東京都杉並区にある「松庵
」は杉並区の西南部に位置し、主に住宅地である。北端にはJR中央線の西荻窪駅がある。かつて松庵川が流れていたが、現在は暗渠化
(河川を地中に埋設すること)されている。

新しい井戸が掘られた場所

1665年(寛文5年)、この地を開発した医師の荻野松庵の名前に由来する。一説によると松庵は明治に廃寺になった天台宗・円光寺の住職という説もある。開発当初は松庵新田と呼ばれていたが、松庵村となった。隣町の武蔵野市吉祥寺東町にある安養院に医師の荻野松庵の供養碑がある。