職場改善問題の中でも最も難解と言われるのが、”蛸壺化”の問題です。
一般的に、組織の”蛸壺化”とは、
価値観の同一同質化にあります。
つまり、似ている者たちだけの集まりになって異質の者と関わろうとしない人の集団です。
こういう集団が組織内部に増えていくと、組織全体が”考えない惰性”の組織が形成されていきます。
いわゆる、内部の論理で働くようになります。
このことは、組織全体の意思疎通を阻害する方向に働きます。
加えて、蛸壷化は新しい外圧が加わったとき、それに適応するような発想を生む力が乏しくなります。
確かに蛸壺の中は住みやすく”快適(楽)”ですが、それによる弊害は長期的には組織の解体にまで結びつくような重大なものとなります。
いわゆる、”ゆで蛙”です。
日本の産業界は、生産工程上の合理化を目指し、専門分化してきたため、どこの会社も、どの部門でも起こりうる大きな問題になっています。
ここ最近、”蛸壺化”の問題性が更に際立つようになっています。
それは、大量生産・大量消費の時代が終焉を迎えつつある、すなわち商品の中身が優位性の勝敗を決める時代(量から質へ)に移行しているからです。
品質が重視される時代は、顧客の”共感”が重要になります。
つまり、顧客の”共感”する「より優れた商品」は、優れたチーム(組織統合力・連帯力)によって創り出されます。
短期間で業績を改善。
どうしてできたのか。
と尋ねられても、”蛸壺”を壊すとは言わず、ありきたりの回答をしています。
本当は、”蛸壺を壊し”、”リーダーが従業員の力を引き出す”。
この2点が答えになるのですが・・・。
”蛸壺を壊せ”
つまり、”蛸壺化”を解決しない限り、企業にとって成長はないといっても過言ではありません。
では、具体的にはどうすればようでしょうか。
つづく
<関連記事>
・業績低迷の悪循環から脱出する最良の方法4 複数のスキルをもった人材を育成しよう