
実際の事件の話を聞いたことがあって
その事件の映画化というので観てみましたっ。
「 告発のとき 」

イラクから戻った息子が軍を脱走・行方不明という連絡を受けた
元軍人の父ハンク(トミーリージョーンズ)が行方を追ってる最中に
息子が変死体で発見される。
ハンクは1人で事件の調査に乗り出す・・・という話。

かなりややこしくヒントがばら撒かれた謎解きサスペンスでしたっ。
時折はさまれるイラクの凄惨な現場の映像とは正反対に
ひどく静かに物語が進みながら事件の全容が見えてきて
わざと観客を煽ってるような ずいぶん身勝手に思えるラストシーンまで
監督さんの手腕半端ナイっ。 ( ̄_ ̄ i) スゴウデダナ・・・。

俳優さんたちも戦争にからむ異常さを静かに演じてて
それが逆に・・・わかりやすい異常さですっ。

シャーリーズ・セロン演じるハンクに協力する女性刑事の人間臭さが
最後の希望に思えるような周囲の冷たさが・・・(TωT)

ハンクが女性刑事の息子くんを寝かしつける唯一とも言える
心温まるシーンにラストまで観る力をもらった気がしますっ。
( ̄▽+ ̄*) ココ アッテヨカッタ。

良く出来てる演出・進行にグイグイ引きこまれると同時に
思い知らされるのはコレが実際に起きたことであり
眼を背けられない、知らないでは済まない現実ってコト。 ( ̄_ ̄ i) ・・・。

良く出来たサスペンス映画では済まなかったですっ。
直後は考えこみましたっ。 (-"-;A イロイロト・・・。
だから 観てよかったですっ。

ジュールゲンセン・フロム・ヘル !!
MINISTRY [ The Great Satan ]