【Amazonプライム】で観たドラマ3作品 | Saphiraの海外ドラマ中毒

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Amazonプライム無料お試し一ヶ月でこれまでに視聴終了した作品を3つご紹介。


モーツアルト・イン・ザ・ジャングル
今年のGG賞【テレビシリーズ/ミュージカル/コメディ部門】で
最優秀作品賞と男優賞を獲ったドラマ。

ニューヨーク交響楽団が若き天才指揮者ロドリゴ(ガエル・ガルシア・ベルナル)を迎える
ところから話は始まります。
GleeにSMASHときて、なるほど、今度はオーケストラというネタがあったかって感じ。
(そういえば、のだめなんていうのもありましたね)
このロドリゴ、しょっぱなから楽団の演奏を聴いて言いたい放題。
「第一バイオリンは17回も音を外した」
「ホルンが遅れてクラリネットが乱れた」
「コントラバスは年寄りで弓を持つのもやっと」とか。
でも、どれも的を射てるので誰も反論できず。

エキセントリックで自由すぎるロドリゴに振り回されるのは、
助手としてつくことになったオーボエ奏者志望のヘイリー。
楽団に入りたいがために助手の仕事を引き受けたものの、
ロドリゴから頼まれるのは奇妙な私用ばかり。
それでも「はい、マエストロ」と、文句も言わずけなげに雑用をこなす毎日。

ロドリゴは楽団の若返りを図るため、突飛なことをやらかします。
課外演奏会や、資金集めパーティでのグラス演奏会、
最初はその自由奔放なやり方に眉をひそめハラハラする関係者や楽団員たちだけど、
いつしか彼の魅力に引き込まれてゆき――。

なんたってロドリゴってキャラクターが魅力的
クラシック界の異端児というかまさにロックスターね。
助手のヘイリーを「ハイライ」って呼ぶのがチャーミングで、
 ヘイリーも最初は「ヘイリーです」って訂正してたけど、
もうしまいには「ハイライでいいや」って感じ(笑)
ずば抜けた才能の持ち主なんだけど、
意外にもそれをひけらかすようなところがないのね。
先輩や年長者にはちゃんと敬意をもって接することができる。
奇抜だけど愛すべきキャラクター。

いっぽう、先輩オーボエ奏者に三流と罵倒されながらも、
へこたれず夢に向かって突き進んでいくヘイリーがいじらしく、
ついつい応援したくなる。
そうした根性もの系のオモシロさもあり。
シーズン1は新任マエストロにオーボエ見習い、
そしてバラエティ豊かな楽団員たちのいろんなエピソードを経て、
最終話でどんな初公演を迎えるか!という展開になります。

ちなみに、ロドリゴのぶっとんだ妻アンナ・マリア役は
最近見たドラマ「暴走地区―ZOO」でクロエ役だった女優さん。
すごい美人なんですよね~。

一話30分で1シーズン10話。
上質なコメディを楽しみたいかたにオススメです。

Amazon.co.jp


トランスペアレント
こちらは昨年のGG賞【テレビシリーズ/ミュージカル/コメディ部門】
で最優秀作品賞と最優秀男優賞を獲ったドラマ。
今年は上記のモーツァルト~に敗れたものの、ノミネートにはなってました。
Amazonオリジナルドラマすごい~
 
大学教授をリタイアしたモートン(ジェフリー・タンバー)は妻と離婚して1人暮らし。
あるとき3人の子供たちに長年抱えてきたあることをカミングアウトしようと決意。
5歳のころから性に違和感を抱えてきたが、残りの人生を前向きに生きるため
子供たちにトランスジェンダーであることを告白しようと思ったのだった。

長女サラは夫と2人の子持ち。最近、学生時代に付き合っていた女性タミーと再会。
不満なく暮らしてたはずの生活を捨て、ゲイのタミーと新しい人生を歩もうとする。

音楽業界に身を置く長男ジョシュは、ベビーシッターだった女性と少年時代から肉体関係を持つ。そのせいか恋愛中毒というか、セックス中毒というか、女性と普通の関係を築けない。

次女アリは定職につかずいまだ親からお金をせびって暮らしてる。
このアリ役はフィールド・オブ・ドリームスで子役だったギャビー・ホフマン。
もう30越えですってよ Girlsではアダムのお姉さん役もやってましたね。
このドラマではあまりセクシーとは言い難い状況でフルヌードまで披露しちゃってる
 
父親にトランスジェンダーであることを打ち明けられたことで、
子供たちも自分たちの過去と今に正直に向き合っていくきっかけになります。
トランスジェンダーとか特別なテーマがあるからだけじゃなく、
そうそう、家族ってこんなもんだわ!とか、
どんなにぶつかりあっても面倒くさくても、やっぱり家族だよな~と思わせてくれるドラマ。

モーラと名を変えた父が、トランスジェンダー仲間と舞台でデュエットするシーン、
気が付くと子供たち3人の席が空っぽになってたときの父親モーラの悲しそうな顔、
ジーンときました。
コメディというには切なすぎるこのドラマ。
トランスペアレント(透明)というタイトルは、
トランスジェンダーのtransとparent(親)をくっつけた造語。
なかなかシャレてます。


こちらも1話30分の1シーズン10話構成です。

 


BOSCH
ボッシュと読みます。日本のテレビCHで放映されるなら
「刑事ボッシュ」ってところかな。

これ、観たい!って思った理由は、
この方が主演の刑事役で出てるってこと。

 
 海外ドラマをよく観る方なら、だれでも一度は見かけたことがあるでしょう、
このお顔。

ワタシがみたドラマの中ではほぼほぼ悪役。

ぜったい悪役。

悪役顔だしね~ 

で、この方が刑事役っていうのが、とっても気になった。
とくにファンでも好みのタイプ(笑)でもないが、とにかく興味津々。
まさか悪徳刑事?
ってまだまだ疑心暗鬼で見てみたら、
ちゃんと正義感あふれるまっとうな刑事役だった(安心)

原作が人気ミステリー作家のマイクル・コナリーってのも安心材料。

見てみると、なかなかの硬質な刑事ドラマでした。

舞台はLA、ハリウッド署。
ハリウッドとは思えないほど画面的にはグレーな感じ。
ハリー・ボッシュ刑事はある事件の容疑者を追跡中、
相手が拳銃を抜くのを見て発砲、殺してしまう。
不当な射殺だったと裁判沙汰にまでなってしまう。

一方、郊外の山で少年とおぼしき白骨死体が発見される。
捜査の結果、20年前に行方不明になったアーサー・ドラクロアという
10歳の少年であることが判明。

おりしも、車に若い男性の死体を積んでいたレイナード・ウェイツという男が
殺人容疑で逮捕されていた。
ウェイツは、白骨死体の少年も、自分がやったと供述。
ボッシュや検事を伴って現場検証へ向かうが――。

事件そのものは、はっきりいって、そんなにひねりがないかもしれない。
ただ、このウェイツという殺人犯の心の闇がいったいどこからくるものなのか、
それと彼がハリ-・ボッシュに執着する訳は?という謎で
まあ、けっこうぐいぐい引っ張ってってくれる感じかな。

たとえば、同じ硬質刑事ドラマで比較すると
「トゥルー・ディテクティブ」が序盤が★3つレベルで
後半★4.5まで盛り上がったと評価しましょう。
だとしたら、このBOSCHは最初から安定して★3.8~4レベルと言えそう。

政治的な駆け引きや部下との恋愛に翻弄されながらも、
一貫して正義を貫くボッシュ刑事は好感が持てます。
「刑事ルーサー」ほど激しい気性の持ち主じゃないけど、
一匹狼的なところは似てるかも。

ここにも気になるキャストがいましたよ。
まずはウォーキング・デッドからハーシェル役のスコット・ウィルソン
そしてキャロルの娘ソフィア役だったマディソン・リンツがボッシュの娘役で出演。
あいかわらず細いけど、ティーンエイジャーのステキなお嬢さんになってた!

フリンジランス・レディック
24からはニーナ役サラ・クラークレネー役アニー・ワーシング

こちらもシーズン2の制作が決まってるようで。
こういう地に足のついた刑事ドラマいいですね~。 


そのほかに観たAmazonオリジナルドラマの感想はこちらになります。
フィアー・ザ・ウォーキングデッド
ミスター・ロボット

配信始まったばかりのバッドランドはちょっと好みに合わず、
即刻リタイアでした

無料体験お腹一杯楽しませていただきました。
アマゾンさんありがとう

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