「コミュ力」ある? ブログネタ:「コミュ力」ある? 参加中

私はない派!

一生を通して勉強していく課題かもです!

さて、コミュニケーション能力とは、
よくしゃべること?
よく話を聞くこと?
その両方?

どれも正しくて、どれも違う気がします。

私はカウンセラーという職業上、相手の話を聞きます。
聞くためには、訊かないといけません。つまり質問をします。
ですが、決してアドバイスはしません。なぜなら、答えはその人の内にしかありません。
しかし、カウンセラーも含め、他人にはその本質が初見ではわかりません。
ですから、内なる声に本人が気付けるような質問をしていって、
本人が答えを導き出すお手伝いをするのです。

こう思うと、聞くだけではコミュ力があるとは言えません。
では、周りを楽しくさせるおしゃべりができればいいでしょうか?

私は若い時に一時期、夜のお店でアルバイトをしていたことがあります。
その頃のわたしは、「弾丸トーク」とか「散弾銃」とか言われるくらいに、
よくしゃべりました。
若かったからなのか、ネタが豊富だったのかは今となってはわかりません。
何時間でも、いくらでもしゃべれました。(笑)
ほとんどのお客さんは喜んでくださいましたが、そのお客様のことをほとんど知りません。
しゃべらせなかったからです。そのくらい、私だけがしゃべっていたのです。

ということは、よくしゃべり、よく聞く。
これが正解ですか?

うーん・・・・・・
わたしは、しゃべることや聞くことだけではなく、
話す人と聞く人がお互いにお互いの、パーソナリティや気持ち、空気を読む
そういうことができる、確認し合うことができることが、
コミュニケーション力だと思います。

以前はあんなにしゃべれた私も、現在はほとんどしゃべれません。
ちょっと身体を壊してしまったことがあり、それからうまく口が動かなくなったためです。
瞬時に言葉がでてこなくなったのは歳のせいもありますが(笑)。

そうなってみて、初めて気がついたことがコミュニケーション力の在り方でした。
「気付き」こそが必要だったのだなと。

超能力者でない限り、何もせずに相手の心は視えません。
だから、言葉という素晴らしいツールがあります。

このツールは、使い方次第で
相手を傷つけたり、幸せにしたり、争いをなくしたりできます。
これがコミュニケーションの成果なのだと思います。
うまくなくてもいい。伝えること。伝えてもらうこと。


自分の伝えたいことを、すんなりと理解してもらえるよう、伝えられるよう、
一生、勉強していきたい能力です!





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