やはり「フランスは🔥燃えて🔥いる」ようです。

 フランスの高校生たちが抗議デモ、というかここまでくるともはや暴動や反乱のレベルだと思いますが、を起こしているようです。

 背景としては色々とあるようですが、直接の原因としては政府が教育予算をあまりにも切り詰めたため、学校の施設が老朽化し、教員が不足し、結果教育の質が落ちたことへの不満と抗議、ということがあるようです。

 教育というものを経済合理性だけで考え、挙げ句の果てには金儲けの道具にしてしまうと、こういうことになります。

 フランスにはフランス革命以来の革命の伝統がありますから、何かの社会的問題が蓄積すると、すぐにこういうことが起こります。

 1960年代後半にパリを中心として起こった「五月革命」がよく知られていると思いますが、それ以外でも大小様々な抗議活動・デモやストライキなどは起こっていますが、ここまで暴力的なものが全国的に大規模に広がったのは久々だと思います。

 原因については色々と言われていますが、結局のところ現在のフランスのマクロン政権の無為無策、一部の投資家や金融資本の顔色ばかりを伺い、一般国民のことを顧みない新自由主義的な政策の結果だ、と私は考えます。国の秩序を保ち、国民全体が豊かになるような経済政策を行い、次世代を担う若者たちをきちんと育てる、という、民主的な選挙で選ばれた一国の政府が当然果たすべき責任を果たせていない、ということです。

 こういうのを見ていると、「西側先進国」とは実は、「先進的に崩壊している国」という意味である、というように定義を書き換えなければならなくなったのではないかという気がしてきます。

 

 

1 デモというか、暴動にしか見えませんが。何か色々と🔥燃えて🔥いますし。

 

 

2 現地からの声 1

 

 

 

3 現地からの声 2

 

 

4 極右と極左? 分析

 

 

5 映画「大人はわかってくれない」 フランソワ・トリュフォー監督

 

 

 

 

 

 

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 私もミカエルも、残酷でいやらしい「戦闘人形」だから、私たちにとって、言葉とは体の上に身につける衣服か、料理に振りかける調味料程度の意味しかなかった。あれば見栄えが良くなるし、味わいが増すけれど、なければなくても構わない。だから私たちがお互いに分かり合おうという時、それは体を通してでなければ本当には分かり合えなかった。私とミカエルとでレプリカの刀を持って模擬戦闘のために斬り合う時、私たちはどちらも真剣だったし、それが終われば、自分たちの部屋のベッドで服を全部脱ぎ捨ててあられもない姿になって何も隠さずに体を交わらせ合う。そうしなければ、お互いが何を感じ、どう思っているかなんて、本当のことは何もわからない、と思っていた。

 だから、私たちがサミュエルとマルガリータという、今度私たちが一緒に組んで仕事をすることになる二人の「戦闘人形」と最初に顔を合わせたのは、会議室ではなく、トレーニングルームの中にある闘技場だった。そこで私たちは、互いに名乗りあった後、それぞれのレプリカの刀を抜いて斬り合った。ミカエルはサミュエルと、私はマルガリータと、二手に別れてしばらく真剣に模擬戦闘をしてみた。相手の身のこなしや、刀の振り方、どこで呼吸を整えるかまで、それぞれの感覚の全てを使って感じあった。相手の性格や癖、そしてもちろんその実力まで、ぞの全部が研ぎ澄まされた感覚を通して私の体に伝わってきた。それはマルガリータも同じだったはずだ。

 一通り終わった後で、マルガリータの方から合図をして、私たちはそれぞれの刀を一旦収めて、互いに歩み寄って言葉を交わした。隣を見ると、ミカエルとサミュエルも同じようにしていた。

「ヴィクトリア、あなた、なかなかのものね。私とここまで戦えた相手はそうたくさんはいない。私が一緒に仕事をするのに不足はないくらいの腕はあるようね。何より、あなたの太刀筋には血の匂いがする。私と同じ匂いだね。あなた、これまでに何人を「処理」したの?」

「わからない、いちいち数えてないから。」

「なるほど、そうだよね。私もそうだ、いちいち数えてなんかいられないからね。でもそれは一人や二人ではないことは、これでよくわかっったよ。」

「それが私たちの仕事だから。」

「その通りだけど、私は今まで自分と同じ人形を手にかけたことはない。それはヴィクトリア、あなたも同じでしょう?」

「そういう命令は今までなかったから。」

「そうだけど、そういう仕事があるらしいことは何となく気づいていた。けれど、そういう仕事が自分に回ってくるとは思わなかった。」

「こうやって私たちに追われることになることがわかっていて、どうしてこの組織から脱けたりしたのかな?」

「さあね、何か理由があるんだろうけれど、私はそのことは考えないようにしている。そんなこと考えたって仕方がないからね。他人の心なんてわからない、それは人間であっても、人形であっても同じ。結局は、そういうことなんじゃない?」

「そうだね、心の中のことなんて、よくわからない。」

「ヴィクトリア、そんなことより、あっちの方も一通り終わったみたいだよ。今度は四人で話した方が良さそうだ。」

 マルガリータにそう言われて、私たちはミカエルとサミュエルの方に歩み寄って、四人で話し始めた。

 

 私たちは四人とも、同じ黒いドレスと制服、銀色の髪、そして白い刀、と一眼で「戦闘人形」とわかる姿形をしていた。それぞれの顔つきと体つきは少しずつ違っていたけれど、みんな18で成長を止めた少年少女のままの顔と体だった。もちろん、普通の少年少女よりはずっと引き締まって鋭い顔つきと体つきだけれど。

 

 サミュエルと話していたミカエルが私の方を振り向いて言った。

「ヴィク、僕たちが分かりあうのに、そんなに時間はかからないね。今サミュエルとこうやって刀を交えてみてわかったよ。僕たちはみんな、同じようなことを経験し、同じようなことを感じてきた。僕たちはそのことを互いの体で感じ合い、言葉で確かめ合った。あとはこれを繰り返していけば、お互いの呼吸だけでも全部が感じ取れるようになるよ。僕とヴィクがそうであるように、この二人ともそうなれる。この四人でしばらくやっていくんだから、それが何より大事なことだよ。」

「そうだね、ミカ、その通りだね。」

 私はそう言って、三人の顔を順番に見ながら静かに笑って見せた。うまく笑えていたかはわからなかったけれど、とにかく私はそうしてみることにした。

 

 私はいつでもミカエルに欲情し、ミカエルを求めて自分自身を濡らしたいと思っている。ミカエルにも同じように、私に欲情し、私を求めて、ミカエル自身を熱く硬くして欲しいと思っている。そうなったミカエルを私の体の中で感じることでしか、お互いを確かめ合うことなんてできない、と思っている。サミュエルとマルガリータもお互いにそう思っているであろうことは、二人の姿、互いに視線や言葉を交わし、互いの体に手で触れ合う時の仕草でわかった。二人の体は別々であっても、まるで見えない糸でつながり合った一つのもののように動いていた。それは私とミカエルの場合も同じだし、おそらくこれから私たちが追うことになるハンスとシビルの場合でも同じだろう。私たち「戦闘人形」は、単独ではなく、常に少年と少女の一組で一つのユニットとして動くように設計されている。心だけでなく、体でも深く繋がり合うようにデザインされている。それが私たちの連携して動く力となり、単独で動くよりも、私たちの戦闘能力を高めるだけでなく、生存能力をも高めることになる、と考えられている。だから私たちがお互いを求め合い、私とミカエルがいつもいやらしく交わり合い、離れることなんて考えられないほどになっている、そのこと自体がもしかすれば私たちに施された「安全装置」の一つなのかもしれなかった。つまり、単独よりも二人で一組にしておいた方が、互いのことを考えるから、一人が管理下から外れようと考えても、もう一人の方がそれに同意しなければ、そのことを思いとどまる可能性が高い、ということだ。私も、ミカエルと離れてまで、この組織から脱けようなどとは、想像もできなかった。もしミカエルがそうしようと言い出しても、私は止めるだろう、と思った。

 だからハンスとシビルが私たちの組織を脱けたということは、二人ともがそうしようと考えたということだ。それが彼ら自身の意思だったのか、誰かに上手に利用されているだけなのかはわからない。けれどそこには私が思いつけないほどの何か深い理由があるのだろう、と想像できた。

 想像はできたけれど、私はそのことを他の誰にも話すことはできなかった。「戦闘人形」として考える必要のないことを私が考えてしまっている、ということがわかってしまうからだ。けれど、私はそのことをミカエルだけには話してみることにした。どうせミカエルには私の考えていることは全部わかってしまうから、隠しても無駄だからだ。

 「そうだね、それはどうしても考えてしまうね。どうしてそこまでして、って思うよね。でも僕にもその辺のことはわからない。それは僕もヴィクと同じだ。だけどそれも、その二人に会って刀を交えてみればわかるのじゃないかな。僕たち「戦闘人形」は、任務以外のことは考える必要はないって言うけれど、僕たちがどんな相手と向かい合うようになるのかを知ることは必要だ。相手のことがわからなければ、どう戦えばいいのかもわからないからね。まずは相手を知って、考えるのはその後でいいんじゃないかな?」

 

 私とミカエルは、その時も互いに何も身につけていない裸になって、ベッドの上で抱き合っていた。そうしている時にしか、心の底にしまっておいたことを話すことなんてできなかったから。ミカエルが本当に考えていることを知ることもできないから。

 だから私は、ミカエルの顔に自分の顔を近づけ、その目を見つめながら言った。

「わかったから、ミカ、今夜もいつものように、私を欲しがって。私を揺らして、余計なことは何も考えずに済むようにして。私は今度も、ミカと一緒に出掛けて行って、二人で一緒に戻って来れたら、それでいいから。だからもっとしっかりと繋がり合えるように、私のもっと深いところまで入ってきて。」

 そう言って私は、ミカエルの熱く硬くなっているものを両手で握りしめた。何も隠されていない私の花びらは、もうすっかり温かく濡れていやらしく開き、潤っていた。

 

 

 イギリスの若者の現状を伝える動画をいくつか集めてみました。

 国の未来を担うはずの若者たちの多くがニート、つまり教育も受けず、仕事にもつかない状態になっている。そして有能な若者たちの多くが国の未来に絶望し、国外脱出をしようとしている。

 こんな国に未来があるでしょうか?

 

 そしてそれと入れ替わるように、現在のイギリスには毎年多くの移民・難民が押し寄せてています。その数は毎年イギリスで生まれる子供の数を上回るようになってきています。

 これが続くと、何が起こるでしょうか?

 それは「人口の入れ替え」です。イギリスで生まれ育ったイギリス人の若者がいなくなり、代わりに多くの外国人がやってくるわけですから、当然そうなります。

 私が「今までのイギリスは終わり、人口構成や文化も含めて、全く新しい国になって生まれ変わる。」と考える根拠はそこにあります。

 

 これらの動画ではあまり触れられていませんが。イギリスがこうなってしまった要因の一つとして、イギリスの産業構造の変化が大きいと私は考えています。

 かつてのイギリスは「世界の工場」と呼ばれるほどの工業生産力を持っていました。そこで生産される世界最新鋭の軍艦や大砲、自動車や産業機械などの工業製品が、大英帝国を築く力の源泉でした。

 ところが、いつしかその地位をアメリカ、日本、ドイツ、そして中国に奪われ、イギリスの製造業はもはや見る影もなく空洞化しています。イギリス国内に残っている工場はわずかですし、もしあったとしても、そのほとんどは外国資本によるものです。

 つまり、普通のイギリス人にとっては、働く先がなくなっている、ということです。

 社会福祉や販売業などのサービス業の多くは移民に頼るようになり、イギリスの経済構造はロンドンの金融業に大きく依存するようになっています。

 これが、イギリスの経済が金融市場の動向に大きく左右されるようになった要因です。リーマンショックによる金融市場の混乱に最も強く影響を受けた国の一つがイギリスですし、ロンドンの不動産への過剰投資により、地価や家賃があり得ないほど高騰しています。

 イギリスの若者にとっては、学校を出ても仕事はなく、あっても安い賃金で働く移民との競合になり、緊縮財政により教育を受ける機会を減らされ、医療福祉制度は崩壊し、物価は高騰して生活費の工面もできず、住む家を確保することさえできない。だから結婚もできず、安心して子供を産むこともできない。これでは国外脱出したくなるのも当然でしょう。

 

 問題はこの事態を正面から受け止め、責任を取ろうとする大人たちがほとんどいないことです。新自由主義とは「すべては自己責任」であり、「社会的責任からの自由」を追求する思想だからです。

 イギリスの若者たちが上の世代に対して抱いている不信感と絶望感は、私たちが想像する以上に深いのではないかと思います。

 

 そしてこれは、ここ日本においても、決して他人事ではありません。

 

 

 

1 イギリスの若者の現状

 

 

2 ニートの増加

 

 

3 イギリスからの脱出

 

 

4 もはや戦場?

 

 

5 イギリスが終わる?

 

 

6 イギリスの若者はなぜ日本にやってくるのか?