札幌北端の辺(へ)「茨戸」
伏籠川(伏篭川、伏古川とも書く)、創成川、発寒川、以上三つの一級河川が合流し、そのまますぐに旧石狩川であった三日月湖状の茨戸川へとそそぎ込むところ。
時々、水を満々と湛えたその景色を見に行きたくなります。
周辺は特に何かあるというわけではないです。
2、3のお食事どころくらい、、レジャーや観光とはあまり縁がないかと。
あ、もちろんリゾートホテルの「ガトーキングダムサッポロ」を忘れているわけではありませんが、あくまでも川の周りには公園とか遊び場施設などはありませんということで。
バスを降りて創成川沿いをそのまま北上すると、合流する伏籠川が見えてきます。
向こうの方から流れてくる伏籠川、そこに架かる茨戸中央橋を渡ります。
橋を渡ったところが並木のある緑地となっています。駐車場とトイレも設置してありました。あと、ベンチとテーブルもあります\(^o^)/
道路の向かい側には、コンビニのセブンイレブンもあります。便利ですね
創成川が右側の逍楊橋をくぐって、
伏籠川に流れ込んでいます。 創成川の向こうに見えるのが藻岩山。
ちなみに、茨戸川の水質について以下ウィキペディアより。
“戦前の治水工事によって石狩川から切り離されたために流れがほぼ止まり、1970年代以降になると周辺の宅地化とともに生活排水などで水質が悪化した。現在でも札幌市の下水の30%は茨戸川に排出される。茨戸処理場、拓北処理場、創成川処理場、伏籠川処理場の四つの処理場からの水が直接あるいは支流経由で流れ込む。下水処理場設置によって水質は改善したが、今も注意を要するとされている。2002年度から創成川、石狩川、豊平川の水を茨戸川に引き入れる水質改善事業が進められている。”
「出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)」
川辺まで降りてみます。
この橋(茨戸橋)をくぐったあたりまでが伏籠川で、すぐに茨戸川に合流します。
そして、交差点を渡ると生振(おやふる)への入り口となる観音橋が見えてきます。橋の中ほどに札幌市と石狩市の境界があります。その下を茨戸川が流れます。
茨戸川と石狩川にぐるっと囲まれた広大な土地「生振」、一度だけ自転車で通り抜けて見たことがありますが道路の間隔のスケールが桁違いであります。
橋に差し掛かる手前に茨戸公園が見えます。昔は休日などは家族連れで賑わっていました。子どもの頃、ある青少年団体に入っていてこの先の川辺に訓練場があり、日曜日になるとやってきて競技用のボートを漕いだり、キャンプなんかと、学校とはまた違った楽しさがありました。
今は何もなく、ひっそりとしています。
右の写真はパークゴルフ場になっている小さな島へ渡る橋。
昔は中島公園みたいに貸し出しボートがあって一度だけ乗ってみましたが、中島公園と違って深々と湛えた水に流されていきそうで怖かったでしたね
橋を渡ると大自然の光景が、、別世界です
眺めていると、もっと遠くに行きたくなります。
と、ちんたら歩いていると学生さんたちが追い越して行きました。
のどかな通学路ですね。でも冬は大変そうです。
水辺ならではの光景に出会いました。
小舟、シベリウスやグリーグのCDのジャッケトみたいかな。
この先はきりがないのでこの辺で戻ります。
先ほどの交差点から茨戸橋の方へ。向こうに見えるのが国道231号の茨戸大橋。
以前は生振に架かる橋は先程の観音橋だけでしたが、今ではこちらがメインですね。
茨戸橋を渡って左へ。 川に向かって記念撮影\(^o^)/
道路を反対側に渡ってさらに進むと発寒川が見えてきました。
その上にかかる、蒼風橋の上から。
渡ってちょっと堤防沿いを、、陽が随分と傾いてました。
そして創成川に戻ってきました。並木道を歩いて向こう側に見える橋を渡り、バス停に戻りました。
ちょっと、長くなりましたが最後まで、どうもありがとうございました
※札幌中心部からのアクセス
たぶん、、わざわざバスで来られる方はおられないでしょうが、、一応。
地下鉄麻生駅バスターミナルT3番のりばより
麻24あいの里教育大線に乗り茨戸耕北橋で下車。さらに北へちょっとだけ歩きます。
テレビ塔前の中央バスターミナルからは
石狩線 石狩行き
厚田線 道の駅あいろーど厚田行き、いずれも
東茨戸1条1で茨戸中央橋のところで、
東茨戸2条1でセブンイレブンの所の交差点近くで、それぞれ止まります。