以前「SAPIXについて誤解していたこと」の中で、「クラスによる授業内容の違いについてはまた今度!」と書いたにもかかわらず、すっかり忘れて放置してました。すみません
我が家は5年生の前期まで偏差値40台後半から60台前半を行ったり来たりしていたので、そのあたりのことを書こうと思います
◾️クラスごとの授業内容の違い
60前半のクラスは授業中の発言が活発。私語でうるさいのではなく、みんなが次々に意見を出し合っている感じ(息子談)。授業は算数だとアプローチの最後ぐらいまでやり、理科の宿題も確認の最後か発展ぐらいまでやってました。
偏差値50台は、ちょっとにぎやかなクラスと「上に行きたくて一生懸命なのかめちゃめちゃ静かなクラス」(息子談)があるそう。科目に偏りのある子が多く、算数は120点ぐらい取るけど国語は60点みたいな子が結構いる印象。
40台後半になると、毎回宿題をやって来なかったり、うるさくして先生に怒られる子がクラスに1人か2人いるそう。算数のアプローチも7割ぐらいまでは授業中にやってたと思います。コアプラスとデイリーチェックがダブルで100点だったりすると大量のシールがもらえるそう。
◾️成績別クラスのメリットとデメリット
続いては成績別クラスのメリットとデメリット。
まずメリットは4科のバランスが取れている子の場合、実力にあった授業が受けられる
上の方のクラスは基礎はサラッとやってすぐ応用へ。下の方のクラスは基礎からしっかりやってくれるので、効率がいい
一方、デメリットは、得意教科と苦手教科の差が激しい子の場合、実力にあった授業が受けられない
例えば算数が得意で国語が苦手な子の場合、4科の偏差値でクラスが決まると、算数は授業が明らかに物足りない内容で、逆に国語はハイレベルすぎるということになるため、家に帰ってから算数の応用問題と国語の基本問題を自分でやらなくてはならず、結構キツい気が・・・。
おそらくそういうズレを埋めるために授業点での昇降(ブロック内昇降)があるんだと思いますが、校舎によっては5年生はアルファのみ、6年生も4月ぐらいまで昇降をやらなかったりするので、文系と理系でクラスを分けてる塾が羨ましかったりすることも・・・。
正直、4科ともバランスよく得点できれば何の問題もないのですが、うちは今も酷語男子のままです
◾️クラスが安定するのはいつ?
4年生の間はテストに不慣れな子がいたり、途中から塾に入ってくる子がいたり、得意な単元と苦手な単元の差が激しい子がいたりするので、クラスがわりと動きやすい印象。
5年生になってくると、クラスごとの得点差も広がってくるので、以前ほどはクラスが動かなくなってくる気がします。(例えば4年の時はクラスとクラスの間が5点ぐらいだったのが、5年になると10点差になる感じ)
あと、4、5年生の間は、万が一「やらかして」クラスが大幅に下がったとしても、使ってるテキストは皆同じなので、授業でやらなかった部分を家でコツコツやればなんとかリカバーも可能。
ただ、6年生になるとクラスによって渡されるプリントが違ったり、違う解法を習ってきたりするので、ブロックをまたいでクラス落ちしちゃうと結構つらいことになりそう
6年生になるとよく「塾のテストよりも志望校を視野に入れた勉強を」と言われたりしますが、クラスが下がるとその志望校にあった授業すら受けられなくというジレンマもあり、まだまだクラス分けに振り回されてます
*多忙につき、ブログを週一更新から不定期更新にします。よろしくお願いします。