(前回のつづき)

マウントバーノンの歴史についてのお話を聞いたあとは、
質疑応答の時間だ。
質問はあらかじめ準備してあったので、
その内容にそって、ステファンさんが回答してださった。

その中で、興味深かったのは、
「レメディをネガティブな感情から選ぶ理由」
だった。

バッチフラワーは、一般的にはフラワーエッセンスと呼ばれるもののひとつである。
バッチ博士が開発したシステムは、緊急時用のレメディを含め39種類だが、フラワーエッセンスと呼ばれるものは、他にもたくさんの種類がある。

その中には、ポジティブな感情から選ぶものもあるらしいが、
バッチフラワーはネガティブな感情から選ぶ。
そのことについて、ステファンさんが色々と話してくださった。

まずは、バッチフラワーがセルフヘルプのシステムであるという点を強調しており、ネガティブな部分を明確にしないと、実際の問題を解決できない、と話していた。

たしかに、レメディ云々は別にして、問題を解決しようとすれば、
何が問題になっているのかを明確にする必要がある。
大抵の場合、『よくない部分』を明確にしなければならないだろう。
そこから目をそらしていては、問題は解決しない。


「勇氣のある人になりたい」と思って、レメディを選ぼうとしたら、「勇氣」がキーワードになりそうなレメディはいくつも出てきてしまう。
その中からどれを選ぶかは、どんなときに勇氣がほしいと思うのかを考えてみる。

「人前で話す時に緊張するから」
「自分の意見を伝えたいけど、反論されるのが怖い」
「威圧的な相手だと萎縮してしまい、自分の意見を上手く伝えられない」
「なんだかよくわからないけど、いつも不安を抱えているから」
など、色々な状況が考えられる。
結局、ネガティブな部分に目を向ける必要が出てくるわけだ。


また、19種類のレメディは、バッチ博士自身がネガティブな感情に襲われて、その状態を改善するために植物を探して、作ったことも理由の一つにあげていた。
バランスを崩した時に植物を探して作ったものだから、バランスを崩した状態に力を発揮すると。

バッチフラワーは本当に奥が深い。

ステファンさんから貴重なお話を伺ったが、
まだ上手く文章がまとめられていない氣がする。
これは自分の文章力、表現力の問題なのだが。。