ネタバレあり、ご注意
シーズン３はＣＩＡ本部爆破テロ事件から二ヶ月。
大半の幹部をテロで失ったＣＩＡはソールを代理のＣＩＡ長官として、
事件の実行犯であるテロリストたちを一斉に抹殺する作戦を遂行するところから
ストーリーは始まります。
とくに理解が難しかった４話め。
エピソードには３つの話が織り込まれていました。
一つ目はリハビリ施設を逃げ出したデイナとＢFのレオとの逃亡劇。
これが私にはとっても眠かった。
というか、このシーン必要なの？
ブロディが登場しないエピに、なぜデイナの反抗をフィーチャーする必要が
あるか？
デイナに関しては、シーズン１では父親の自爆を止めたり、
それなりに役目は果たしてたけど、
２シーズン目からは疑問なフィーチャリング。
ひき逃げ事件には何の意味があったのか？などなど……
かわいそうに、彼女のせいじゃないのに、シーズン３ではバッシングが多く、
シーズン４から降板が決まったそうです。
悪いのは脚本なのに。
さて、2つめのストーリーラインは、
ＣＩA本部でソールと新しい分析官ファラとのやり取り。
爆破テロの資金ルートを突き止めようとしているらしいんだけど
詳しいことはまだ不明。
どうやらテロの首謀者はジャバディという男らしい。
そしてようやく我らがキャリー。
精神科の施設からようやく退院を許されたものの、
ＣＩＡによって預金もクレジットカードも凍結され、
渡航もできないお尋ね者状態。
そこへ接触してくるのが、イランのテロリストとコネクションを持つ
ベネットなる弁護士。
キャリーに、CIAを守るのはやめて、情報を流すようにと
持ちかける。
ここまで、なんだか意味がよくわからずぼーっと見てたわけですが、
最後、キャリーがソールの家を訪ねたところで
あ～、そうだったのかのドンデン返し的な終わり方でした。
どこからどこまでキャリーが認識してたのか、
すべて確信犯的行動だったのか、ソールとのマル秘作戦があったのか
それとも暗黙の了解だったのか…
…その辺はまだわからないけど、
キャリーが病院に入院して、キレてばっかりいたんじゃ、話が進まない。
やっぱり彼女があらゆる推理を働かせ、
テロと敢然と戦うストーリーじゃないと面白くありません。
第４話は、動きがあまりなくて、退屈ともいえるエピでしたが、
いよいよ次話からキャリー始動か？という、
今後の展開のカギと言えるストーリーだったのかもしれません。
ホームランドはシーズン3の展開が今後を占う正念場と言われてますが、
シーズン４続投も決まったので、どうやら乗り越えたようですね。
今後、カラカスにいるブロディをどう絡めていくのか、
デイナの今のトワイライト劇がそれの伏線であれば納得なのですが
無駄ストーリーにならないことを願います。
それにしても、病院で拘束されてるときのキャリーことクレア・デインズ
この顔スゴすぎ。
かつてのジュリエットもすっかり演技派女優です。