東京都中央区にある「晴海」はかつて東京モーターショーやコミックマーケット、エレクトロニクスショー(当時)など、多くの見本市やイベントが開催された東京国際見本市会場(東京国際貿易センター)があった場所としても知られている。

いつも晴れた海

明治20年代の月島(築島)埋立て事業で造成され、月島4号地が1937年(昭和12年)に京橋区の「晴海町」一丁目~六丁目として誕生した。いつも晴れた海を臨むという希望からこの名が付いた。晴海埠頭が整備されてからは国際貿易港として発展した。1996年(平成8年)、有明の東京ビックサイトの開場に伴い、東京国際見本市会場は閉場した。