はじめて塾に通われるお子様に対して、
親ができるサポートについて書いてみたいと思います😊
やり方は、お子様お一人おひとり違うし、
正解は一つではないので、
あくまで、息子の経験としてお伝えしますので
お役に立つことがあれば嬉しく思います。
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息子は、新4年生(3年生2月)ではじめてサピックスに通いました。
塾自体、はじめてでした!
成績は真ん中からスタート😊
(最終的に開成に合格!)
学校での勉強はできるので、
サピックスでは真ん中のクラスなんだ~くらいの受け止め方で、
私は、焦ったりしませんでした。
早く成績を上げようなどは一切考えていなかったです。
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■入塾して2ヶ月、私が意識したこと
通い初めて最初の1,2カ月で
時間のリズムを作ることを、私は大事にしました。
最初が肝心と思って、息子と丁寧にお互いの思いや考えをよく話しました。
はじめての塾・家庭学習が始まって、
「勉強に追われる。やらなきゃいけないことで潰されそう!」となっては、子どもがかわいそう。
なので、私は、まず、時間の使い方に慣れることを大切にしました。
具体的には、以下の5つです。
①朝の時間の使い方を変える!
サピックスでは、基礎トレ(計算10問)があります。
「これから、毎日やるんだけど、いつやろっか~?」と切り出すと、息子はこう言いました。
息子
「塾がある日は、帰ってから夜やるのはいやだ。
塾がない日は、友達と遊びたいから遊ぶ前にやるのはいやだ」
私
「なるほどね~。それもそうだよね~。
じゃあ、いつやるのがいいかな~?
そういえば、基礎トレは10分。はなかっぱも10分だね~」
※はなかっぱ :Eテレの朝の子ども番組
息子
「僕、はなかっぱ見るのをやめるよ。朝にやることにする!」
ということで、あっさり合意できました😊
息子本人が考えて結論に至ったので、
つまり、自己決定権をもって、ちゃんと納得したので、
この習慣は受験が終わるまで、
受験当日まで朝は基礎トレ、が身に付いていました。
②隙間時間の使い方をサポート
さりげな~~く、
時間をどう有効活用するかを後押ししてあげました。
たとえば、「今やっておくと、後で、一緒に遊べるね」
とか、そんなポジティブな声掛けを意識しました。
③勉強って楽しい!の回路づくりをサポート
できたら、終わったら、ノートいっぱいに大きな花まるをつけてあげたり、
金色シールを貼ってあげたり、
「やったね」スタンプを押してあげたりしました。
息子は、こういうのが好きで、
「やったーーーー!」ってめちゃくちゃ喜んでいました。
気分が上がるスタンプは効果てきめんです😊
アニメのスタンプもいいと思います。
④親も塾に慣れること
私は、最初、以下の4つを把握することに努めました。
①テキストの量
②家庭学習の量
③家庭学習にどれくらいの時間が必要か
④いつ何をやるか
(きつきつにしないで、バッファが大事です)
⑤1週間のスケジュール表でイメトレ
その上で、1週間のスケジュール表を作ってあげる(学校からの帰宅時間・遊ぶ時間・勉強時間・お風呂など)と、息子も、家庭学習できそうだ!遊ぶ時間もたっぷりありそうだ!と安心した様子でした😊
遊ぶ時間がある、のは子どもにとって、すごく重要ポイント!
塾に行くと遊べないとなると、塾にネガティブなイメージを持ってしまいますよね。
だから、塾に行っても遊ぶ時間がある!と分かったら、息子は、すごーーく安心したようだし、結果的に勉強にも前向きに取り組めました✌
スケジュール表通りにはもちろんなりません。
ならなくて大丈夫です!!
どれくらいの時間を勉強に充てればいいかがざっくり分かっただけで、息子は安心して、家庭学習に取り組むことができたかなと思います。
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中学受験は、長期間にわたる取り組みです。
生まれて10年も経たない子どもからすると、
3年間の中学受験勉強は、
はてしなく先のことだし、受験のイメージなんてありません。
だからといって、
親がリードして、うまくやろうと先回りしたり、
こう勉強すれば、成績が上がるだろうと、
子どもを支配してはいけません!
また、勉強を教えるのは、塾の先生に任せましょう!
分からないときは、親が教えるのではありません。
勉強のやり方を見せてあげたらいいのです。
とにかく、親は、にこにこでいること、です。
すぐには結果は出ないものだし、
ああでもない、こうでもない、と
親子で悩みながら取り組む時間は、
本当に貴重だし、愛おしい時間になります。
そんないい受験をしてほしいなと思います💕