前回の続きです。3つ目は「ソーラーパネル」。

見たのは半年くらい前だったでしょうか。掲載されていたのは確か、こういう画像だったと思います。場所は岡山県。
 



こうした画像を貼って、「山林をわざわざ破壊してメガソーラー建設」と書いてる方がいたんですが

私は「これ、ゴルフ場じゃないの?(°▽°)」と思い、「岡山県   ソーラーパネル   ゴルフ場」で検索。

すると結果は案の定。




私も、山林を新たに破壊してまで作るメガソーラーなんて、本末転倒だと思います。寧ろ環境破壊。その意見には私も賛成です。
(ゴルフ場跡地も、元の山林に戻すのがベストなのでしょうけども)

ただ、それを他人に訴えるにしても、ミスリードは善くないですよね。



最後にコチラ。


(ニュース記事より抜粋)

このところ旧Twitterの「X」で、農家の方々が怒りの声を上げ始めた。「農業を舐めている」と、矛先が向けられたのは国政政党である参政党だ。

神谷宗幣代表の演説で「農薬によってがんが増えている」などの根拠や因果関係が不明な発言があった。この動画が拡散され、憤りを覚える人が次々に現れたのだ。

 反発の声の中心にいるSITO.(シト)さん(Xネーム)に話を聞いた。


「農薬や化学肥料を不健康になる、がんになる、土が死ぬ原因などとして全否定し、それらを使う慣行農家(法律で認められた農薬・肥料を基準の範囲内で使う一般的な方法で栽培を行う農家)を貶めておきながら、指摘されたら『貶めているわけではない、なるべく有機に近づけていくのが参政党の方針』などと演説していました。イジメをしていた子どもが注意されて言い訳をするのと変わりません」(以下、シトさん)

偏った発信に疑問を持ち、2022年6月に出版された神谷代表の著作『参政党Q&A 基礎編』(青林堂)も購入。書かれていることに問題提起をすると、多くの農業従事者らの共感を呼んだ。

「ビッグファーマによる政策や消費者の好みに合わせた結果、現在の農業従事者の多くが、人体に有害な食材を生産している状態です。農家が出荷用と自分たちが食べる分の野菜を分けているという例は珍しくありません」(『参政党Q&A 基礎編』141ページより)

 神谷代表が国会議員になる前に書かれたこうした内容は、「あまりに現場と乖離しています。特に私たちのような農家を『自分が作った農産物が人体に有害で危険だと承知の上で販売する確信犯』として、参政党こそがその害悪を訴える正義のような内容でした。これは何か声を上げなくてはと考えました」とシトさんは話す。


参政党の支持者の中には、海外から無理やり押し付けられた肥料や農薬をJA(農協)や政府が買わせていると信じる人もいる。

 シトさんは、「自身が手がけるものを有害だと考えていないし、農薬や肥料を買わされているわけでもありません。品目に応じて自ら肥料や農薬を選択し、定められた基準内でコストパフォーマンスを考えながら常に最善手を模索します。様々な農家さんが何度も繰り返し発信しても、『農家は無知で騙されているかわいそうな人たち』という思い込みで無下(むげ)にされるんです」と語気を強める。


(以下略)





調べて、確認して出したつもりがミスリードになってたって事は、少なからず起こりえるものだと思います。

私も気を付けなければ、と「我が振り直せ」の心持ちであります。


ただ参政党の例の場合は

ここまでくると、ミスリードと言うより「デマ流し」・「ヘイト」と言った方が正しいかもしれません。

先に挙げた「浅口市議会」、「給食」、「ソーラーパネル」はフライングもしくは「やっちゃた感」のあるものですが、それらの件よりも遥かに悪質ですね。



まあ、私個人としては、ミスリードとしてコレ(↓)に勝るものはありませんが。




今となってはデマと看破され、ネトウヨもネタにしなくなりましたがね。
(まあ、強制連行だけは私も否定しますけど。)




…それにしても神谷代表の著作『参政党Q&A 基礎編』の出版元は「青林堂」ですか、成る程ね。