オタクな夜話（笑）で書きましたが、
クレイパティシエール養成講座を受講中です。
作家や講師になるための講座なので
販売や講座開講に必要な学科も学びます。
すでに講師をしている私にとっては
知っていなければならない法律やマナー。
復習でもあり、さらに深い知識も得られます。
実技は現時点では材料の特性を知る、
観察力をつける、という部分が主です。
これはテクニックをつけるよりはるかに大事。
受講中に習った技術を使い、次の講座までに
課題を作る宿題が出るスタイルが多く、
今回は、アイスの見本帳が課題でした。
なるべく多種類の粘土の特性を考えながら使い
できるだけたくさんのアイスを作ってみて、
自分だけのアイスの見本帳を作る、というもの。
私はあとでサロンに飾ることも考え、
ポップになりがちなアイスをシックにまとめました。
ひとつひとつ、パーツを作るところから、
色や質感を実験しつつ時間をかけて作りました。
作る際の粘土の種類や配合、着色の比率など
全てデータとして記録を残して一覧にしてあり、
生徒さんが、これと同じ色で作品を作りたい
と言われた時にも、再現しやすくなっています。
実は、３年以上前にサロンを初めた頃にも
マカロンの形でカラーサンプルを作りました。
でも、あまりにもたくさんのカラーがあるので
面倒になって途中でやめてました（飽きやすいB型）
今回、課題を提出しなくてはならないという義務感で
見本帳を完成できてよかったです（笑）
パーツも全て手作りなので、参考にできます。
見本帳で、なにのアイスかわかりにくいものは
アイスの近くに中身も作って置いてみました。
混ぜこんだナッツはなかなか質感がリアルで
お気に入りですが、ナッツ本体は雑・・・。
ナッツはそのうちクレパテでも習うようなので楽しみです。
つやっとしたキャラメルや（これも雑！）
いちご系アイスの近くにはいちごを配置したりと。
細かな工夫がなかなか好評でうれしかったです。
一番下の列には、６種類の粘土を使って
同じように色づけ＆成形したバニラアイスを作り
並べて違いを比較しています。
粘土の性質が違うと、仕上がりもぜんぜん
違うものになるので面白いですね。
アイスはこれかな、シャーベットにはこちら、
どちらかというとこちらの粘土は焼き菓子向きかも・・・
なんて想像がふくらんで楽しいですよ。
こちらの課題は、どれをいくつ作るとか
どう仕上げるという指示はなく自由です。
デコレーションに関しても自由なので
ちょっと遊んじゃおうかな？とも思ったのですが、
後からサロンに飾るにはシックでないと合わないし
私は遠方から持っていくのもあり持ち運び重視で、
縁に高さのあるアートフレームに入るだけのアイスを飾りました。
ガラスがはまっていると反射する＆重いので外し、
底ボードも色が明るくアイスが映えないので着色。
セリアの黒板ペイントを塗りました。
すぐに乾くし一度塗りでも黒板感が出て便利ですよ。
大き目の刷毛で塗ったら２分で塗れちゃいました。
他の受講生さん達の作品でも、アイスの色が
引き締まって見える黒板は人気でした♪
※こちらのお写真、氣仙えりか先生のブログよりお借りしました。
デコレーションも市販品をそのまま使う方はいなくて
みなさん様々な魅せ方の工夫をされていました。
全てのアイスにスプーンをさしてカラフルだったり
メニュー表のような箱を手作りしていたり、
小物で演出していたり、見ていて楽しかったです～！
アイスの質感もみんな違い勉強になりました。
今後はどんどんレベルアップしていきます。
自分だけ取り残されないようがんばらなくては。
ただでさえ、提出日間際にあせって作るタイプなので
なるべく余裕をもってじっくりと課題づくりにも
取り組んでいきたいと思います。
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