして、催眠ミラーボールを見つける。ルーファスが「助けてぇ」と言ってる(かわいい・・・)。

そして、キムのポケットからサングラスを取り出し、それをキムに装着。

キム、催眠状態から脱出し「さすがね、ウエイド」と言って、檻から出る。

そして、ロンと共に、シニアの前に現れる。


ロンは、キムとシニアが似てると言う。

シニアは「改造したのは、ミラーボールだけではない」と言ってスイッチを入れると、動物ロボットたちが攻撃して来る。目の部分からレーザー光線(?)を発射。

キムは、攻撃を避けながら、ウエイドに「動物たちのシステムに侵入出来る?」と聞くが、「今まで見た中で、一番凄いシステム」らしい。


ジュニアが、「パパのせいで、僕のパーティーはメチャクチャだ。みんな踊れ!」と言うと。踊り始めるお客たち。


ウエイドが、ビーバーとカワウソロボットのシステムに侵入成功。停止させる。

キムは、天井にフックガンを打ち込み、ミラーボールを蹴り落とす。ロンはそれを、ピザカバとベアリーモアの相田に蹴り込む。2体のロボットは、それに向けて光線を発射。すると、光線が反射して(?)、ロボットは自滅。


シニア、「もう、お前に計画は任せんぞ」と言って、ジュニアと共に、煙幕を出して逃げる。

キム、「帰ろう、手抜きコーチをしにいかなくちゃ・・・」


グランド。

子供たちが楽しくサッカーをしている。

両手の平にアゴを乗せて、ベンチに座るキムと、その横にキムパパとロン。

キムパパは、「解かってくれて良かった、元気出せ」とキムに言うのだが、キムは「もういい・・・」とふてくされてる。

ロンが「キムは、もうコーチじゃない。楽しくやろうと言った矢先に、首にされた」と説明。そして、パパが「じゃあ、今のコーチは?」と聞くと、「バンジョー持った奴」と指を差してキムが答える。

「頑張れよみんな、その調子」と手を叩いてる動物ロボット(ベアリーモア)・・・で、おしまい。


今回のキムは、憎まれ役でしたね。

一生懸命やりすぎて、裏目に出てしまうという、まぁ、教訓的なことでもあります。

「キムの理論」と、ロンに言われる、自分勝手な考え方は、キムの欠点ですが、ヒーローなのに、子供たちには、悪役に見られるという、皮肉なお話でした(笑)。

でもこれで、キムは少しづつ、成長していくのです。

え~、ちょっと#12は飛ばして、#13です。

ちなみに、明日は、#14も飛ばして、#15です。


今回のエピソードは、ある意味、切実です。笑い事ではなく、実際に経験者もいるかもしれません。いわゆる、自分の親を「恥ずかしい」と思うか、思わないか、と言うことになりますが、ティーンヒーロー、キムにとっても、同じことが言えます。

でも、オチは、それだけではありません(笑)。

そのあたり、ポッシブル家に「抜かり」は無いのです・・・(爆)。


あらすじ・・・。


学校の外。

今日は、スキー旅行の日。課外授業です。

バーキン先生は、生徒をバスに乗り込ませています。


ロンは、スキーが出来るとあって、興奮気味。キムも「悪者に追いかけられずにスキーが出来る」と、楽しみな様子。

しかし、アラン・プラットと言う生徒が、親同伴で行かなければならないことに、深い同情を示す。ロン「恥ずかしさの極致」、キム「悲劇ね・・・」

ところが、そこへキムママが現れる。

ボニーが呼んだらしい。

他の親(プラットさん)がインフルエンザでダウンしたということで、弟たちを預けて、馳せ参じたってことらしい。ボニーは、キムとママ、パパの記念写真を撮る。

(もちろん、これは、ボニーの陰謀。キムを困らせて、笑ってやろう、と言う作戦だ。親切を装った、このボニーの作戦は、しかし、最後には、大きなしっぺ返しが待っている・・・)


ボニーは、キムに、「親がついて来たら、恥ずかしいって感じる人も居るかもしれないわね?」と、シャーシャーという。

キムパパは、手作りのスノーボードを持参。「パパ、無理に若ぶってる・・・サイテー・・・」とキム、早くもピンチ?。


バスの中。

キムママは、キムが家族旅行でずっとやっていたというゲームをやろうと、みんなを誘う。キムパパは、話を合わせて「それか、トイレ休憩・・・」というと、一同笑い・・・。

憮然とするキム。そこへロンが「信じられない」と言って、新聞見せて来る。

ミドルトン山に、怪物の足跡を発見・・・、と言う記事。

しかし、その新聞は、まぁ日本的に言えば「トーチュー」(東京中日スポーツ)(爆)。記事の信憑性が、非常に怪しい新聞だ。

ロンは、その新聞社が、怪物のクリアな写真に5000ドル出すと言うことに注目しているが、バーキン先生に「そんなの本気で信じてるわけじゃないだろうなぁ?」と言われ、しぶしぶ「えぇ・・・」と言う。

そして、キムに「他にやるべき事があるでしょ?」と問われ、「君の親と一緒に歌うとか?」と返すロン。

キムママ、パパ、歌いだす「99本のソーダ水、壁に並んだぁ♪、1本だけ飲んだら、98本のソーダ水♪・・・~」。みんなも歌いだす。キム、沈没~(爆)。


スキー場、ロッジ。

バーキン先生が、ロンに近づき、「怪物を探しに行くぞ」・・・。

バーキン先生は、クラスのみんなが「5000ドル」を狙わないよう、さっきは、あえてロンに意見したのだった。

ロンの取り分は「2%」・・・、それをルーファスと分けろ、と、バーキン先生に言われる。


キムママは、キムが初めて、スキーをやった2歳の時の話を、ボニーたちにする。ロッジでスッポンポンになった話。キムは、止めようとするが、「2歳の子なら、スッポンポンで、歩き回るものよ」とママ。ボニー相槌を打って「もちろんですよ」と、写真を撮り、「どうぞ、続けて・・・」。


山。

ロンとバーキン先生、雪山を歩いている。

物音がして、あたりを探し回ると、何かが現れる・・・、が、二人は、急斜面から滑り出してしまい、崖から落ちる。まぁ、雪が深いので、ケガの心配は無し。

そこへ怪しい、人影?

一応、女性だった(爆)。お互いに自己紹介。

女性はエイミー・ホールと言う名前。

しかし、妙に馴れ馴れしい感じ。バーキン先生(スティーヴ・バーキン)を「スティービー」と呼び、道に迷ったので、ロッジまで送って欲しいと頼む。

ロン、「バーキン先生、モテますね♪」・・・ということで、写真は後回しにして、ロッジに送ることに・・・。

しかし、

直後に、そこへ「サイとウサギ」を合成したような怪獣が現れた。


ロッジの近く。

ボニーとキムパパ。

ボニーは、パパのお手製のスノーボードに興味津々。乗って見せて、とせがむが、そこへキムが来て、パパをボニーから遠ざける。

そして、ロンが、スノーボードで戻って来る。ブレーキの雪しぶきがボニーに掛かる。ボニーは「わざとやった」と怒るが、キムが「偶然じゃないの?」とロンをフォロー。ボニーが立ち去ると、「ありがとうと」とロンに感謝し、「怪物は見つけた?」と続けると、ロンは、「どこまで知ってる?」・・・。キムは無言で首を振る。

バーキン先生とエイミーが来る。エイミーは、バーキン先生をお茶に誘ってる。

すれ違ったキムは、エイミーの胸に「カワウソ蝶」という、「抱っこ人形」がついてることに気付き、思わず「憧れ(?)」の声を上げる。

エイミーが、「そうよ、抱っこ人形、集めてるの?」と聞くと、キムは、周りの視線を意識して、「モールで見たの」と答える。

そこへキムママが来て、「キムは、こういうの大好きでしょ?」

エイミーは、抱っこ人形コレクタークラブの元会長、らしい。

「こんなところで仲間に会えるなんてステキ」とキムに抱きつくと、その瞬間をボニーが撮影。

エイミーにお気に入りを聞かれ、キムは、「ずいぶん昔の事・・・」と誤魔化そうとするが、ママに「洗うなって言われてたのは、パンダルー、今も一緒に寝てるじゃないの!」と言われ、絶望的表情・・・。


ロッジの中。

バルコニー(?)の柵の上に、腕を組んで、ブルーな感じのキム。そこへロンが来る。

「パンダルーをボニーに知られた、絶望的・・・」と、ロンに話すキム。

ロンは、キムニケーターを借りて、ウエイドに怪物の情報を聞く。

ウエイドは、バーキン先生から、10%の報酬を約束されたらしい。ムカつくロン、キムニケーターをキムに返そうとするが、情報があるかも?と、ロンに貸すことにするキム。

ロンは、キムに、一緒に怪物を探そうと提案するが、「この週末は、非常事態、親から目を離したら、学校の友だちとは、2度と顔を合わせられない・・・恥ずかしさの極致よ・・・」と言うキム。その会話を耳にしてしまうキムパパ。(すまなそう、というか、落胆と言うか、娘に良く思われていないということを知った表情)


そして、バーキン先生が来て、ロンに「(山に)行くぞ!・・・」



山。

バーキン先生と歩いていると、いきなりつまづくロン。大きな足跡がある。

何枚も写真を撮るバーキン先生だが、周りで黒い影が動いている。

そちらに近付くと、茂みの中から小さな犬が出て来た。

しかし、そいつの脚は、ザリガニのように「ハサミ」になっていた!そして、さらに、後を追うように、サイとウサギを合成したような、巨大な怪物が現れ、叫んでいる。

そこへ、エイミー。「まったく、悪い子ちゃんなんだから、出て来ちゃダメよ、ママがどれほど心配したか・・・」と言って怪物をおとなしくさせた。

ロンが、感激して、エイミーに感謝していると、バーキン先生は、「何故おとなしくなった?、ママってのはどういうことだ?」と鋭い突っ込みを入れる。

するとエイミーは、「賢いじゃない、スティービー。カメラを取り上げて!」と言うと、どこから湧いて来たのか、黒いマスクをかぶった男が二人現れて、バーキン先生からカメラを取り上げ、握りつぶしてしまう。

バーキン先生が、一人の男のマスクを取ると、その顔はブタだった。

驚く、バーキン先生とロン。もう一人のマスクを、ロンが外すと、こっちは鳥の顔。

二人は捕まって、研究室に運ばれ行く。

その様子をキムニケーターからウエイドが監視していた。

ウエイドは、遠隔操作で、キムニケーターを動かし、キムに知らせることに・・・。


ロッジの前。

キムパパが、雪だるまを作っているところに、女子生徒2人が来て、キムパパのウエアを誉める。それを見てたキムが、片手で顔を覆って、首を振る。

キムパパ「ちょっとしゃべっただけ、悪かったなら、謝るよ」と言うと、キムは「どういう意味?」と問い返す。そこへママが来て、「あっちへ行きましょ、キムを恥ずかしさの極致に追い込みたくないもの」と言い、パパを連れて行く。

そこへキムニケーターが戻って来る。ウエイド、「大変なんだ!」


研究室。(くつろぎの遺伝子工学研究室)

鳥男とブタ男に拘束されるバーキン先生とロン。

エイミー、バーキン先生に、お気に入りのコーナーを見て!、と抱っこ人形のコレクションを見せる。

「全部集めたけど、満たされなかった」と言い、「実物大の抱っこ人形」だと、怪物たちのことを説明する。

バーキン先生は、「ぜんぜん違うぞ!」と反発するが、「一流の遺伝子工学者にとっては、同じこと。私は、D、N、エイミー、クラブのみんなにそう言われた。」と、クッキーを勧めるエイミー。

バーキン先生は、「君はどうかしてる、間違ってる!」と一喝するが、エイミーも態度が変わって、「おしおきしなくっちゃ」と、怖い目つきになる。


山。

スノーボードで雪山に来たキム。

ウエイドに、抱っこ人形のコレクターのサイトを調べさせ、エイミーのプロフィールを確認。(ウエイドに、「何で知ってるの?」と問われ、「何度か見て、集めようかなぁって・・・」と誤魔化す)

彼女は、異常な、遺伝子結合実験をして、大学を追い出されたらしい事などが判明。

キムはさらに、衛星を使って、地下の研究室を探させ、そこへ向かう。


入り口の監視カメラの動きを先読みして、入り口に侵入するキム。


研究室。

ルーファスと、バーキン先生が、何かの装置に入れられる。

エイミー「あなたとネズミちゃんが、遺伝子的に融合したら、どうなるかしら?」

「お前は、どういう女なんだ!」と、バーキン先生が叫ぶ。

キムが研究室の入り口に入って来て、様子をうかがうが、背後に「猫ヘビ」(?、顔が猫のヘビ)が迫る。猫ヘビに巻かれて、階段から落ち、抱っこ人形のコレクションの棚に激突。

しかし、「パンダルー」ともうひとつの抱っこ人形をつかんで立ち上がり、「パンダルー?これ限定版?12個しかないやつね!」と嬉しそうに言うが、迫って来るブタ男とトリ男にそれを投げつける。

だが、結局、「サイうさぎ」の怪物に捕まる。

エイミーは、キムに「抱っこ人形好きでしょ?、私の遺伝子ミキサーの威力を御覧なさい!」と言って、スイッチを入れる。

装置や操作盤に電気スパークが走り、何かが起こっている感じ。

エイミーがスイッチを切ると、装置から煙が吹き上がり、装置の扉が開くと、中からルーファスとバーキン先生が合体した「キンニクマン」みたいな生き物が現れる。

キム、「サイテー」と言って、嫌そうな顔。(あくまでも、深刻ではないという感じで、ストーリーは進んでいます)


エイミーが、その怪物に「今までの中で一番、成功だわ♪」といったのを聞いたキムは、自分を捕まえている「サイうさぎ」に、「ママに新しいお気に入りが出来たみたい。もうアンタは、どうでもいい・・・」と言うと、キムを放り出して「キンニクマン」の怪物と戦う。

その隙に、キムはロンを助ける。

暴れまわる怪物たち。

「サイうさぎ」は、装置を壊し始める。

ウエイドから「そこはもうすぐ爆発する」と連絡が来る。

キムは、「キンニクマン」を上手く装置に戻して、遺伝子ミキサーを操作。

ルーファスとバーキン先生は、めでたく元通りに・・・。


そして逃げる。


研究室は爆発し、抱っこ人形が散らばる。

助かったと思ったバーキン先生だが、そこに雪崩が押し寄せてくる。

走って逃げる。(無理。。。)

そこへ、ハイテクスノーボードに乗ってパパが来る。

キムたちを抱えて、雪崩から逃げるパパ。

ロケットエンジン(?)付きのスノーボードは、雪崩に追い着かれること無く、無事ロッジに辿り着く。それを見て拍手するママたち。


キムは「パパってサイコー」と抱きつく(キムの目が、面白い♪んだけど、なんて表現すれば良いのか・・・?)

エイミーはパトカーで連れて行かれる。

ママに「ごめんなさい」と抱きつくキムを写真に収めるボニーだったが、そこへ、ボニーのママが現れる。驚くボニー。

ボニーママは、「ボンボンは、すぐカッとなる・・」と言うのを聞いて、「ボンボンだって・・・」とロンが笑う。

ボニーママを呼んだのは、キムママ。

「さすがママね・・・」とキムが言って・・・、おしまい。


さて、第1シーズンのエピソード更新も、ちょうど半分です。


ところで・・・、

今ごろ?、とお思いかもしれませんが・・・、

ディズニーチャンネルでは、土日の12:30~から、KPを放送してるんですね。

しかも2本連続!

全然気付きませんでした(爆)。

これは、第1シーズン用の、特別プログラムでしょうか?

ってゆうか、#12、#14、#21の3本が放送されません。。。

これは?・・・、はいはい、ディズニータイムとの共存共栄ってことですね?(爆)。

タイムの方では、しっかり放送されます。そのかわり、#13が飛ばされました。

#21は、タイムで放送でしょうか?

つまり、放送が重なってるからって事?


良く判りませんが、タイムの方でも、なるべく長く、放送して欲しいですね。


さて、今日のエピソードでは、「ポップポップ・ポーター」が初登場と言うことになってますから、#10とは、放送順が、逆になってしまってるようです。

一応、記憶しておきましょうね。


では・・・、


あらすじ・・・。


どこかの金庫。

カニ型ロボットが、金庫の鍵を調べている。操作しているのは、セニョール・シニア・シニア。金庫の中には、何かの試作品が、入ってるらしいが、シニアから離れて、傍観してるジュニアは、ネットで買えるのに・・・、と言っている。

鍵を解除して、金庫の扉を開けると、そこにはキムが仁王立ちしていた。

そして、シニアたちの後ろには、ロンと警備員たちが・・・。

シニアは、「手強い敵」のキムの登場で「完璧」だと言う。

そして、ロンの名前もフルネームで!(どこぞの悪者とは大違い・・・爆)

しかし、シニアは、ボタンを押して、ジュニアのロケットパックを開くと、自らもロケットパックを開く。そして、またボタンを押すと、今度は天井が爆破され、その穴から脱出し逃げる。「また会おう、キム・ポッシブル!」

ロンは、そんなシニアを、「礼儀正しい・・・」と、言うが、キムに睨まれる。

(シニアは、たいてい、ボタン1つで、なんでも動かします。シンプル、イズ、ベスト・・・。悪の美学と思われます・・・笑)


学校、ロッカー前。

ロンは、「動物心理テスト」という、学校中で流行っている占い本を見ながら、キムに質問。しかし、キムは、興味がない。ロンは、これは科学で、理想の相手も判るとキムに関心を持ってもらおうとするが、「アタシにはついていけない」と言われてしまう。


体育館。

キムが、練習を始めようと、みんなに号令を掛けるが、ボニーたち全員が、心理テストに夢中。「私たち今、忙しいの・・・」とボニー。


億万長者クラブ。

ジュニアも、何故か心理テストをやっている。

しかし、シニアは、そんなジュニアを牽制。

そこへ、クラブの責任者(?)である、フィリップ・ブリオン(?)なる人物がやって来て、シニアに「ユニークな趣味を始めたそうだな?」と言ってくる。

そして、「うちのメンバーがアメリカのチアリーダーと敵対しているということが、クラブにとっては、マイナスイメージ」だと言って、メンバーの資格を剥奪してしまう。


学校、食堂。

ボニー(紫のねずみ)がアメリア(赤のカワウソ)を、同じテーブルに誘うが、断られる。気が合わないらしい。

隣りのテーブルでは、ロンとキム。

ロンは、「ピンクのなまけもの」。それは、「まぬけで、人付き合いが下手、腐りかけた果物のニオイがする・・・」、らしい。

「僕はそんなニオイしないぞぉ」と言ったが、ルーファスは、ポケットから、色の変わったバナナの皮を放り投げる。

ロンが、占い本を置いたまま退席したので、キムは、パラパラとその本をめくって、少し興味を持つ。


シニア邸。

ジュニア、相変わらず、占い本を読んでいる。

シニアは、億万長者クラブへのリベンジに燃えている。「理不尽なリベンジをするのが、トップクラスの悪者」・・・らしい。

シニアは、裏で手を回して、金融市場を暴落させ、クラブを凍結させようか・・・、とつぶやくと、ジュニアは、「それにはかなり大きな冷凍庫が要るね」と大ボケをかます。

しかしシニアは、「・・・いや待てよ・・・」と、ジュニアの言葉にヒントを得る。


キムの家。

夕食の食卓。

キムがいない。テスト勉強・・・?。


キムの部屋。

心理テストをやっている。(結局、キムも、ハマるのです・・・爆)

ママがキムを呼びに来る。キムは、大急ぎで、机に散らかったメモをかき寄せる。

キムは、信じてるわけじゃない、ただのお遊び・・・、と言いつつも、遅くまでやっていて、ママに注意を受ける。そして、懐中電灯で本を照らしながら、テストを続ける。


朝、ダイニングルーム。

キムは、パパにキスして、「私は、青のきつねよ」。学校へ出かける・・・。


パパは、占い本の「青のきつね」のところを読む。

「青のきつねは、リーダーの素質がある。 チャレンジ精神旺盛、ベストを尽くす完全主義者」。ママは「徹夜するのも頷ける・・・」と、呆れた様子・・・。

キムの理想の相手は「黄色のマス」。

パパは、そこを読んで、「キムは、まだ早いだろう?、理想の相手を探すなんて・・・」と、相変わらず、厳しい父親ぶりを発揮してます(笑)。

そして、ママに結果を聞く・・・「青の猫」。パパは、「ベージュのアライグマ」

二人で相性を確認してみると・・・、「・・・理想の相手!」と抱き合う。(良かったね♪・・・笑)


学校、廊下~ロッカー前。

聞き耳を立てながら、廊下を歩くキム。

周りの生徒は、みな、占いの結果の動物について、言い合っている。

「黄色の・・・」と聞くたびに、立ち止まり、声のする方に振り返る(笑)。

ロッカー前に、ロンが登場・・・。

「君の言うとおり、動物心理テストはデタラメ・・・」とキムに報告。

しかしキムは、「そこまで言えるかな?」と、やんわり否定。

おまけに、ウエイドに「すぐやれ!、大至急!」とかいって、全生徒のデータを調べさせ、自分の理想の相手の「黄色のマス」を探させていた(爆)。

キムは、ロンの手前「いつだっていいわよ」と誤魔化すが、結局、生徒の中に「黄色のマス」はいなかったよう・・・。

ロンは、そんなキムに「あのテスト、やったの・・・」。

キムは「青のきつねだもん、チャレンジ精神旺盛なの・・・」と、甘えた感じでロンをナナメに見つめる。軽蔑の眼差しのロン(爆沈)。


廊下。

キムは、心理テストのことを「ちょっと遊んだだけ、ハマってない」とロンに弁解している。しかし、ウエイドから連絡が来ると、「黄色のマスは?」と真っ先に聞き、それを聞いたロンは、「ハマってるって・・・」。

ポップポップ・ポーターからアクセスがあったと、ウエイド。

キムは、ポップポップを知らない。ロンは、彼が冷凍食品に革命を起こした天才だと説明。「ミニコーンドッグ」という商品。(いわゆる「アメリカンドック」の小さい奴の事かな?)

揚げ物は食べない、と言うキムに対して、ロンは、「揚げてはいない、急速冷凍だ」と言う。

その工場の「急速冷凍装置」が盗まれたらしい。

ロンもウエイドも、「コーンドッグが食べられない?」と、ショックを受ける。

その装置の情報を、CMで見せるウエイド。

キムは、任務に出掛ける事に・・・。


外。

コーンドッグ型の飛行船が現れる。

ポップポップが用意してくれた移動手段。


工場。

装置のあった場所に、警察の張った、黄色い規制線のテープ。

オーバーに悲しむロン(意味不明、・・・)

キムは、ニオイが気になる様子、覚えがあるニオイ・・・。キムニケーターを使って、ウエイドに分析させる。

その間、ロンは、作りかけで、出荷出来なくなったコーンドックを、ルーファスト一緒に食べている。(ポップポップが許可した・・・というか、仕向けた?・・・爆)

ニオイは、高級で特別なコロンだと判明。キムは、それがセニョール・シニア・ジュニアだと、一発で言い当て、ウエイドは拍子抜け・・・。


セニョール・シニア邸。

防御壁を、吸盤みたいなもで、よじ登るキムとロン。

ロンは、彼らの狙いが「コーンドック」だと力説、しかし、キムは、「コーンドックより大きなもの」だと言う。ロンが「ミニコーンドックより大きなことなんてある?」と問うと、キムは「なまけものらしいセリフ」と答える。

(意味不明。ロンを馬鹿にした、イヤミにしか聞こえない。キムはたまに、こういうことを平気で言える、ちょっと嫌な奴なんです。基本設定としてあることなんでしょうが、シーズンが進むに連れて、徐々に、修正されて行きます。)

そして、内部に潜入。

その間、キム「犯罪!」、ロン「コーンドック!」と、言い合い。

そして、盗まれた急速冷凍装置を見つけるが、大きなカニ型ロボットに捕まってしまう。

そこへ、シニアとジュニア。

シニアは、「私の狙いはちっぽけなソーセージじゃない」というと、ロンを見て、ほら、あんたの言ったことは間違ってた・・・、と言うニュアンスでうなずいてみせるキム。

ロンは、そんなキムに「青のきつねは、自分が一番だと思ってる」と言うと、ジュニアが反応・・・「このテストやってるの?」。

シニアが、「悪人振りを証明する」、というと、ロンが「証明なんてしなくていいのに・・・」。それに対して「計画の一部」だと答えるシニア。

ボタンを押すと、冷凍機のコンベヤー上にキムとロンを拘束。。そして、億万長者クラブの島を凍らすための、大型の急速冷凍装置をキムたちに見せる。そして、コンベヤーを動かし、その場を後にする。

その時、ジュニアを呼ぶシニアに、「僕、黄色のマスだ」と言うジュニアに、キムは驚きの「エェーっ!最低!!」

(大型の急速冷凍装置が出て来たところで、ロンがまた、コーンドックがらみの意見を言おうとして、キムに蹴られます。といっても、拘束されているので、足首を回転させて、当たる程度ですが・・・。ひどぞ、キム!・・・爆)


コンベヤーが徐々に、冷凍機に近付きつつある。

窓の外では、シニアが、大型冷凍機を吊るして、ヘリで出掛けるところ。

キムは、ルーファスに、コンベヤーのスイッチを切らせようと指示するが、体重が軽過ぎて、スイッチが押せない。ロンは、ポケットの中のコーンドックを食べさせて、体重を増やさせようとし、これが成功。

コンベヤーは停止したが、ロンの足が、凍ってた(笑)。

ロンを引っ張って、外へ出ると、水上バイクを見つけ、これで、億万長者クラブの島へ行くことに・・・。


海上。

水上バイクを運転するキム。ジュニアを引き合いに出して、「動物心理テストは、デタラメよ」と、切れ気味?(笑)。


億万長者クラブ。

ブリオンが、シニアのことを「2度とここに来ないだろう」というと、強風と共に、シニアのヘリが現れる。

シニアはジュニアに、冷凍機のロープを外すよう言うが、ジュニアは聞いちゃいない。「黄色のマスは、自分のことしか考えないって、それの何がいけないわけ?・・・」とジュニア。

仕方なく、自分でロープを外すシニア。

ソーラーパネルを起動し、急速冷凍を始める。

光線が当たると、そこは、氷に埋め尽くされる。

逃げる、クラブの会員たち。

ブリオンは、ドアの取っ手に手が凍り付いてしまい、逃げられない。

ジュニアは、自分の理想の相手が「青のきつね」だと知る。

その時、キムたちが、やっと島へ到着。

キムたちを見つけるジュニア。「置き去りにして来たのに?」と、ジュニアが問うと、「死に掛けた相手をおきざりにするのが悪者の礼儀だ」と答えるシニア。「相手の死に際を見るような、はしたない真似はしない、それが美学だ」と続ける。

ブリオンを助けるキム。

キムの頭上の氷をレーザー光線で落とすシニア。キム、気が付いて逃げる。

ジュニアは、「何故直接狙わないのか?」とシニアに問うと、「お前が悪の美学を理解していないなら、父親失格だ」と告げる。

そして、キムとロンを直接ミサイルで狙う。

ジュニアは、「青のきつねは・・・」と言った、ロンのことばを思い出し、キムが理想の相手だと気が付く。そして、シニアのミサイル発射を妨害し、ミサイルは冷凍装置に命中。

そして、ジュニアは、マイクを使って、キムに、自分の理想の相手であることを告げるが、シニアに「悪の美学につばを吐くのか?」と怒られる。

美学に則り、早急にリベンジ計画を立てると、引き返すシニア。


キム「青のきつねで助かった、すてたもんじゃない」。


学校、ロッカー前。

キムがロッカーを開けると、中からたくさんの花が落ちて来る。

ウエイドが、ジュニアからの映像メールを見せる。

ジュニア「次の世界征服作戦で君に逢うのが待ちきれない」・・・。

そこへロン。

「動物心理テストのことは、もう聞きたくない、僕はピンクのナマケモノじゃないぞ!」と言うと、それを聞いたアメリアが「良かった、ピンクのナマケモノの相手は、私の理想の相手・・・」と言って立ち去る。

ロンは、慌ててアメリヤを追い掛ける。

それを見送り、バラの花を一輪、耳の脇に飾るキム・・・、で、おしまい。


セニョール・シニア・シニアが、悪の道に入ったキッカケは、ロンのアドバイス、なのですが、そのことについては、まだ語られていませんね。今後、その機会はあるのでしょうか?

彼らを見ていると、TVドラマの「富豪刑事」を思い出します(笑)。

あ、前にも書きましたね・・・(爆)。


このエピソードは、キムが、どこにでもいる普通の女子高生であるということを、言っていると思いますが、キム自体、普通では「いたくない」と思っているから、最初のうちは、動物心理テストに興味を示さなかったと思われます。矛盾しているようですが、そういうものでしょう。

ある意味、教訓物なんでしょうけど、

ん~、オチは弱いです。

でも、キムは面白いですよ。


まぁ、とにかく・・・、ぶっ飛びぃ~(爆)。


あらすじ・・・。


学校、ロッカー前。

キム、ロッカーを開け、プリンターから何か出てくるのを手に取る。

それはロンが作った学校新聞の原稿のようだ。

キムから原稿を取り上げ、「さわるな!この書類は取り扱い注意、学校新聞に載せる記事なんだ」と言うロン。

しかし、「アンタ、新聞部じゃないでしょ?、採用されてない・・・」とキム。


新聞部。

部長がロンの記事を読み、「こんなんじゃ、全然使えない!」

「私が読みたくなる記事を書いて!」と言われたロンは、とりあえず「わかりました」と納得し、「隠れたスクープをかぎつけます」と宣言するが、「やっぱり、キムに聞いてみようか?」と弱気?・・・。


グランド。

チアリーダー練習中。そこへロン。

ロンは、キムに、ネタがないか聞いてくる。

ロンはフットボールのメンバーに、落第したけど次の試合に出る奴はいないか、聞いてみるが、いない。

ミドルトンのクォーターバック、ブリックがキムに話しかけてくる。

他愛のない話だが、会話は弾んでない。

ブリックは、キムのことを「クール」(COOL)だと言って立ち去る。

それを聞いたロンは、キムにインタビューすることに・・・。


夜、キムの家。

キムとロン、それにキムの弟たちが、TVを見ている。

キムは「アタシにインタビューしに来たんでしょ?」というと、ロンは、「CMの時に・・・」と、番組に集中している。

「アドレナ・リン」という少女(大きい?です・・・爆)が、熊とバトル(釣り)するらしいが、キムは、TVを切る。

「くだらなさ過ぎる。真似して怪我したらどうするの?」と言うキム。

弟たちは、「カッコいい!」と、早速、熊と対決する為に動物園へ行こうと言い出す。

キムは、「夜は動物園は閉まってる、インタビューを終わらせましょ」・・・。


移動中の車の中。

リンと相方のカメラマン(ディレクター?)。

後ろの席には、熊の着ぐるみ(?)。

「視聴率アップ、グッズの売り上げもアップ」と、嬉しそうなリンに、「真似による事故も増えている」と相方が言う。さらに「君がインチキしてる事、知らないんじゃない?」とも・・・。

リンは「次はもっと過激に」と、バンジ-ジャンプをやることに・・・。

(リンの決め台詞(口癖?)は、「ぶっ飛びぃ~」。でもあまり流行ってない?・・・爆)


ロンの部屋。

ロン、ルーファスと話しながら、キムとのインタビューのテープを聴いている。

ありふれたものばかりだが、その中に「今年のチームは凄いわよ、ブリック・フラッグは、凄くホットだった、先週の試合で~」というフレーズを見つけ、記事を書き始める。


翌日、学校、ロッカー前。

ボニーが学校新聞を持って来て、「よく恥ずかしげもなく、振られるの覚悟で言ったなって・・・」と言って、キムに新聞を見せる。

キムが、ブリックをホットな男と発言・・・、という記事が一面に!記者はロン・ストッパブル。

そこへブリックがやって来て、金曜日のデートの申し込み。

上手く誤解を解くことが出来ず、約束してしまう感じで、目を覆うキム。


食堂。

キムはロンに、「私の言葉をねじ曲げたわね!」と怒る。

ロンは、「悪と戦うチアリーダーだよ?、面白くしとかなくちゃ」と、悪びれた様子もない。そして、ボニーとアメリヤから、パーティーの取材に来て欲しいと、依頼を受け、有頂天に・・・。


キムが一人でテーブルに着くと、そこへブリックが現れる。

金曜日の事で話したいと、お互いに話し出すが、断りたいキムも、なかなか言い出せない。そこへウエイドから連絡が来る。


ロッカー前へ移動。

食品メーカーのポップポップ・ポーターから助けの依頼、泥棒が入ったらしい。


ポップポップの工場(?)。

キムとロン、ポップポップに話を聞く。

お気に入りだった、エビ型の飛行船が盗まれたとの事。

ウエイドに情報を探させ、ニューヨークにあるらしい事が判明。


ニューヨーク。

飛行船を見つけるが、それには、リンが乗っていた。

「凄いネタだ!」と言って喜ぶロンだが、キムは、「飛行船を盗んだのよ」とロンを睨みつける。

リンが飛び降りると、途中でロープが切れる。

キムが、ジェットパックで、リンを受け止めるが、それは人形だった。

キムの目の前に、成功したと手を振るリン。

ロンも、カメラのファインダー越しに、感激しているが、そこに人形を抱えたキムを発見。

(ロンがルーファスに、「明日のトップ記事を飾るのは?」との問いかけに「ロン?」と答えるルーファスが、非常にキュートです。必見!)


翌日、ロッカー前。

怒ってるロン。「ヒーローだった奴が、インチキだったなんて、すぐには忘れられない」。

ウエイドから連絡、ポップポップは、宣伝になったからと、飛行船を盗んだ事は訴えないことに・・・。

キムは「自分の名声のために、みんなをだましたって事よね?」とロンに言うが、ロンは、聞いちゃいない。(お前の事も入ってるんだぞ、ロン!・・・爆)

そして、「許せない。ポップポップが許しても、ロン・ストッパブルは、そうは行かない・・・」


さらに翌日(?)ロッカー前。

TVのニュースを見るキム。アドレナ・リンがインチキだと、ロンが暴いたと報道。

そこへロンが、新聞を持って現れる。「僕も名前が出た!」

キム、「これでケリが付くと思う?」。そこへウエイドから「君の弟たちが・・・」


病院。

弟たちが怪我をしている。

リンの真似をして、屋根からバンジージャンプをしたらしい。

パパがリンのことを「許せんな!」と言うと、ママも「彼女は飛び降りてないのよ、ニュース見てないの?」と続ける。

弟たちは「番組しか見てない」と言って、TVのスイッチをつけると、番組が中止になっていた。(中止を伝えるアナウンサーが「真似をして怪我をする人が続出・・・」と言うくだりで、「僕たちだ!」と喜ぶ弟たち。しかし、彼らは、本質を見抜いていることが、後から判明します)


学校、グランド。

チアリーダー練習中。

ロンは、キムに、金曜日のデートを取材に行くと通告。

キムはブリックを、話があるとグランドの隅に連れて行くと、ブリックは去年、同じように話があるとアメリアに言われて、その時別れ話になり、次の試合はボロボロに負けたという話をする。

それを聞いたキムは、本当のこと(ロンのでっち上げで、そういうつもりがないこと)を話せずに、「金曜日が待ち遠しい」と言ってしまう。・・・「あたし、もう終わりかも・・・」


どこかの道路。

リンは、放送が中止になったにもかかわらず、キムたちにリベンジすることを予告する映像をカメラに収めさせる。何か作戦があるようだ・・・。



学校、ロッカー前。

キムニケーターに雑音。

キムの側の公衆電話がなり、ウエイドが話してくる。

世界中が。妨害電波でやられてるらしい。


キムの家。

弟たち、TVが映らないので、文句を言っている。

パパにロケット科学者でしょ?と言って、何とかして欲しい様子だが、パパは、「このテレビを衛星軌道上に打ち上げる事は出来る」という(笑)。

そこへキムが帰ってくる。

ママが、「ボーイフレンドから電話が有ったわよ」と言うと、「ボーイフレンドじゃない」と、呆れた感じで言うキム。

「ロンのでっち上げの記事で、デートしなきゃチームが負ける。おまけに衛星の故障で世界は混乱・・・」と、お手上げの様子のキム。

ママは、「チームが負けても、あなたのせいじゃない」と、ちゃんと対応するようアドバイス。

その時、TVにブリックが映し出される。

リンがブリックと一緒にいる。しかも、どのチャンネルにも同じ映像が・・・。

キムは、電波を妨害してるのが、リンだと解かる。

リンは、画面を通じて、キムとロンとの対決を告知、さらに過激にすると言う目的で、「キムのボーイフレンドを捕まえた」と言うと、キムは「ボーイフレンドじゃないってば!」と突っ込みを入れる(笑)。

まぁ、それでも、とにかく、「ん~」と唸って、現場に向かうキム。


どこかの道路。

ロンのスクーターで移動するキム。

「この先は、古い遊園地しかない・・・」


遊園地。

警戒しながら、ゆっくり進むキムとロン。

突然、次々と照明が点灯される。

ジェットコースターの出発地点に、リンと、コースターには縛られて身動きが取れないブリック。コースは途中でレールが壊れている。

リンが、芝居がかった言い回しで、ブリックを助けられるのはキムだと言い、キムが「ゲームじゃない」と言うと、リンは「ぶっ飛びぃ~」と叫んで、ジェットコースターのスタートレバーを押す。

コースターが動き出すと同時に、キムたちが乗ってたベルト状の通路がうねりだし、ある建物の中に、二人が吸い込まれる。


ミラールーム(?)

しかし映っているのは、アドレナ・リン。「ブリックは、どうしてるかしらね?」と言って、笑っている。キムは、パンチ、キックを繰り出す。そして、体当たりした場所が、回転ドアのように回り、キムとロンは、また別の部屋に転げ落ちていく。


そこは、電動ミニカーの遊技場。

ミニカーに乗ったリンが、ロンを轢こうとする。


キムの家。

TVに映るキムを応援するママとパパ。

だが弟たちは、リンを応援。


遊園地。

キムは、ミニカーに乗って、リンの乗るミニカーに体当たりし、リンを車から放り出す。そしてジェットコースターの鉄柱の登って行く。

しかし、ロンがリンに捕まり縛られて、回転ブランコ(ロンの苦手な乗り物、吐いちゃうらしい)と一緒に回されると、再び下に降りて、ブランコのスイッチを押して、回転を止める。

すると、今度は、リンがキムに体当たりして、キムを観覧車のゴンドラに跳ね飛ばす。


ロンは、リンに、「放送中止になったのは、僕が君をインチキと書いたせい。そして、記事のためにキムがブリックを好きだと、でっち上げた。自分を偽って人に気に入られたとしても、それが何になる?」と、説得を試みるも、リンは、「まず、本当に、キムに勝ってやる!」と笑い飛ばす。


ブリックのコースターが、レールの壊れた箇所に差しかかった時、キムはジェットパックで、ゴンドラから飛び降りて、コースから外れたコースターから落ちて来るブリックを救出。

そして、リンの両脇を抱え上げて、空中を飛びまわる。

リンに、「本当に過激なのかどうか?」を問うキムに、リンは、「違う」と答える。


TVを見ていた弟たちは、それを聞いて「今ごろ言うな」とガッカリした表情。

(弟たちは、最初から、リンがインチキだと判っていて、それを楽しんでいたということですね。さすが、天才少年の考える事は、違います・・・爆)


パトカーで連れて行かれるリンと相方。


キムは、ブリックに「TVカメラの前で、死にそうなめにあわせてゴメンね」と謝る。ブリックは、全てを理解したかのように、「もういい、良く解かったよ」と答えるが、彼は、これが、キムが自分とデートする為の手段だと思い込んでいた。

「君は頑張り過ぎ、・・・悪いけど、もうおわり・・・」と帰って行くブリック。


ロン「信じられない」、キム「わたしも・・・」

「QB、キムを突き放す。傷ついた彼女に、もう今シーズンに望みは無い」とロンが記事の見出しを言うと、「ありがと・・・」と答えるキム・・・ルーファスが、ロンの口を押さえながら笑って・・・で、おしまい。


と言うことで、別段、感想も無いです(爆)。

キムはとにかく、ジョシュ・マンキーの事が好きなんです。ここしばらくは・・・。

そもそも、このあと、ブリックは、スター選手なのですが、7年間も高校にいたということが判明します(後のエピソードで・・・)。

で・・・、ボニーの彼氏にもなりますが、一応上級生なので、先に卒業しちゃいます。そして、ある意味、嫌われ者扱いですね、このKPでは・・・。

でもそれって、ボニーのせいかも?・・・(激爆)・・・もとい、・・・ぶっ飛びぃ~。。。


ぶっ飛びぃ~!!。


おっと失礼、それは、明日書く予定の#10でしたね(爆)。


今日は、悪者らしくない、悪者です(笑)。

今回も、ある意味、教訓的な内容ですが、

まぁ、なんてゆうか・・・、落しどころがナイスでした。


あらすじ・・・。


湖畔の入り江(?)

クルーザー上で何か荷物を運んでいるキムたち。

マナティを助けてくれたお礼で、キムのレポートを手伝ったということで、キムは、ジェリーに感謝しているが、なんのことかは不明。

パンジャブと言う名のマナティが水面に顔を出すと、ルーファスとロンが驚く。

そこへ大型の送風機をつけたボートが、暴走族のように水面を走り回って来た。危うくぶつかりそうになるパンジャブ。

キムは、そのボートに飛び乗り、コンパクト型のフックを取り付けて、ボートから送風機を引き千切る。(ボートに乗っている二人の男のデザインのモデルは、おそらく、KPのエグゼクティブプロデューサー。)

キムは泳いで戻って来るが、ワニがキムを襲って来る。

クルーザーに辿り着き、デッキに上がろうとするキムの背後に、大きな口をあけたワニが!


まぁ、当然、キムは無事だったが、クラブバナナで買ったばっかりのパンツ(ズボンね)がボロボロ。(よく脚が無事だったな、なんてことは、言いっこ無しで・・・)

近くにモール(ショッピング街)があるかどうか聞くと、何でも揃う店がある・・・、とのこと。


スマーティーマート。

でもそれは、ディスカウントストアーのスマーティーマートだった。

キムは「ここで売ってるものって、安物ばかりじゃない!・・・」

キムは、あくまでも、緊急事態なので、ここで買い物をするってことを強調。そうでなければ、ここには来ないらしい。

ロンが、「僕は服もここで買う」というと、

キムはロンのズボンを見て、軽く寒気がしてくる(笑)。


キム、パンツをはいたまま、レジ台に座って、値札の読み取り。5$99セント。

同じ品物なのに、クラブバナナの十分の一の値段らしい。

キム「同じじゃない」、ロン「気取っちゃって」、キム「気取ってなんかない」


ミドルトンのモール。

植木の陰に隠れながら、こそこそと、クラブバナナへの入店の機会をうかがうキム。しかしロンは、家電ショップのウインドウのTVの、プロレス中継に夢中。

ロンは、「同じパンツを買うのが、なんで任務なんだよ?」と言うと、キムは、「スマーティーマートのパンツと、クラブバナナのパンツは、全然違う!」と力説する。

そして「誰かに見られる前に・・・」と言った矢先、ボニーが現れる。

安物のパンツに気付かれるが、キムは「安物をはくのが流行りなの」と誤魔化すが・・・。

突然、TVのプロレス中継が中断し、「フルーガル・ルーカ」なる人物が映る。

彼はインターネットを破壊すると脅迫し、一人1$を払えと言う。そして、本気である証に、メールを送ると言う。

ウエイドに情報を確認しようとするが、通じない。


クラブバナナ。

再度ロンに注意されるキムは、「このパンツがいるの!」かんしゃく。

しかし、レジが故障して、買うことが出来なくなっていた。

どうやら、ルーカの仕業のようだ。そして、クラブバナナとスマーティーマートは、親会社が同じらしいことが判る。

ロンが「どおりで同じ商品だ!」と言うが、「大きな違い」があった。それは、クラブバナナで売っているものには、クラブバナナのマークが、入っているのだ。


キムの家。

キムの部屋の下で待つロンの頭に、キムが脱いだスマーティーマートのパンツが落ちて来る。ロン「気取っちゃって・・・」。

キムは降りて来て「うるさい!」と言って、ロンからパンツを奪い取ると、ママに「ボロにして」と渡す。

ママが「新品じゃない?」と言うと、キムは、「だってスマーティーマートのよ」と、さも、それが当たり前の段取りのように言う。

ママ「驚いた子ねぇ、ブランド物なんかに、こだわるの?」(その通り・・・。キムがブランド物にこだわるのは、そういう設定になっているからであるが、実際、キムの性格からすると、それこそユニクロあたりに、こだわりそうな気がする。KPが始まったころは、まだユニクロがニューヨークに進出する前だったね。無地のものが多いので、制作的にも楽なんだけどな?。・・・爆)

パパは、宇宙で着る、ブランドもののシールドスーツの話。

同じものが半額なら、そちらを使うという。例えが飛び過ぎていて、頭を抱えるキム。

そこへウエイドから連絡。

ルーカのせいで、コンピューターがダウンしたらしい。

しかし、ルーカの映像から、手掛かりが見つかる。

脅迫ビデオは、どこかのスマーティーマートの店内で作られたらしい。


どこかのスマーティーマート、休憩室。

ビデオカメラをまわし、モニターに映る自分を見ながら、世界へ向けた悪の計画の言い方を練習するフルーガル・ルーカ。

15分の休憩が終わったと同僚が言いに来ると、ちょっと焦る、セコイ悪者。

同僚を真似て、演技し、高笑い・・・。


学校、ロッカー前。

ボニーが、「良いシャツね、スマーティーマートで買ったの?」とキムをおちょくる、

ロンが値段の事でキムに意見するが、「値段の問題じゃない」と突っぱねるキム。

ウエイドは、フルーガル・ルーカの放送が、どこの店から発信されているか、突き止められなかった。キムは、ルーカの写真を出してもらい、人相を確認。

人事部のコンピューターに直接キムニケーターを繋げて、データを手に入れるしかない、ということになる。


スマーティーマート。

ロンン隠れながら、誰にも見つからないよう、行動するキム(サングラスかけてる)。

「ここで買物はしない」とキム。

ロンにパンツの返品を依頼する。


店内従業員廊下。

すれ違う人たちから身を隠すキム。

顔は隠すが、脚が見えてるけど、従業員は気付かない。

人事部室に、上手く侵入して、コンピューターにキムニケーターを繋ぐ。

しかし、部屋に誰かが戻って来て、見つかってしまうが、なんとか、コンタクトレンズを捜していた振りをして、誤魔化そうとする。


店内。

一方、ロンは、キムの戻りが遅いのが気掛かり・・・。

店内の情報カタログ(パンフレット)を見て、安さに感激している。


人事部室。

キム、何かを書かされている。(たぶん、採用テスト。商品がどこの通路にあるか・・)

優秀と判断され、最低賃金プラス消費期限切れ商品と言う条件提示を受ける(笑)。

その時、キムニケーターのアラームがダウンロードの終了を知らせる。

何とかその場を誤魔化し、担当者が、「名札をつけて!」とキムを呼び止めようとするが、脱出成功のキム。


売り場。

キムが来て、フルーガル・ルーカは、フランシス・ルーマンだと判明したとロンに言う。

お店はフィラデルフィア。

ロンは、パンツの返品にお買い物券を貰ったことを伝える。


フィラデルフィアのルーカの自宅前。

清掃車に送ってもらったキムたち。

キムが清掃キャンペーンで、チラシを1万枚配ったお礼らしい。


ルーカの家。

母親が出て来て、歓迎(?)してくれる。

出されたお菓子を取ろうとするロンの手を叩くキム。


地下室。

キムとロンが降りて行くと、ルーカがいた。

ルーカは、何か銃(大型の水鉄砲)のようなものを構える。

中味は、ビーフブイヨン・・・。服に付いたら臭いらしい(笑)。やむなく手を上げる二人。

そこへ母親がジュースを持って来る。お菓子も勧めるが「結構です」と断る。

そして、母親がいなくなると、キムたちを網で捕獲し吊り上げるルーカ。作戦について語り始める。

悪いことを、他の奴の何分の一かのコストでやるのが、彼のやり方だと説明し、コンピューターウィルスを仕掛けて、その発動に、缶詰のバーコードコマンドを使うらしい。(良く解からないけど・・・爆)


「バイバイ、Eメール。ごきげんよう、チャットルーム。さよなら、オンラインショッピング」と威勢良く語るルーカ。

そして、キムたちに邪魔されないよう、キムたちを吊るした下に、ビニール製の子供プールを置き、そこに獰猛そうなカミツキガメを放して、高笑いしながら、地下室の階段を上がって行くルーカ。ロンは「笑いは本物の悪党っぽい」というが・・・(オイラには、そうは聞こえないぞ・・・爆)

しかし、ルーファスに網を噛み切らせて脱出するキムたち。カミツキガメの上に落ちるが、怯えて首を引っ込めてしまうカメ(笑)。


スマーティーマート、休憩室。

ルーカが、要求したお金の集まった合計を確認するが、17$28セントしかない。(端数が笑えます)

再度、警告放送を流すルーカだが、それを見ていたスマーティーマートのお客さんの反応は、「誰が払うか!」・・・、と相手にしてない。


店内。

作戦を実行すべく、お客がカートから離れた隙に、例の缶詰をカートの中へ混入させるルーカ。

キムたちが来て、ルーカを発見。

ルーカはさっきのお客が、レジを通るのを確認しているが、あの缶詰がレジを通らない。棚に戻されたのか?

キムたちは、その様子を見ていて、ルーカより先に缶詰売り場の通路に到着したが、半端な量じゃない缶詰が並んでいる。

後れを取ったルーカは、店内放送で「10缶1$のタイムサービス」だというと、お客が殺到し、一瞬にして、棚が空になる。

キムはルーカを追い、ロンは、缶詰の回収係。

ルーカがオモチャの電動車で逃走、キムは、同じくバイクで追う。

ルーカ、洗剤の山積みに衝突。


お客さん、ひとり一人を回り、缶詰を回収するロン。ルーファスは、例の缶詰を見つけ出す作業(期限切れの日付)。


キムは、足跡からルーカを追跡。

衣料品売り場のパンツコーナーに辿り着き、ハンガーの中を確認すべく、掛かっているパンツを一つ外すが、そこにルーカはいない。手にしたパンツに「これ、悪くない」・・・。

しかし、直後に後ろからルーカに、ハンガースタンドをぶつけられる。

逃げるルーカ、追うキム。

そして、ロンは、やっと缶詰を見つける。

キムは、盗難防止用のタグスタンパー(?)を借りて、追いながらルーカのシャツにつける。

ルーカは、出口でセキュリティに引っ掛かり、あえなく捕まる。

キムは、お金は掛けないけど、ルーカの悪さは相当なもんだったと、彼の作戦(計画)を認める。(・・・って、認めて良いのか?・・・爆)


学校、食堂。

ちょっとしたスマーティーマート通になったキム。

「同じ品物に、デザイナーブランドのお金を払うなんて、もったいない」と言うキム。しかし、特別おしゃれなブーツだとは無しは別だと言って、ロンに違いを説明。

スマーティーマートのは「黒」、クラブバナナのは「ブラック」

天を仰ぎ、左手で顔を覆うロン・・・で、おしまい。


ん~、やはり、キムとユニクロは、合いそうです。

って、それが締めの言葉かいっ?・・・(爆沈)。

ハイ、今回も、キムにとっては、教訓的エピソードです。相手の努力や行いを認めると言うことは、大事な事です。それがたとえ、ボニーであったとしても・・・(笑)。


あらすじ・・・。


学校、体育館。

キムたち、チアリーダーの練習。

ボニーは、キムの代わりにキャプテンになろうとしている。キムは、キャプテンになりたいなら、メンバーに聞けばいいと、ボニーを突っぱねる。(キムは、対ボニーに関しては、エキセントリックに反発します)


ブエノナチョ。

キム「信じらんな~い!」

しかしロンは、ルーファスに、ブリトーの「チーズと豆の量」を調査させる。

キムは、「私の話、ちゃんと聞いてた?」とロンに噛み付くが、ロンは「ボニーったら、私がチームにこんなに尽くしてるのに、刃向かってくるのよ、信じらんない・・・」と、正確に復唱する。


店を出ながら・・・、

キムは、「ボニーに出来るわけない!」と言い、

ロンは、ボニーはズルイから、汚い手を使うかもと、キムに注意するが、キムが突然穴に落ちて消えてしまう。


地下。

落ちたキムは、透明なカプセルに入れられ、長いチューブを通って、ある部屋に着く。

そこは、「グローバル・ジャスティス・ネットワーク」(G.J.)と言う組織の司令室。

そこのトップの「ディレクター博士」が現れ自己紹介。キムは、G.J.を知っている様子。

そして、ウィル・ドゥという組織でナンバー1の諜報員を紹介される。

彼と組んで、行方不明になったシルヴァン・グリン教授を探して欲しいと言うことに・・・。

(グリン教授は、1960年代に極秘ミサイル防衛計画を開発した科学者、引退して、カリフォルニアで生活していたということらしい。)

キムは最初、いろいろ忙しいから断ろうとするのだが、ウィルから素人呼ばわりされて、引き受ける事になる。


学校。

ロンとキム、外へ出て来て歩きながら・・・、

ロンは、キムがボニーに消されたかと、心配したと言うと、キムは、「ボニーは練習に来なかった」。

そこへ、ウィルが待っていて、「僕の助手として、すぐ任務に出られるか?」と聞いて来た。キムは「助手は嫌、対等に協力するなら良い・・・」と答える。

ロンがウィルに挨拶すると、ウィルは、腕時計型の装備を使い、ロンを硬直させる。

ロンを介抱するキム。ウィルは、1m以内に近付いた相手にはこうすると言って、その機能(ストップウォッチ、一時的に記憶を消す装置)を説明。

ロンが立ち上がり、また挨拶すると、戦闘態勢を取るウィル。ロンも応戦の構えだが、キムはそんな二人を無視して「さぁ、行くわよ」と歩き出す。(キムは、ロンと一緒に硬直してしまったルーファスをロンが構える拳の隙間に突き刺す)。

そこへボニー。

キムに、資金集めで、チョコレートを売ってくれと一箱持って来る。

ボニーは、「私にも売れるかしら・・・」と言いながら、チョコを満載したトレーラーに乗り込む。(「じゃね」と言って去るのだが、言い方が妙にカワイイ・・・爆)

キムは、ボニーを見送りながら、「トラック一杯のチョコ?、あれ全部なんて売れるわけない、さあ行くわよ」と言うが、ロンは、「ボニーの問題は、もっと真剣に考える必要がある、」と言い、協力すると言い出す。それは、チョコを売るということ。早速、ウィルにセールストークするが無視される。

ウィルは、ルーファスからチョコを買う(笑)。(お金のやり取りが、面白い)


キムの家。

ウィルはキムママを知ってるようだ。ママの書いた論文のタイトルを言って、その内容を誉める。さらに、写真よりずっと美しいと、お世辞も忘れない(爆)。

ウィルを気に入ったママにちょっと反発するキム。

ウエイドに連絡して、グリン教授の情報を収集。ホログラムによるグリン邸の立体画像が出る。

「犯行現場は、もう調べた」とウィルが言うと「私はまだ・・・」と反発するキム。

ウエイドに、侵入箇所を拡大させ、そこに映る不審物を分析させる。それはゴルフボールだった。

キムがさらに、教授の(ネット上の)活動について聞くと、ガーデニングや植物学、化学肥料など、芝生が3年連続賞を取っていることなどが判る。

しかし、ウィルは、その情報がくだらないと一蹴。教授が誘拐されたのは、彼が武器に詳しいからだと説明するが、キムは、「60年代の武器なんて図書館で誰でも調べられる」と主張。

ウィルは、「アマチュアと一緒の任務なんて時間の無駄だ」と、出て行こうとするが、キムが「現場で検出された微量元素のことも話してないのに?」と言って、彼を引き止める。

ウィルが「何が出た?」と聞くと、「ハイパーアクティック酸、実験段階の化学肥料」とキムが答える。

それは、闇で取引されているものらしく、ロン、「ガーデニング用品のブラックマーケットを仕切る組織に行ってみるしかない、それってどこにあるの?」と言う。


ある組織のアジト(飲食店?)

入り口から中を見るキムたち。

ビッグダディ・ブラザーソンと言う男がボスのようだ。

どんな取引にも、彼の指紋が付いているとキムが説明する。

「どいてくれ、アマチュア」と、キムたちを邪魔扱いして、ウィルが早速、ビッグダディと交渉するが、「ぶん投げゲーム」で、店の外へ放り出される。

キムは、ポケットからチョコを取り出し、ビッグダディの鼻に、悪女っぽく、こすりつける。欲しそうなビッグダディ。そして、「ヌガー入りよ」と、低音の声で言う。(どうして、低音で言うのか判らないけど、CMか何かのパロディかな?。日本じゃ意味不明って感じ・・・)


アジトの外。

キムが出て来る。

そして、もったいぶって「ダフ・キリガン」と誘拐犯人容疑者の名前を言う。

ウィルが、「GJのモバイルデータベースで、キリガンを調べよう、アクセス出来るのは、トップメンバーだけ」と言うと、キムも負けずに、キムニケーターを取り出し、「アクセス出来るのは、私だけ」と、張り合う。

お互いの情報を言い合う二人。

スコットランド生まれ、元プロゴルファー、全コースに出入り禁止・・・などなど。

ロンが人影に気付いて、注意しようとするが、聞いちゃいない(爆)。

武器が「ゴルフボール爆弾」と判明すると同時に、目の前に、その爆弾が転がって来る。


ロンが二人を物陰に引っ張って行き、とりあえず無事。

キムは、ウエイドに、キリガンの居場所を探させる。

そして、ボニーがチョコを売ったか確認しなくちゃと、ミドルトンに戻る。


学校、体育館。

キム「全部売ったの?」と驚く。

ボニーは、「前のキャプテンの言葉を借りれば、どーってことない」と答える(笑)。

そして、ボニーが用意した新しいユニフォームと、新しい振り付け。

キムはボニーに「命令しないで!」と反発するが、「ボニーがここまでやるなんて、何かが起きてる」と考える。


ブエノナチョ。

ウィルに質問するロン。

勉強はどうしてるかと聞くと、「家庭教師」と答える。

ロンは、したり顔で共感するが、「家庭教師」の意味が違うようだ。うぃるは誤解され憤慨。

(良く判らないけど、成績が悪い科目については、家庭教師をつけて成績を上げる習慣があるのかもしれない。ウィルはたぶん、学校には通わないで、家庭教師のみで勉強しているのだろう。)

キムニケーターがなり、ロンがキムを呼びに行く。


体育館。

ボニーの演技、150%出した成果だと自慢する。

キムは、「160%出すと自然に燃えちゃうんだって」と、わけのわからない「イヤミ」を言う。(キムの表情が、非常に、いやらしい感じ。あ・・・、Hと言う意味ではありません・爆)

ロンが来て、キリガンの居場所が判明したと告げると、ボニーが「いってらっしゃい、後はやっとくから」と言う。ムカつくキム。


外。

キム「どうして、あのボニーが、振り付けまで考えられたの?」と、イラ付いた感じで言うと、ロンが「誰かが怒ってるぅ」と茶化すが、「怒ってない」と怒って言うキム。

ウエイドに「乗り物は?」と連絡すると、ウエイドも「何怒ってるの?」で、相変わらずキムは「怒ってない」と怒って言う(爆)。

上空からホバージェット。

ウィルが来て「乗れるのは僕ら、”トップ”のメンバーだけ」。

レディファーストと言われ、乗り込むキム。


上空。

「あれだ、キリガンの島」と言うロンの顔を見つめるキム。ロン「なんだよ?」

(完全に意図不明。キムは「そんなこと判ってるわよ」と言いたかったのか?・・・爆)

着陸。


屋敷の中。

互いに意見を言い合うキムとウィル。

「奴は教授を誘拐して、ミサイルを作ろうとしている」と言うウィル。

「いいえ違う。教授が植物に詳しいからよ」と言うキム。

地下室への入り口を見つけるロン。キムとウィル同時に「確かに・・・」

階段を下りながら・・・、

キムは、キリガンが、ハイパーアクティック酸を大量に買ったことから、芝生が鍵を握っていると考える。ロンは「凄いスーパー芝生なのかも?」とキムをフォロー。

そして、キムが、芝生に閉じ込められたグリン教授を発見。救出する。

グリン教授が「スーパー芝生に閉じ込められた」と言うと、キムは、すかさず、ウィルを横目で見つつ「スーパー芝生?へぇ、ホント?」とイヤミっぽい言い方(笑)。

ウィルは、教授に「キリガンに知られた武器の情報を教えて下さい」と言うが、「あんな昔の情報なんて、図書館に行けば誰でも調べられる」と言われる。

ロンが「キリガンは、スーパー芝生をどうするの?」と言うと、階段の上から、「ハイッ、ハイッ、先生、僕解かる」とキリガンが返事をするが、キムが「世界中を芝生だらけにしてゴルフコースにするつもりよ」と答えてしまう。

キリガンは、「俺専用のゴルフコースだ、お前に回れるかな?」というと、ウィルは、「どうかしてる」と言って、階段を登るが、ドアを閉められ閉じ込められてしまう。

キムは、レディファーストよ、と言って、レーザーナイフを取り出し、ドアの鍵を壊し、蹴り開ける。

「やるじゃないか、おじょうちゃん」とキリガンはキムを誉める。

ウィルが飛び掛かるが、あっけなく転ばされる。

キムは、丁寧に「キリガンさん、クラブを置いて」と話をしようとするが、キリガンは「フォアー」と叫びつつ、ゴルフボールを打ってくる。

キムはそれを交わすと、壁に飾ってあった紋章のクラブを取って、バトンのように回転させ、戦闘態勢。「俺の紋章を壊したな」と粋がるキリガンに、「アンタがスーパー芝生を諦めたら、私もこの紋章を返す」と返すキム。しかし、キリガンが言うこと聞くわけも無く、格闘に・・・。

キムは、キリガンの持つクラブを投げ飛ばすが、キリガンは、床の抜け穴から脱出し、飛行船に乗って逃げてしまう。

飛行船を追うため、ホバージェットに急ぐキムたちだったが、途中で、泥沼のワナにハマってしまい、身動きが取れなくなる。

キムは、ホバージェットにリモコンがあることをウィルに確認すると、ルーファスにそれを取りに行かせる。

(「私って天才かも?」という、番宣で有名なセリフはここです。しかし、短縮版ではカットされてますね)

ウィルも、「アマチュアにしては・・・」と認める発言。

ルーファスが取って来たリモコンをくわえるキム。

真上にホバージェットが来て、垂れて来たロープに、「レディーファースト」と言って、噛付いて脱出するキム。(何故ロープが自動的に巻き上がるのかなんて考えちゃダメ。・・・笑)


まぁ、そんなこんなで、全員脱出。


ホバージェット機内。

キリガンの狙いは、彼を最初にコースから締め出した国を攻撃する事らしい。

日本らしい・・・。


日本のどこか。

街中の道路に種を蒔き、ハイパーアクティック酸の液を掛けるキリガン。すると、見る見るうちに芝生が伸びて、辺りは覆われて行く。


ホバージェット到着。

キム、飛び降りて、キリガンをやめさせようとする。

キリガン、種を蒔き、液体をかけて、芝生を成長させると、ホバージェットを覆いつくす。

機内のロンとウィル、ジェットから脱出。

ゴルフボール爆弾をキムに打ち込むキリガン。キムも何とか交わしている。


ウィルがキリガンにストップウォッチで攻撃するが、失敗。ロンに「現地の時間に合わせなきゃ」と言われる。


キリガンはさらに攻撃。しかし、今度のショットはオーバー、見送るキム。

だがキリガンは、ピッチングウェッジで打ったと言い、バックスピンが掛かって、ボールはキムに向かって戻って来る。慌てて逃げるキムだが、ボールは爆発。キムも吹き飛ばされるが、無事。

キムは、倒れた場所にタンポポの綿帽子があるのを見つけ、それを「ふぅ~」とキリガンに向けて吹く。そして、キリガンの鼻に付いたその種に、例の液体を掛ける。

綿帽子に覆われるキリガン。


ウィルはキムに謝りたいと言うと、キムも「そう言ってくれる人で良かった」と握手するが、ウィルが続けて「助手として、良くやってくれた・・・」というと、キムは怒り出す。

「なによあいつ、信じらんない。他人の活躍を認めようなんて、考えもしないのよ」・・・と文句タラタラ。ロンは「ミドルトンに帰ろう」というと、キムはさらに「他人の活躍を認めるのって難しい事?」と続ける・・・。

ロンが「ボニーの問題が残ってる」と言うと、「そうだ、ボニー、いつ諦めるんだろう・・・」。


体育館。

ボニーの頑張りを認め、キャプテンになることを認めるキム。

しかし、これからが大変なのよとボニーに告げると、ボニー、疲れ切った表情で嘆く・・・。

「ひと月しか持たないって思ってるだろう?」と言うロンに、「精々2週間ね」と言うキム・・・、で、おしまい。


「他人の振り見て、我が振り直せ・・・」ってことですな(笑)。

滑稽なほどエキセントリックなキムは、なかなか見れませんので、貴重なエピソードです。第1シーズンならではの・・・、って感じですね。