遺憾。子供達や若者に胸をはれる対応をしてほしい。 | HOUSE・MOGURA・BLOG

遺憾。子供達や若者に胸をはれる対応をしてほしい。

昨日の試合はまだ見てないので、予選ラウンド最終戦の感想はまた後ほど・・・。

予選ラウンドを2位通過したなら、堂々と決勝ラウンドへ行くと腹を決めた
植田監督でしたが、結果は敗北・・・グループ3位となったので、ブラジルへは
若手中心かつ、植田監督不在と言う形で決勝ラウンドへ臨むことを発表されました。

まぁ・・・当然ですよね。2位通過でさえ、北京五輪直前で今のチームの状態や
選手の体調、コンビに関する問題、そして新しいボールへの対応などを考えれば
参加を申請・受諾した協会がおかしいとしか言えません。

バレーをよく放送しているフジテレビでは今回の件に全く触れられていません。
それどころか、日本が決勝ラウンドに進出することすら放送されていませんでした。
協会とメディアの嫌な繋がりを改めて見たような気になります。
(全てのニュースを見た訳でないので、報道がされてたら申し訳ありません)

JVA のサイトでも昨日の試合に関する記事は公開されていますが、この件の
詳細どころか、全日本男子が決勝ラウンドに出場することすら、未だに
載せてられていません。

申請書の件を匿名で「知らない」とマスコミに対応したり、決勝ラウンド出場が
決まってもそれすら公表しないなんて・・・・・(=◇=;)

協会幹部(理事)は大手企業や教育機関からの人選となっていますが
社会の模範になるべく人々がこのような事をする・・・ワールドグランプリ時の
対応や今回の対応・・・今の子供や若者達に胸をはっていられますか?

(略)
社会に貢献するために

豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発展をその目的とし、
 (略)
未来を担う少年、少女を守り、
言葉や腕力などによる
暴力行為、体罰、しごきを
絶対に許すことなく、見過すことなく、
彼らの良好なトレーニング環境を維持し、
彼らの明るい明日を築き上げるために
全力を注ぐことを
ここに宣言いたします。

これは何の文章で、誰の文章だか皆さんはお判りになるでしょうか?
JVA のサイトで載せられている文章です。

JVA が本当にこの精神に則って団体として存続したいと(していきたいと)
願うなら、きちんとけじめをつけるべきです。そしてルールを無視して
日本を決勝ラウンドへ進出させた FIVB ・・・・ルールあってのスポーツです。
そのルールを守るべき人が守らずしてどうするんですか。

審判の能力低下などバレー以外でも話題になる事が多々ありますが
やはり、本体である各協会や団体がまずそれを意識し、努める努力をしなければ
それに繋がるものがどんどん低下するのは当たり前の事だと思います。

スポーツがスポーツであるために、選手やこれから選手を目指そうとしている
人たちの為にも、各協会や団体を始め、各メディアは改めて気を引き締め
自分達がどうあるべきかを真剣に考える事が必要ではないでしょうか。

それと、ワールドリーグで2位になったチームがその時の状態で辞退できてしまう
推薦枠に問題はないのでしょうか?オリンピック前だからと辞退する国がでれば
必然と貧乏くじを引かなければならない国が出てきます。

この場合、オリンピックに出場できないチームを今後のの経験・発展の為として
選出するか、2位の中でも得失点差のより良いチーム(2位の中で一番の成績)を
選出するなど、推薦枠と言う基準もきちんと設けた方が良いのではないか・・・。
今回の件でふとそう思った私です。