アメリカに帰ろう


空港で祖父母と別れる際に、


👦「(自分が泣くと)

ママが泣いちゃうっていうから、

泣かない。」

と私に抱っこされながら小声で言った長男。


男の子やね

とおもいました。


「悲しいときは、泣いていいんだよ。

心が楽になるからね。」


そう伝えたけど、黙って涙を堪えた長男。


空港の検査が終わると、 

ポロポロ涙が溢れてました。


言わずもがな、

お別れは寂しい。


でも、離陸の前に「泣かなかったね!ニヤリ

と笑ってました。

祖父母の前で泣かなかった、ということは

誇らしいことだったようです。

男の子やねひらめき



楽しさと寂しさは振り子のように


楽しかった分と同じだけ、

寂しさが振り子の如くやってくる。

その振り子に打ちのめされてしまうのは、

我が家では間違いなく長男で泣くうさぎ


長男は帰る時悲しむだろう

またプリスクールで泣くようになるだろう

アメリカに戻りたくないと言うだろう


それは行く前から分かっていたことですが、

この小さな身体、

必死な顔を見ると、

泣けます悲しい


アメリカが辛い、英語が辛い、

環境が違うのが辛い、そして怖い


それは大人とか子供とか関係ない。


私は辛くないけど、大変ではある。

私は「タフだね、パワフルだね

とよく周りから評価されますが

だからってなんでも大丈夫な訳じゃない真顔


それに駐在中の旦那さんは

とっても忙しいという現実絶望

みんなそれぞれの大変さがあるということ。



だけど、間違いなく貴重な経験。

「恵まれている」環境なのは、

子供にとってもそうだと、

多くの親は思うでしょう。

私もそう思います。

だけど、生半可じゃない

というのも事実。


今がどんなに大変でも、

英語のスキルは将来力のひとつになる筈だ

と思うのは大人だからであって、

今日一日何をするかが全てな子供の視野では、

海外生活なんて罰ゲームと感じるでしょう。


だから、やっぱり生半可じゃない。笑い泣き



せっかく泣かずに行けるようになった

プリスクールも、

また逆戻りになりました。

私と離れる時、泣いて暴れます。

朝行く前に連続で鼻血が出てます。

食欲不振も見受けられます。



だけど、ちゃんとスクールに行って、

お友達と過ごしています。

テコンドーは自ら、

「今日も行きたい」と言います。

毎日公園で、元気に遊んでますほんわか


成長とは、確かに歩みを進めることをいう。

特有の辛さもあるけれど、

まさにそれを体現してますね。




いつか、小さな君にも分かる日が来ますように。


どんなに辛くても、辛いだけじゃない。

どんなに寂しくても、寂しいだけじゃない。

どんなに楽しくても、楽しいだけじゃない。


人生生きてれば、辛いことも楽しいことも

あらゆることは振り子のようにやってくる。

何かをする時、変化の時は、

やりがいと辛さが大抵同時にやってくる。

どちらかにシーソーが

傾きすぎるとしんどいから、

それをハンドリングする力を養う必要がある。


それは結局

場所が変わっても、

国境を越えても、

人種を超えても、

変わらないモノなんだってこと。


どこに居ても何かは大変で

(多くの場合は)何かには恵まれ、

どこに居てもやらなければいけないことがあり、

やらざるを得ないこともあり、

やりたいこともきっとある。


だから、逃げない勇気、戦い抜く力、

「自分」に負けない強さが必要なんだってこと!



今は辛いと感じる一つ一つの経験を、

ポジティブにポジティブに。

楽しく、思いっきり、

毎日全力で遊んでまた過ごそうね🇺🇸