みなさんお久しぶりです。
3週間の日本滞在を終え旅再開しました。
今は経由の関係で3度目のロンドンに来ております。
話を3週間前に戻しますと、その時僕は久々の日本に少なからずこころを踊らせていました。
誕生日が9月28日なので27日の夜には帰って23歳になる瞬間は自宅のベッドでぬくぬくと迎えるつもりでした。
だけど人生そんなにうまくいかないものですね。
ロンドンから北京経由の中国国際航空の便で帰ったんですけど、成田空港行がまさかの欠航。
まさかの中国で誕生日を迎える疑惑浮上!!
そんとき中国は反日デモ真っ盛り。
是が非でも避けなくては…
そんな中同じように困ってる人もちらほら。
困ってる同士お互い助け合い、なんとか日本にその日中に帰る方法を探ることに。
そこで助け合った面々も、80歳過ぎの奨学金の会長、フランスから公演のために来日予定の音楽家、学会帰りの大学研究者(後に高校の先輩であったことが判明)、中国語と日本語を操る在日中国人学生とユニークな顔ぶれ。
そんな彼らと妙な連帯感を覚えながら北京の空港を右往左往すること数時間、やっと夜8時過ぎの羽田便に乗れることができることに。
この間、僕が奨学金会長のご機嫌取りに終始したことはいうまでもありません。
だって帰国後、
「相楽さん、あの時はどうも。よかったらお食事でもいかがでしょう。」
とかいってめっちゃうまいご飯とかご馳走してくれるかもしれないじゃないすか!!
そんなこんなで羽田便に無事乗り込み帰れることに。
ここで大事なこと判明。
中国と日本は時差1時間。
ってことは23歳になる瞬間は機内?!
そんなわけでこれから先もあるかわからないですが23歳の瞬間は機内で迎えることに。
隣に座っていた中国文学を学ぶという趣あるT大生と領土問題と恋愛に関するほとばしるような熱い議論をかわしていたらいつの間にか23歳になっておりました。
そして、飛行機を降りたらまさかのもう一波乱。
バックパックが出てこない…
まさかのロストバゲージ…
ついてないのぅ…
そして気づいたら奨学金の会長帰ってるし!!!
おいしいご飯の夢も儚く消える…
終電もないのでその日はフランス人音楽家&大学研究者兼高校の先輩と羽田空港のベンチで一夜を過ごすことに。
ある意味記憶に残る誕生日でした。
そしてこんときのJALの方の対応がまじで神!
自分とこの失態じゃないのにほんま全てを丁寧に手配してくださいました。
そして美女揃い。
彼女たちに誠実に対応してもらえるだけで遅れて逆によかったんじゃないかと思えるほど…
すいません、盛りすぎました。
お金もったら日本の航空会社を使いましょう!
その後はバックパックも無事戻ってきて、3週間飲んだくれ。
そして現在はまたもや飛行機の遅延(今度はトルコ航空)でロンドンで足止めされとります。
明日から、ウガンダっていうアフリカの国で6週間NGO活動してきます。
皆さん引き続きの生存確認よろしくです!