ハローです☁️
今回は、瀬尾さんのご家族に対する愛情深い1冊でした。
特に2/3は、お子さんに対する愛情深い1冊であり、彼女の子育て日記とも言えると思います。
「ファミリーデイズ」 著: 瀬尾 まいこ
作家の瀬尾まいこさんのエッセイというか、日々を綴った感じ。
いつもの作品とは違って素の瀬尾まいこさんを知ることができるっていう感じ。
関西にお住まいらしいと何かで読んだけど、これを読んでそうだった関西だった!と思い出した。
中学校の先生をしていたことは初めて知った。
だから学生が出てくる作品も多かった?とか勝手に思っちゃった。
素敵な方に出会って結婚されたって感じだ。
海外挙式の時の旦那さんが乙女で、こんなに一緒に楽しんで衣装選びに付き合ってくれたり、夢を描いてくれる人っていいなって思った。
すごくナチュラルな関係で、お互いに無理がないと読んでいて思う。
お子さんに恵まれてからは、パパさんの子育て参加はやや消極的?って思ったけど、それが彼のペースなんだろうね。
でも瀬尾さんの文章中には「私たち夫婦」と記載があり子育てに夫婦がチームとなって取り組んでいるのがわかる。
娘さんについての文章中、「私たち夫婦」なのである。こういうのって惚気とも取れるけど、いいなって思う。チームワームって感じがして。(共同作業っていうとなんか固っ苦しい。)
娘さんに対する、愛情や愛おしさが溢れていると思いました。
娘さんが大きくなった時にこの本を読んだら喜ぶだろうなあ〜と思いました。
こんな形で記録に残すのって良いと思います。
個性って、親に似ることもあれば似ないこともあるから個性なんだね。
お子さんが自由でのびのび育って物おじしない様が可愛く描かれている。
読んでいて頼もしくもあり楽しい。
そこに瀬尾さんの文章力が加わるから、読んでいて面白い。
子供の成長って、早いっていうしね。
0歳から5歳くらいなんてあっという間で1日1日が違ってて発見で成長なんだろうなあ〜と子供のいない私も思いを馳せた。
これは、私に関してだが、
子供がいたら人生どんなに違っただろうと思うこともある。
自分の遺伝子を持った分身が見てみたかった。
まあ、相手もいなかったしガンになっちまったから、これはこれで仕方ないけど。
私もちびっ子は好きだった。
でも好きだからこそ、母になれないって分かってるからこそ、距離を置いてる。
そうしてるうちに泣き声に対する耐性がなくなってしまったけど…ちびっ子を見るとギュッと抱きしめたくなる。
瀬尾さんは、中学校の先生になっただけあって、未来がある中学生たちのことも大好きだったようだ。
読んでいて適職であり、生意気な生徒もいたり大変だっただろうけど相思相愛だったように思った。
今は子育てに勤しんでいるけど、その愛情もすっごい感じ取れた。
肩に力を入れずに読むにはちょうどいい。