兵隊・抑留記(98)  アクチブの吊し上げ | SAPPERの兵隊・抑留記

兵隊・抑留記(98)  アクチブの吊し上げ

 
抑留後期~帰還まで - その3
 
 
 作業も済み食事を終えてやれやれ一服という時間に、全員集合である。
 
 兵舎内の中央廊下に集まったところで、突然、“××出てこい”。
 
 中央廊下の端に机が一つ、「アクチブ連中」と“俺”がその机を挟んで立ったのである。
 
 「アクチブ」『貴様は何月何日こういうこと(青年行動隊のこと)を言ったろう』『こうも言ったろう』。これには、たまげた、“俺”より詳しいのである。
 
 “俺”『言った‥‥』。多少言い回しに違うところもあるだろうが、言ったことは確かである。
 
 「アクチブ」『今、現在言ったことに対してどう思っているか。反省はしているのか、自己批判を聞きたい』。
 
 
つづく