兵隊・抑留記(40) 初年兵を連れて天津に戻る
初年兵教育 - その2
次の日の行動《初年兵名簿受領》には支障なく、どうやら間に合った。
“俺”は《埼玉県》担当だ。省線電車(JR)で浦和まで行き、埼玉県庁で《初年兵名簿》を受領した。
東京での《初年兵受領》業務を終え、慌ただしい一時帰宅も約一週間、いよいよ戦地へ出発である。
初年兵の集結先は、11月19日九州・福岡(博多)であった。 博多より海を渡り朝鮮の釜山へ、朝鮮を縦断して新義州を経、満洲・安東より満洲を横断して北支・山海関に至る。いよいよ北支である。
初年兵の教育場所は独立工兵第○○聯隊誕生の地、天津・北站の北洋営であった。
“俺”と「北洋営」との関わり合いは、初年兵としてさんざしごかれた所でもあり、現役時代の一時期を過ごした所でもある。
教育されたところで、今度は教育する側になったわけである。この地、北洋営にはにはよくよく縁があるらしい。
つづく
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ブログ管理人から
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