夫は介護4、私は要支援1の認定を受けている。

夫は強い痛み止めを服用しているので、車の運転はできない。

私は脳梗塞を患ってから運転免許証は返納している。

夫の通院や、夫の介護用品を買うのも、全てタクシーを利用する事になる。

毎月のタクシー代だけでも数万円かかる。

身障者や精神異常者には福祉タクシー券が出るのに。驚いたのは、ペースメーカーや補聴器をつけている人は身障者になるとの事でタクシー券が出るのに、普通に歩行できる人に出て、全く動けない人に出ないなんて納得がいかない。

私は足腰には全く何ともないが、上肢が弱い。重い物が持つことができないし、腕が思うように上がらない。椎間板ヘルニアのため、リュックサックが背負う事ができない。

自転車にも乗れないので、シニアカーのレンタルをしようとしたら、要支援1では適用にならないとか。


この前、自宅前でシニアカーの試乗させてもらった。


そして、夫が階段の登り降りが難しくなって来た。屋内の階段は段差が低いし狭いので、介助して手摺で何とかできるが、外階段は段差があるし、コンクリートなので、転ぶと危険、先日の退院時は介助タクシーで男性二人かがりで車椅子ごと、持ち上げて玄関迄運んでもらった。

病院から自宅までの介護タクシー代は片道¥8000近くかかる。これも全額自己負担。

確かに普通のタクシー代だってこの位かかるから、介護人二人ついての費用としたら、かなり割引にはなっているが、毎回毎回通院などに介護タクシーを利用していたら、かなりの費用がかかるのだ。

それで階段昇降機を設置しようとしたら、札幌市では介護保険の適用外とのこと。全て自己負担。

しかも豪雪地帯では、階段まるこど風防をつけなればならない。合計すると200万円は軽くかかる😱


私はこの冬にここから3回位転げ落ちている。


設置しようと思えばできない事もないが、夫曰く、生い先短い俺に、そんな金使うなと言うけど。

夫が生きている間は快適に過ごしてもらいたいから設置を検討しているが、これからどんどんお金が必要になるから、お金は空にしておけない。

本州の自治体では保険適用になる所が多いのに、北海道こそ保険適用にすべきでしょう。

今年災害級の豪雪時は外階段のロードヒーティングがまるっきり効かなくて、一日中除雪しなければ坂になってしまい、車庫から出入りした。

居間から車庫へ行く階段はコンクリートで段差が高くて夫には危険だから利用させる事ができない。

この前は洗濯物の干すユーテリティに干物が落ちてきて、取ろうとして膝まついてしまい、立てなくなってしまったので、そこに手摺をつけて欲しいと思ったら、要支援1の私には介護保険適用外と言われてしまった。

そこ場所には夫が立ち入る所ではないので、夫の介護保険も適用外とか。


高い介護保険だけ徴収され、年金額だけが下がるのに、いざ介護保険を利用しようとしてもことごとく却下されてしまう。

臨機応変にできないものだろうか。

夫が出来ない分、草刈り、不要物の処分してなど便利屋さんに依頼する事にしているが、毎月の便利屋さんへの支払いも馬鹿にならない。

ついこの前数万円かけて草刈りをしてもらったのに、毎日の雨でひと月もしないのに、もう雑草だらけ。除草剤も撒いても撒いても草だけが元気に育つ。 


もう、私の腰まで雑草が伸びてきている。もうウンザリ。


老々世帯だけなら、介護保険を使ってボランティア草刈りを依頼できるが、我が家には息子がいるので適用にならない。


息子だって遊んでいるわけではない、朝早く仕事に行き、私たちが就寝してから帰宅する。

休みの日くらい、ゆっくり休ませてあげたいから、あれして、これしてと言いたくない。


親の介護の為に仕事を辞めてしまう方も多いとか。

子供だって生きて行かなからばならないから親の犠牲にしたくないです。

高齢者は生きづらいとつくづく思う。