遊漁船はやて

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遊漁船はやての釣果ブログ

量から質へ!釣り資源の回復と継続のため、瀬戸内海の遊漁船では初のレギュレーション制を導入!

いつも遊漁船はやてをご利用下さりありがとうございます。突然の報告になってしまいますが、2026年10月末で遊漁船はやての営業を終了します。

瀬戸内海で長く遊漁船を営み、下関に移住して響灘でサラリーマンをしながら休日遊漁に転換した2013年。遊漁船の法律改正と、現在のサラリーマンをしながらの遊漁という立ち位置で揺れたここ数年でした。

響灘という素晴らしい海に移って感じるのは、土日でもメジャーエリアに行かなければ船のバッティングは皆無ということ。自分の船の流しでかかるプレッシャーのみ気にして操船をすれば良いというのが個人的には好きなスタイルで、瀬戸内海では平日では実現できても土日にはバッティングは避けられず成立が難しい釣りものが多く、土日は憂鬱なことが多かったのが懐かしく感じます。響灘は常に大物の夢もある海。遊漁船としても、釣り人としてもとても良い環境です。強いて難点をあげるなら、ヒラマサキャスティングに力を入れていないうちとしては中止の多さでしょうか!

岸釣り時代に感じた同じ漁港で釣りをしても数百m距離が離れることも珍しくない岸釣りは「どこまで行っても孤の釣り」の要素が強かった気がします。船釣りは岸釣りと違い、一般的には全長12m以下の同じ船の上で釣りをするので岸釣りと比べると同じ条件を揃えやすく、一喜一憂を共有しやすいのが魅力です。岸釣り以上に他者の釣果を一緒に喜べる世界観が好きだし、遊漁船という仕事が天職だと今でも思っています。

遊漁船の法改正で、自分の考える遊漁船の船長のあり方をサラリーマンをしながら実現するのは難しくなりました。本業船長に復帰するという選択肢においても、「釣りが好き」「釣りの楽しさを伝えたい」であれば、今は遊漁船の舵を握るより、一本釣り漁師をして生計を立てるなり、一釣り人として整備の楽な小さな船で気の合う仲間とワイワイ釣りしたり、天候の良い日で空いてる遊漁船に乗るほうが「釣りを楽しんで、釣りの楽しさを伝える」に今は回帰できるという答えに辿り着きました。

ここ数年は子育て中ということもあり釣行回数も、毎月遊漁船に乗られるお客様よりはるかに少ないのが現実です。釣りをしていなくても積み上げてきた経験と知識で船長はできるわけですが、現役でないと伝えられない部分もあると思うし、日々肌で感じているからこそ、今その瞬間で必要はアドバイスができるとも思っています。

だからこそ今回の営業終了は、寂しい区切りというより、次の挑戦に進むための前向きな決断だと思っています。遊漁船を所有する形にとらわれず、遊漁船主任者として船に乗ったり、雇われ船長としてスポット的に操船したりと、新しい形で釣りの楽しさを伝えていく挑戦を始めていきます。

もともとお客様の予習・復習のフォローのために始めたYouTubeでしたが、続けてみて感じたのは、予習・復習してほしかったお客様よりも、プレジャーボートを操られる勉強熱心な方々に見ていただけたということでした。お客様にしか教えたくないと思っていたことを動画にしてきたので、そこが見ていただけた部分なのだと思います。自分の経験や、諸先輩・お客様から学んだこと、失敗から学んだこと、船長としてのノウハウを伝えていく活動は、以前からやりたかったことでもあります。需要があるかどうかは最大の問題ですが、船長の学校のようなオンライン講座のようなことができたら面白いなと考えていますし、全国のレンタルボートや初めての釣り場で、視聴者の船に乗ってポイントを探していく動画なんてのも面白いかなと思っています。

次のステージについては、近いうちにあらためてしっかりご報告しますし、なにかしらフィールドワークをここで書いていきたいと思っていますので、楽しみにお待ちください。

長文を読んでいただきありがとうございました。