わたし達の生活を見回すと・・・
「もうすでに、中国産の製品なしでは成立しない!」と・・・
どこかのテレビでコメンテーターが言っていた。
どこかの雑誌でも「中国製品を使わない生活をやってみたら!?」という企画をやっていた。
見るには楽しい内容だったが、実際わたしがするとなると、正に恐怖の内容だった。
朝、起きて着替えをする。
「パンツが中国製」はけない・・・
「シャツもワイシャツも中国製」
「靴下もハンカチもバックも中国製だった・・・」
この雑誌で中国製の製品を見につけないで生活する担当者は・・・
通勤するのに、結局 裸にスーツ(幸いスーツは台湾製だった?)
バックの代わりに、コンビニの袋という出で立ちで出勤する羽目になったのだ。
東京の真ん中を・・・
今回、ギョウザに高濃度の農薬が付着しているというニュースを聞いて
我が家の食卓から「中国産」を排除しようと試みた人は多かっただろうと思う。
でも、できなかったのではないだろうか?
スーパーマーケットに行って食材の原産地は選ぶものの
表示法には裏技満載・・・ 一般人に見抜けるような表記にはなっていない。
冷凍食品 ⇒ アウト!
加工食品 ⇒ アウト!
醤油や油など加工された製品・・・ 原材料はどうだろうか?
パッケージに使われてる素材は・・・ どうだろうか?
肉になる前の家畜は・・・ どこの食品を食べていたのだろうか?
結局 総合的に「中国産」を排除することはできないだろう。
そう言えば・・・
サプリでも、2~3年前に「アガリクス」がガンを促進するなぁんて
厚生労働省が発表した際に問題になった製品も「中国製」だったな。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/12/dl/s1225-8g.pdf
Co-Q10でも、不安なウワサは中国産から聞こえてきたし・・・
でも・・・
排除してもしょうがないよね。
中国を利用してきたのは我われなんだから・・・
都合よく利用してきたのは我われなんだから・・・
きちんとした知識を与えずに製品を作らせたのだから・・・
食は大切ですよね。
国内で自給が不可能な現状は、一部の人間の地産地消だけでは済まないですよね。
いつも・・・
何かを知らない人間は、自分が知らないことに気づかない。
だから・・・
誰でもわかる、目印の付いているものから手を付ける。
その目印は・・・
本当のことから目を逸らすための巧妙な手段なのに・・・
問題をよく知っている人が、どこに逃げたのか・・・ 何を止めたのか、何を変えたのか・・・
見てみるといい。
そこに本当の問題点があるから。