休職を余儀なくされていたけど、仕事が再開されたので、暇と言うほどでもなく、タイトルから「今、暇」を外した。

でも貧乏はしっかり現状維持。

 

ストックしていた画像をもとに、少しずつブログを残していこうと思う。

地下道の階段にアマガエル発見。

この画像のプロパティを見ると6月14日となっている。

でも大きい。

エッグチョコの食玩に入っていそうな存在感。

シュレーゲルアオガエルと思われる。

何でこんな湿気の無いところに・・・

レスキューして草むらに放ケロッグ。

 

これまでの人生でお目にかかったのは数えるほど。

いつも不思議なんだけど、個体数の少ない種ってどうやって伴侶を見つけ、種を維持していくんだろう?

私の中ではナナフシとタマムシとか。

やっぱり誘因フェロモン?

三流雑誌の広告に載ってるよね。

本当に効くんだったら使いたくもなる。

でも人間はそう単純ではないようだ。

 

シュレーゲルアオガエル。

オランダ人の動物学者シュレーゲル氏が名前の由来らしい。

 

シュレーゲル、シュレーゲル・・・シュピーゲル

3、2、1、0、ドカーン

こちらは特撮ドラマ「キャプテンウルトラ」に出てくる光速宇宙船。

 

ドイツ語で鏡の意らしい。

よくできたドラマだったと思う。

 

主題歌も秀逸。

なんたって世界の冨田勲だもん。

 

それにしてもこの主人公の俳優さん。

その後あまり見かけなかった。

たまに出てると思ったら時代劇の悪代官役だったり。

子ども心に少し気の毒だった。

 

「ヘビ、長すぎる」

は、フランスの作家、ルナールの「博物誌」に出てくる一節だ。

私も中学時代、読んだはずなのに、記憶に残らなかったのは、皮肉なことに、あまりに“短かい”文章だったからかもしれない。

改めてこの一節を知ったのは、高校時代の現国の教科書だった。

安部公房の「日常性の壁」という作品の中に、引用されていたらしい。

 

安部公房と言えばノーベル文学賞候補にも挙げられた大作家だが、今の若い世代にどれぐらい認知されているか。ちょっと悲しい。

 

公房と長らく不倫関係にあった女優、山口果林が、数年前、「安部公房とわたし」という本を出した。

そこには公房が撮った彼女のヘアヌード写真まで掲載されていた。

「どう、凄いでしょ。私は世界的大作家・安部公房にこんなに愛された女なのよ」という山口の矜持が随所に散りばめられていた。

 

さて、「へび、長すぎる」。

今年は低温で推移しているからだろうか。

あまりお目にかからなかったが、ついに遭遇。

アオダイショウ。

これでも界隈、ナンバー3ぐらいだ。

それにしても長い。

なぜ、こんなに長い? 無駄に長くないか?

 

今は亡き爬虫類学者の千石正一氏によると、

「穴の中に住んでいるネズミを追いかけて食べるために、トカゲのような動物が進化し、やがて足が無くなり、体も細長くなった」

とのこと。

確かに・・・

ここにはモグラの仲間、ヒミズの巣穴あり。

こんなロングサイズに入ってこられたらなすすべがない。

 

ついでにこんな御仁とも遭遇。

丁重にお暇し、その場を離れた。

 

 

ダブルワークの昼の部。

ガードレールを乗り越えて車道に侵入してきた藤の蔓を排除。

草刈り機では絡みついて絶対無理。

まずは柄の長い鎌で主だった蔓を払っていく。

この鎌、「造林鎌」と称するらしい。

見るからに物騒な農具だ。

映画「13日の金曜日」の日本版を作るとしたら、ジェイソンならぬ孫兵衛が振り回すに相応しい威圧感。

(作業前。手前にあるのが造林鎌)

次に剪定ばさみで目に付いた蔓をずたずたに切る。

敵対する組織の弱体化を目的する手法の一つとして、よく「分断をかける」というが、正しくこれ。

なにしろ敵は地を這い、幾重にも絡み合い、至る所に根を張っていくんだから、文字通り一筋縄ではいかない。

そして造林鎌に引っ掛け、思いっ切り引き剥がしていく。

腕も腰も軋みをあげる。

 

求職していたとき、ハローワークに造林管理を見掛けた。

自然好き、アウトドア好き、フィールドワーク可能の自負あり、食指も伸びたが、回避した。

タフでハードは日も見るよりも明らか。時給も割合わない。

今日、この仕事をして正解だったと思った。

山仕事、並大抵じゃない。

(作業後)

 

夜になって、外で何か鳴く声が聞こえる。

こりゃフクロウだ。

 一階に降りて家人たちに言うと最初は信じなかったのに、すぐ「あっ、確かに何か鳴いてる」。

 日本野鳥の会の動画で確認。 

https://www.youtube.com/watch?time_continue=15&v=mDX1zlsGMaU&feature=emb_logo

これこれ。

 家人も「今までここで聞いたことがない」という。

 私も記憶にない。

 夜鳴く鳥はサギ、初夏のホトトギスぐらい。

 人間の社会経済活動が停滞して、あちこちで野生が戻りつつあると聞く。

 この鳴き声もそうかも。

 それも一羽じゃない。

 こっちで鳴くと、呼応するように間を空けて別の方向から聞こえてくる。

 家人は「何かに引っかかって助けを求めてるとかじゃないのか?」と心配するが、それはない。

 

夕方、娘が家人とドライブに行って、帰ってくるなり、私のところへ来て「野良犬がおった」という。白かったと。

私も何度か目撃したことあり。

パンの耳を投げてやったら、食べに来たという。

期せず、二人同時に「可哀そうに」と口にしたのはやはり親子だからだろうか。

 

フクロウの声、聞こえなくなりました。

山に帰ったのかな~

 

さあ、弁当となったとき、箸がない。

今朝、「箸入れた?」って、家人に確認したとき、おやつの菓子に気を取られ、入れ忘れたようだ。

お菓子じゃなくて、お箸だって。可笑しくないか?

弁当箱を変えてから、箸忘れることが多くなった。

コンビニ行ってもらうと、つい、ミニサイズのカップ麺とおやつを買ってしまう。

どら焼き、ようかん、かりんとう・・・余計なお金も使うし。

職場の厨房まで行くのも面倒だし、今、人がいるかどうか。

足元にシュロの葉柄が落ちてた。70cm程度。見事なぐらいにまっすぐ。

これがいいじゃん。

剪定ばさみで長さ揃えて2本。きれいに洗って出来上がり。

少し太めだけど十分。

シュロはいつの間にか生えてくる。葉を四方に広げるので邪魔になる。伸びも早く、今まで生えていた木を追い越し、影を作るので、先輩樹木を衰退させる。葉柄を切ってそのまま地面に置いていると、つるつるしてるから踏んだ時、滑る。幹を地際から切ろうとすると、何枚にも重なった繊維が邪魔して切りづらい。

なかなか厄介。

こんな事で役に立つとは。

シュロ箸らえで自シュロ自箸。

いえ、急ごしらえで自給自足。

ごちそうさまでした。