SearchBarでChrome検索エンジンの超拡張カスタマイズをしよう！

Google Chromeの拡張機能であり、検索を快適にする「SearchBar」のご紹介です。

作成者はJacob Hさん。

SearchBarのダウンロードはこちらから。
Chrome ウェブストア - SearchBar

公開は2013年1月でしょうか、出来たての拡張機能のようです。

作成者のJacob Hさんからのメッセージです。

The most efficient way to use your favourite search engines. Search selected text, use customizable hotkeys and much more.

*PLEASE READ:*
To get started with SearchBar, simply open a new web page such as www.google.com and press F4!

SearchBar brings the best features of Google Toolbar to Chrome, saving you time and appearing just when you need it.
Simply press F4 and start typing, or even just select some text. Then use a button or hotkey to immediately reach the search results you are looking for: no copy/pasting required.
Open a search in a new tab using the Ctrl key or middle mouse button, just like for an ordinary link.
Best of all, everything is completely customizable!

Features:
customizable searches
select text to search
customizable hotkeys
search current site
searches can be opened in new tabs
search suggestions
search history
highlight search terms
find in page
populate with terms from normal searches *NEW*
works in pages containing frames
all in one convenient toolbar

Why does SearchBar need to "access my data on all websites"?
Chrome requires this permission to be asked for in order for SearchBar to be inserted onto every page. However, SearchBar does not change or use any of your data outside of its declared features.

What inspired you to create such an amazing extension?
This extension was borne out of personal frustration with Chrome's default search system and dissatisfaction with the features of similar extensions. I hope it improves your browsing experience as much as it has mine, and I would love to hear your comments, questions, suggestions and bug reports.

This extension incorporates images from the Tango! Desktop Project.

Google Chromeの検索システムにフラストレーションが溜まり、とうとう自分で検索の拡張機能「SearchBar」を作ってしまったと書かれています。
Googleのツールバーを意識し、アイデアを練って作られたようです。
SearchBarの様々な機能が紹介されていますが、さっそくそれら機能の設定についてご紹介します。

まずは「Display Settings」の項目です。

「Show SearchBar when I press this key combination」
キーボードから検索バーを表示させることができます。
個人的には使用しないので、デフォルトのままにしています。
ボタンはお好きなボタンでどうぞ。

「Hide SearchBar when I press this key combination」
キーボードから検索バーを非表示にします。
「into SearchBar」「from anywhere」とありますが、初期設定の後者で良いでしょう。
ボタンはお好きなボタンでどうぞ。

ここからSearchBarの重要な設定です。

「Show SearchBar at the start of my browsing session」
ブラウザを起動させた時に、検索バーを表示するか、しないか。
表示させるなら、チェック（〆）を入れておきましょう。

「Hide SearchBar when I go to a new page」
新しいページに移動した時に、検索バーを非表示にするか、表示するか。
表示しておきたいなら空白にしましょう。

「Show SearchBar while I have text selected」
テキストをなぞった時に、検索バーを表示するか、しないか。
ぜひともチェックを入れておきましょう。
下の画像のような機能です。

↑なぞった文字列が検索バーに移動しています

「Google Chrome」という文字列をなぞったところ、検索バーにも表示されていますね。
この状態から検索することができます。

「Display the "hide SearchBar" button」
検索バーを非表示にする☓ボタンを表示するか、しないか。
☓ボタンは左端のボタンです。
チェックを入れておいても支障ないでしょう。
無い方がいいなら、空白にしましょう。

「Display the link to this page (there is always a link from Chrome's Extensions page)」
設定画面に移動するボタンを表示するか、しないか。
このボタンは右端の歯車アイコンのことです。

あると便利なので、チェックを入れておきます。

「SearchBar displaces web pages (not recommended – incompatible with some web pages)」
検索バーがページに重ならないように表示するか、重なるように表示するか。
（直訳だとまったく違う訳ですが、とりあえずこう書いておきます）

これはチェックを入れる（重ならないように表示する）をオススメしますが、画像で説明した方が早いと思います。

重ならないように表示すると・・・

↑これだけではわかりにくいと思いますが、じつは検索バーのためのスペースができています。

一方、重なるように表示すると・・・

↑検索バーはページに重なるので、ページの上部が隠れます。前の画像では表示されていたところが隠れていますね。

かりに上部が隠れても、☓ボタンで検索バーを消せば一時的に非表示にできます。
ちなみに、表示・非表示・オプション（設定画面）を出す方法は、SearchBarのアイコンボタンでも可能です。

「Features」の設定に入ります。

「Search suggestions」の項目です。

「Get search suggestions from Google」
検索候補を表示するか、しないか。
下の画像のように、文字を入れると、第2検索ワードが表示されます。
チェックを入れた方が良いでしょう。

「Use www.google」
日本語の検索にするなら上から7番目の「.co.jp」を選択しましょう。

「Display up to 1-10 suggestions」
検索候補の数です。
10コまで選べます。

ここから「Highlight search terms」の項目です。

ハイライトについての設定です。
SearchBarは作成者が外国製の方であるためかわかりませんが、残念ながら日本語はハイライトできません。
半角の英数字にしか反応しません。
しかし、ハイライトについては代用できる拡張機能があります。
すべて初期の設定のままでスルーします。

少し飛ばします。

「Custom Searches」
使用する検索エンジンが並んでいます。
SearchBarでもっとも手が掛かる設定です。
なお、ここの設定データをのちほど掲載しています。

表の左端からご紹介します。

左から1番目「delete」。
バツ印、押すとその段を消すことができます。

左から2番目「uncheck to disable」。
□にチェックを入れると、その検索エンジンのアイコンが検索バーに表示されます。

左から3番目「click and drag to move button」。
十字マークをドラッグ＆ドロップすると、好きな位置に移動させられます。

左から4番目「click to insert vertical bar before button」。
□にチェックを入れると、その検索エンジンのアイコンの左に区切り線（┃）が表示されます。

「Description」
検索エンジンの名前です。

「Home page URL」
「検索エンジンのトップページのURLです。

「Search URL」
検索のためのURLです。
「%s」を検索ワードに見立ててURLを入力します。

「Icon URI」
アイコンとなる、favicon.icoを入力します。

「Hotkey」
キーボードの操作。タブは変えずに検索します。

「New tab hotkey – background tab」
キーボードの操作。新しいタブで検索し、アクティブにしません。

「New tab hotkey – foreground tab」
キーボードの操作。新しいタブで検索し、アクティブにします。

一覧表の最後に「create new」とあります。
新しい検索エンジンを追加できます。

一番上にある検索エンジンはデフォルトの検索エンジンです。
初期設定では「Google (Alt+G)」が最も上にあります。
YouTubeに変えるとYouTubeに、Amazonに変えるとAmazonになります。

チョイ技 Part.1
常用しなくても、例えばYouTubeをデフォルトにすれば、YouTube専用検索バーとして省スペースで置けます。

↑ボタンを最小に減らした設定。

チョイ技 Part.2
「Icon URI」に何も入力しないでおくと、「Description」で入力した文字がアイコンに表示されます。

「あ」とだけ入力すると「あ」に・・・

チョイ技 Part.3
「Search URL」は検索とは関係ないURLを入力しても、そのページに移動することができます。
これを利用して、かんたんなブックマークにも使えます。

SearchBarの検索履歴についてです。

「Search History」
まずは2つ飛ばして、大きい四角の説明からです。

検索履歴がこちらに表示され、編集することもできます。
ここでは編集について書きます。
試しに「クロム」「グーグル」などと入力し、検索バーを確認してみます。

↑青文字で表示されます。

検索履歴が残ることによって、テキストを再び入力する手間が省けます。

「Suggest up to xx previous searches」
検索履歴の記録件数です。
初期の設定だと10件になっています。
10～30件ぐらいがベストかもしれません。

「Stop recording searches」
検索履歴の記録を停止するか、しないか。
チェックを入れると検索履歴の記録を停止します。

便利なやり方としては、よく検索するキーワードだけを大きい四角（Edit search history）に書き入れ、検索履歴の記録を停止します。
そうすると検索履歴は変化せず、特定のキーワードをいつでも引っ張り出せます。

最後です。

「Import/Export Settings」

「Use this feature to change all of your settings at once. Not recommended to be edited manually (see FAQ if you want to reset to the default settings).」
一度にすべての設定を変更するにはこちらをどうぞ。直接、文字を編集するのはオススメしません。（初期設定にリセットしたい場合はFAQをお読みください）と書いてあります。
下には「{"custombuttons":[[true,false,[[71,true,false,false...」という謎の文字列が並んでいます。
この文字列は設定のすべてを表しています。
これを自分以外のユーザーがコピーして、こちらにペーストし、「Save changes」をクリックすると、すべての設定を一度に変えることができます。

日本の検索エンジンを20コ近く入れたデータを作成しましたので、もし宜しければどうぞ。

Google、Yahoo!、YouTube、Amazon、Bing、Wikipedia、ニコニコ動画、Ustream、Gyao、FC2、Twitter、Facebook、Mixi、Ameba、Naverまとめ、ブクログ、Chromeウェブストア。

初期設定にリセットしたい場合・・・FAQには「削除し、再インストールすること」とあります。

以上です。

この拡張機能「SearchBar」は「日本語のハイライトができない」という点が残念ではあると思います。
あとは一部のページが、設定で重ならないようにしても重なるところ。
しかし、重箱の隅をつつくようにさがしても、なかなか短所が無く、優れた拡張機能だと思います。

考えられるとしたらデザイン性、ウインドウの長さの調節、灰色となっている検索バーの色を変化や透過させる。マウスを重ねた時だけ検索バーを表示するようにする。
常に新しいタブで開くか、否かの設定。
Chromeのアイコンのようにドラッグ＆ドロップでアイコンを移動できるようにする、ぐらいでしょうか。

まだ公開されて一ヶ月ですが、ここまでの拡張機能に作り上げてくださった作者の方に心から感謝したいと思います。

それはもとのページに戻ります。

【Chrome 拡張機能】面倒くさがりにオススメ！22の便利な拡張機能

さえずりブログ

月1回ペースで更新中！最近はiPhoneの記事などを書いています。基本、ふざけて書いているので温かい目で読んでいただけると助かります。。。

SearchBarでChrome検索エンジンの超拡張カスタマイズをしよう！