領土問題について。


北方領土(ロシア)、竹島(韓国)、尖閣諸島(中国)。。


 足並みそろえて、「誰か」に着火されている感がして、キナ臭い。行き着く先がドンパチで、「漁夫の利」(例えば、資源獲得や軍需産業)を狙う大国の絵図に嵌められなければ良いのだが。。




振付師はキッシンジャー氏、ブレジンスキー氏ではなく、ジョセフ・ナイ氏あたりだろうか。



わからない。。


いずれにしても、ロシア、韓国、中国。


一度に全てをお相手するのは困難だろう。時間差で対応するのか、3カ国の利害関係を見出し分断するのか、それとも、例えばインドをはじめとする他国を巻き込み、日本有利の各国世論を作る作戦でいくのか。


現状、韓国に対する「日韓通貨スワップ」(日米軍事同盟の金融版というイメージ、その日韓通貨版:資金を出し合い、いずれかの国が金融危機の際、助け合いましょうという内容)は、交渉カードに使う雰囲気がある(困るのは韓国)。どうなるか。


実務家にまじめに働いてもらうしかないか。





  【例のオリンピックのサッカー日韓戦】


得点した韓国選手が「竹島(韓国の呼び名“独島”)の領有権の主張」をハングルのプラカードで訴えた件。

もちろん、オリンピックの趣旨に反しているのでNGだ。

しかし、どうせやるなら、英語のプラカードでやるべきではなかったか。

それなら、世界中に訴求できたはずだ。それが出来ない、あるいは発想としてなかったということは。。推して知るべしだろう、正当性に確信がない、加えて恐ろしく内向きなメンタリティということだ。

もともと、先方さんは“無理筋”な主張をしているので、日本にとっては詮無い話だが、それでも粘り強く交渉する、つまり相手の強み・弱みを探り出し、自国に有利に交渉する、それが外交じゃないんですか?という結論。



 それにしても、一歩下がって状況観察すれば。


韓国は反日を煽り政権求心力を強めているし、

日本は、このドサクサ紛れに「消費増税」問題を関心の埒外へ、だし、

米国は、「揉め事には、やっぱり俺たちが必要だよな」というスタンスを強めているようだし(アーミテージ氏)。。

国際関係は世知辛い。


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閑話休題


ちょっとしたきっかけで、アニメ「美味しんぼ」をウェブで視聴した。


話の内容そのものよりも、今のように時代がぎすぎすしていないので、非常にのどか。

その時代性を頭に浮かべ、ほのぼのした。。

当時は、「24時間戦えますか?」(リゲイン:疲労回復ドリンク)のCMが流れていて、日本中が活気に満ちていた記憶がある。

あの時代を想い、「夢よ再び」と想像すると、やはり海外で働く選択肢にまで心が飛躍する。

困った困った。