最近,朝ドラを楽しみに見ている。

これまでは,土曜日に放送されるダイジェスト版のみ見ていた。

でも,年明けの頃から毎回の放送を見ている。

録画して見ているのでリアルタイムでは見ていない。

だいたい夕食後に寝転んで見ていることが多い。

物語は,何となくこうなったらいいなぁと思っていたように進んでいる。

今日の回は,ついに結婚式。

今日はオンラインでの会議が中止になったので,久しぶりに朝からリアルタイムで視聴できる。

 

最近は,涙腺がゆるい。

しあわせな場面を見ると,自然に涙が溢れてきてしまう。

情けない体質になったものだ。

舞のウエディングドレス姿を見ているとそれだけでうれしい。

 

でも,いつも思うのだけど,子どもがしあわせになった時には父親はいない。

今回も高橋克典演じる浩太も急死してしまっている。

会社もうまくいかないどん底の状態で急死してしまう。

父親という存在は,ほんとにさみしい。

父親の犠牲なくしてしあわせになれないのだろうか。

別に急死させなくても,寝たきりでもいいから生きていてほしかった。

浩太の役は,あまりにも切ない。

父親の思いを受け継いで・・・・。

それもわかるけれど,舞の花嫁姿を見せてあげたい。

遺影の前で見せてくれても浩太には見えないだろう。

なんて素朴に思ってしまう。

そんな思いを巡らせているだけでもドラマにはまってしまっているのだろう。

 

幼馴染みで結婚するということもめずらしい。

小さい頃から知っていると,なかなか恋愛対象にならないのだろう。

一番大切な存在なのに。

また,若い頃に出会った人ともなかなか結ばれない。

若いうちは目移りをしてしまって,大切な存在を見失ってしまうことが多い。

自分の若い頃のことを思い出しながらドラマを見ている。

 

恋愛と結婚は別なのかも知れないが,それもまたさみしい。

一番大事なことは,好きな人と一緒になることである。

なんか自分の人生に当てはめて思いを巡らせてしまう。

 

今回の朝ドラもいいドラマだったのだろう。

ゲゲゲの女房や梅ちゃん先生,ひよっこなど,これまではまったドラマも多い。

久しぶりに楽しみに見ようと思っている朝ドラである。

 

今,年度末の処理をしっかり区切りができるように取り組んでいる。

事務処理や申請書類,依頼原稿など,次々とノルマがあって忙しい。

今月末を目処にすべて終えられるように取り組んでいる。

やることも多いけれど,充実した日々である。

ただボーッと過ごすよりも楽しい。

 

舞と貴司が結ばれて,まだこれから1か月以上ドラマは続く。

結婚は決してゴールではなく,スタートなのである。

親友の久留美もしあわせになってほしい。

兄の悠人も再起してほしい。

二人が結ばれたらうれしいが,結婚だけがしあわせではない。

まだまだドラマが新展開していく伸びしろが多い。

それだけ人生は波瀾万丈なのである。

 

年度末になると,自分の仕事も区切りがつく。

と同時に,朝ドラのタイトル通りに,舞いあがってどこに着地するのか。

それを楽しみに目の前の仕事に向かっている。

 

獅子丸がいつも自分の座っているところに来て寝ている。

その姿を見ているだけでしあわせである。