11月に行われるSAPIXの第一回入室テスト。当時を思い出しながら、当日気をつけたいことをいくつか書いていきたいと思います。
1.自己採点用に答えをメモする必要はない
SAPIXではテスト当日に採点前の答案がマイページで見られるようになっているので、自己採点用に答えを問題用紙にメモしてくる必要はありません。その分、問題を解くことに時間を割いた方が得策です
また、ホームページには翌日の15時にアップされると書いてありますが、だいたい当日の夜にはアップされてるので、その日のうちに一度のぞいてみるといいかもしれません。(たまに家に帰ってご飯を食べてたらもうアップされてたりすることも…。ただこの日は他にもテストがあるので少し遅めかも)
2.テスト後、子供に「できた?」と訊いても意味がない
昔、全統小を受けた時に四谷大塚の先生が「テスト後、お子さんに『できた?』と訊きたくなりますが、グッと堪えてまずは『お疲れ様』と声をかけてあげましょう」と言ってましたが、別の意味でも「できた?」はあまり訊かない方がいいと思います。
子供も入塾して半年ぐらい経つと、これまでの経験や周りの子の反応を見て、ある程度、できたかできなかったかの予測が立てられるようになりますが、正直、テスト慣れしてないこの時期に訊いても全然当てにならないからです。
むしろ子供の「できた」を真に受けて自己採点をし、大爆死だった時に「さっきできたって言ってたじゃん…」と大きなショックを受けることになるので、本当に訊かない方がいいと思います(ちなみに息子は過去最低の成績だった時にも「まあまあできた」と言ってました)
3.解答用紙が全部埋まっていても油断しない
先日、息子の友達が「テストの時に解答用紙がほとんど埋まってたからお母さんがすごく喜んでたんだけど、丸つけしていったらバツだらけで、お母さんがどんどん青ざめていった。あとでめちゃめちゃ怒られた」と言っていたそうですが、このパターン、うちも何度かあったので、解答用紙が思ったより埋まっててもあまり油断しない方がいいと思います
ちなみに後半が真っ白で青ざめてたら、丁寧にやった分、前半の正答率がいつもより高くて命拾いしたというパターンもあったので、自己採点まではフラットな気持ちで是非
4.初めのうちは子供に自己採点を任せない
子供も半年から一年ぐらい経つとデイリーチェックなどを通じて採点に慣れてきますが、この時期はまだ間違うことが多いので、自己採点の際には親御さんがやるか、子供がやった後に再チェックをした方がいいと思います。
自己採点の点数がかなり良くて喜んでたら、子供が出した自己採点の点数が30点も違ってて、成績発表の時にショックを受けたなんて話も・・・なんかテスト後の精神的ダメージを回避する話ばかりですみません。
5.テスト直しは絶対にやる
当日じゃなくても大丈夫ですが、テスト直しは入室テストの時にもちゃんとやることをお勧めします。
基準点に到達しなくてもう一度テストを受ける場合はもちろん、そのまま入塾する人も「テストに不慣れで失点した部分」と「知識が足りなくて失点した部分」をちゃんと分けて対策しておくと、今後の組み分けテストなどにとても役立つと思います。
また、SAPIXのテストは通常、採点後の答案のところに各問題ごとの正解率が書いてあるので、その正解率を見てからテスト直しをする人もいますが(正解率10%以下の問題はテスト直ししないなど)、2年前のテストを確認したところ、入室テストは正解率は出ないようなので、お子さんの記憶が鮮明なうちに、早めにテスト直しをやった方がいいかもしれません。
入室テストに行く時に賢そうな子が読んでいたハリー・ポッター。酷語男子の息子は1巻の上で止まってます。まだ汽車にも乗ってません
こちらの本に「ハリー・ポッターを全巻読んだ子は中学受験に合格するというジンクスがある」と書かれていたので、息子にも読んで欲しいです