3月14日(金)に、いよいよ、KPの最終エピソードである#86、87が、特別編成でディズニーチャンネルで放送されることになりましたね。
CMで告知も流れています。
すでに、テレビ東京系のディズニータイムでは、放送済みですが、フルサイズでは無いので、今回が本当の最終話ということです。
オイラも、なんとか、#87の方は見ました。
KPを知って、わずか1ヶ月後でしたが、この幸運を感謝いたします。
聞くところによると、
ディズニーのTVシリーズは、通常、65エピソードで終了させるという決まりがあるようです。ですから、このKPが、さらに22エピソード追加されたことは、極めて特別な事というわけです。
それだけ人気があったということでしょう。
もしこれが、ディズニーではなく、日本での事なら、まだまだ続編が制作され続けるでしょうが、残念ながらそういう環境にないのが、アメリカのディズニーというところなんでしょうね。
KPのメインスタッフもシリーズの継続は望んでいたことかもしれませんが、なんせディズニー自体、巨大な組織ですから、よほどの事が無い限り、決まっている規則を守っていかなければならないということです。
そして、その「よほど」のことがあったからこそ、第4シーズンが作られたわけで、そのあとは、最初から仕切り直しということでしょう。
つまり、この先は、KPを作るのではなく、KPの続編的な、全く別な作品・・・ということですね。
ただし、その作品が、仮に作られたとしても、我々が受け入れるかどうかは、別の話です。
KPは、おそらく、ディズニーとしても、全く新規のファン層を開拓した作品ではないかと思います。オイラなんかが、夢中になって見てるわけですからね・・・(爆)。
あとはそれを、どう商売に結び付けていくか・・・。
ディズニーは、爆発的な人気というものを欲していないし、そういうものを作ろうとしてい無いと思います。あくまでも、普遍的に愛されるキャラクターであり、なお且つ、ディズニーランドを通じて、TV(スクリーン?・・・大きく考えると、ファンタジーの世界)と現実との接点を創作しようとしている・・・と考えます。
今回、劇場公開される「魔法にかけられて」という作品は、それを端的に表わしているのではないでしょうか?スクリーンの中でですが、ファンタジーと現実の世界との接点を作り出していると思います。
KPという作品も、実はそういう部分を意識した作品で、TVの中から・・・、というか、TV側から、より現実に近づいて来たものと考えられなくもありません。
キムは、悪者をやっつける以外は、普通の高校生ですし、それを表現する事にも工夫をしていると思います。我々は日本に住んでいるので、アメリカの高校生がどんな生活をして、どんな流行を持っているか?、なんて、サッパリ判りませんが、指で「鍵カッコ」を作ったり、「ジンクス!」と言って、コーラをおごらせたり、そんな事が実際に行われているとすれば、キムの存在は、非常に身近に感じられますよね?
ボヤッキーが、「全国の女子高生の皆さん!」と語りかける感覚です(爆)。
KPが、アメリカでどの程度の人気があるのかは、日本では良く判りません。第4シーズンを作らせた、ということぐらいしか判らないですが、それが、全体としてどの程度のものなのか?
例えば、「ガンダム」のように、大部分の人が名前やプラモデルの存在ぐらいは知っている・・・程度なのか?それとも、セーラームーンや、プリキュアのような、女の子に人気のあるキャラクターなのか?・・・。
あるいは、ズバリ「うる星やつら」なのか?・・・(激爆)。
いずれにしても、
ディズニーという枠がある以上、かなり制約があると思います。
日本なら、TV局、広告代理店、出版社が、上手くタッグを組んで、宣伝したり、グッズを作ったり、していますが、ディズニーは、一社でそれをこなさなくてはなりません。利益を独占出来る代わりに、宣伝するにも、より多くのお金が掛かってしまいます。
あ~、なんか、取り止めがなくなってきました(爆)。
つまり何が言いたいの?・・・ってことになりますが、
KPって、ディズニーチャンネルを見ない限り、判らないよね?・・・ってことです。
スキー列車のPRキャラクターだったり、マックの「おまけ」だったりしても、それって、どうなの?って思います。
企画に関わってる人は、そりゃ、作品を見てるでしょうから、魅力は感じていると思いますが、実際、大部分の人は、ほんの少しの間、ディズニータイムでやってただけの作品を知っているのか?ってことです。
もっと露出して欲しいんだけど、ディズニーだから難しいんですよ。
あ~もったいない。
で・・・、
何が言いたいの?・・・って?
だね・・・(爆)。
「世の中には、不条理な事が、つきものだ!」
という、バーキン先生の名セリフに代弁してもらいましょう(激爆)。
あ~、最終話がやって来るんだね・・・。(結局それかよっ!・・・爆沈)
(おしまい。)