東京都豊島区にある「目白」はJR山手線の駅を中心とした町で、娯楽施設は少なく、ほとんどが閑静な住宅地で、高級住宅街の一つでもある。皇室一族の多くが通う名門の学習院大学がある。

白い名馬、目白不動尊に由来する

この地で生まれた白い名馬に由来するという説がある。他にも、三代将軍徳川家光が鷹狩りの際に、目黒に対してこの地を目白と呼むように命じたという説や、目白不動尊に由来する説がある。江戸開府の際、天海(慈眼大師)がこの地を守護するための5体の不動の像をつくり、目の色を赤・黒・青・白・黄にしたことで五色不動と呼ばれ、目の白い不動が目白不動尊であり、地名の由来にもなったという。