ゲーム・オブ・スローンズ第6章:冬の狂風#9「Battle of the Basterds」 | Saphiraの海外ドラマ中毒

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第九話Battle of the Basterds~“落とし子どうしの戦い”ってところかな

息をもつかせぬ死闘の巻でした。

 

注意簡単なあらすじまとめ&感想です。ネタバレご注意ください。

 

 

いや~もうテレビの前で全身硬直して観てました。

今回は二つの戦いに決着がついた形。

一つめは

ミーリーンの戦い

ティリオンとの協定を破って親方たちが船隊を組んで町を攻撃。

前話のラストでついに大ピラミッドの館へ戻ってきたデナーリスは、

「親方を磔にして船に火を放ち、彼らの町を破壊する」と冷徹に言い放つのですが、

ティリオンがそれでは父の狂王と同じになってしまうとたしなめ、

「私には別の案があります」と言い、親方たちとの交渉の場へ。

勝ち誇った顔の親方たちに「降伏するのはそちらよ」とデナーリスがいうと、

突如あらわれる三頭のドラゴン。

デナーリスはドロゴンの背にまたがると、海上の船を炎で焼き尽くす。

陸にはドラスク人の馬群がいっせいに押し寄せ、

ハーピーの息子たちを一掃。

 

ティリオンとグレイワームは交渉の場に来た親方3人のうち1人だけを生かし、

「女王のお恵みで救われたと人々に伝えろ。報復や奴隷制の復活を企てれば、

デナーリスとドラゴンが何をしたか思い出させる」と脅します。

 

――――

火を噴くドラゴンたちのシーンは圧巻でしたが、

ここでふと現実的に考えてしまいました――このドラゴン3頭がいれば

デナーリスは無敵なんじゃないの?

キングズランディングやウィンターフェルのいざこざも

ドラゴンの炎で一掃できちゃうんじゃないの?と。

いえいえ、現実的になっちゃダメ。これはファンタジーなんだからw

 

それにいくら狂王の血を引いていようと、デナーリスには今やティリオンがついているから

ドラゴンの炎で解決しようなんてことは考えないはず。

 

実際、鉄諸島の王座につく協力を申し出てきたヤーラとシオンに対し、

世界をよりよいものにする、と言って、野蛮な暴力を禁じることを約束させてましたもんね。

このまま品格をもった良き女王でいてくれることを信じましょう。

 

ウィンターフェルの戦い

戦い前夜、ラムジーと交渉の場に出向くジョン・スノウとサンサ。

ジョンは一騎打ちを持ち掛けますが、ラムジーは完全スルー。

リコンを捕らえてる証拠にダイアウルフの首を投げて見せるラムジー。

野営地に戻ってジョンたちが戦略を練るのを見ながら、サンサは歯がゆさを感じ

「あなたは彼を理解してない!」と、ジョンに思わず食ってかかり、激しく言い合うことに。

 

サンサは「リコンは助けられない」と言いました。

スタークの血を引く息子は誰よりも脅威だから生かしておくわけはないと。

戦略のことは分からないサンサでも、

ラムジーがリコンをどう利用するかうすうす予想できたんでしょうね。

それがジョンを窮地に陥れるだろうことも。

 

実際、そのとおりになりました。

ゲームだといって戦場にリコンを走らせ、矢を放ちだすラムジー。

ジョンはリコンに向かって必死に馬を走らせるんだけど、助ける寸前で矢が命中。

怒りに駆られてたった一人で敵陣へ突撃してゆく自殺行為。

 

幸いにもその前に味方が到着したからよかったものの……

そこからはもう両軍入り乱れての修羅場です。

実際、画面で誰と誰が戦ってるのか判別つかず。

ラムジーは自軍が戦ってる場所へ弓を射たせるんだから、非道としか言いようがない。

やがてジョンたちはボルトン軍の盾と長槍の壁に挟み込まれ、

戦士たちや死体の山に押されてもみくちゃに。

 

まるでどこかのゾンビドラマのような絵面。

 

そんな絶体絶命の時、駆けつけたのはヴェイルのアリン軍。

サンサが手紙を書いたのはリトルフィンガーだったんですね。

戦いは一気に形勢逆転。

城へ逃げ戻ったラムジーを追って、巨人が門をたたき壊す。

体じゅうに矢の刺さった巨人が命尽きるところは泣けましたタラー

なんていい奴だったんだ~。

矢を放って最後の抵抗をするラムジーをジョンは追い詰め、

馬乗りになってボコボコに。ざま~みろ。

 

 

ウィンターフェル奪還とラムジーの死にざま

城に再びスターク家の旗が掛けられたシーンは感慨深いものがありました。

長い道のりだったけどサンサと落とし子ジョンがついに雪辱を果たしたんですね~

 

そんな中、メリサンドルを睨み付けるダヴォスの姿がありました。

前夜シリーンの鹿の彫り物を見つけてたけど、

シリーンがどんな最期だったかこの時まで知らなかったんでしたっけ?

 

ラムジーの最期は奴にふさわしいものでしたね。

犬に喰わせるなんて、サンサもやるね~。

シオンにも見せてやりたかったわ。

 

――――

さて、来週はいよいよシーズン最終話。

 

いくつかのことは片付いたものの、

キングズランディングではサーセイの裁判、トメン王を洗脳しちゃった雀とか、

ブレーヴォスのあれこれを乗り切ったアリア、

旗印なき兄弟団と合流したハウンド、それにジェイミーやヴライエニーや、

未解決の話がたくさん残ってる。

最終話でどこまで進んでくれるのか……

いずれにしろ、七王国統一にはまだまだかかりそうですね。

 


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