6年生の皆さんは、いよいよ志望校に向けた過去問がスタートしましたね!
ここから受験本番まで、光の如く、ですよー。大人にとっては、です。
当時受験生だった息子からすると、「まだ5ヶ月ある」そんな時間の認識だったようです。私たち親は、「あと5ヶ月しかない」と思いますが、親の感情を子どもは敏感に感じ取るので、余計なプレッシャーを与えず、心をのびやかに、勉強させてあげる環境をつくってあげてくださいね。
親は、顔はにっこり笑顔でいながら、頭は計算機のように本番までの時間を正確にとらえていきましょー。
参考まで
我が家は、第一志望校10年、第2志望校5年、第3志望校5回分(2回入試の学校)、第4志望校2年、1月前受け校1年で、合計23年分を実施しました。サピックスの指示通り、新しい年度から取り組みました。(そのほか、午後入試(結局受けなかった)用の学校の算数・国語も押し込みました)
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さて、過去問の進め方・取り組み方です。
◆印刷準備
①問題用紙と解答用紙は、
四谷大塚の過去問データベースから印刷。
問題用紙は2部ずつ印刷。(解く用と直し用)
②解答と解説は赤本からコピー
③それらをひとまとめにして、クリアファイルに保管
私は、一気に複数年度分を準備してクリアファイルに入れました。
◆過去問の直しノートの準備
①A4サイズ(広げるとA3サイズ)のノートを用意
志望校別に色分けていました。
開成は青、栄光はピンク、聖光は黄色など、一目でどの志望校の直しノートかわかります。
※国語だけでは、解答用紙に直接直しをする。
※ノートは100均で買ってました。
②志望校別に紙のボックスで保管。
赤本・過去問・直し用ノートをボックスへ。
◆いざ、過去問に挑戦
①机の上を整理してから試験に向かう
②試験開始までに、深呼吸するなど、本番をイメトレ
③できるときは、親は試験監督役で、問題用紙の表紙にある注意事項を読み上げ、ストップウォッチを押し開始
④できるときは、親が終了の合図をする
◆丸付は本人
解答をみて丸付することで、自分ができていること、できていないことがわかる。記述力は上がると思います。
また、親が丸付をすると、余計ないざこざが始まる。(ここは合ってる、いや違う、などのやりとりは時間のムダ)
甘く丸付けするんじゃないか?と心配される方もいるようですが、直しノートをサピに提出するので、最終的に先生が正しく採点してくれます。息子は、先生の採点で点数アップすることの方が多かったです。
◆終わったら、親は直しノートをつくる
私は、欠かさず、直しノートを作りました。
間違えた問題を切り、ノートに貼る。これは大変でしたが、私の役割、と思ってやりきりました。国語だけは、直しは解答用紙にやるので、算数・理科・社会の3教科の直しノートを準備しました。
◆取り組んだ後の声かけ
「この学校から、どんなメッセージを受け取った?どんな子に来てもらいたいと感じた?」と問いかけていました。入試問題によって、息子も学校から受け取るメッセージが違うと理解したようですし、それによって、第一志望校への思いはさらに強くなり、志望校の順位の入れ替わりもありました!
◆そのほか
過去問の計画を立てるとき、学校別SOの日程を確認しておき、それまでに〇回過去問をやっておくか、も考えてスケジューリングしていました。
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この本は、私はとても参考になりました!