子どもたちが楽しみにしているクリスマス。プレゼントを入れてもらおうと、靴下をぶら下げて眠る子も多いかもしれないね。この、靴下にプレゼントを入れるという習慣は、ニコラウスという聖人の言い伝えから来ているそうです。

4世紀頃のローマのある家庭で、貧しさのせいで結婚できず、さらには身売りの危機に瀕した女性がいたんだ。その女性を救おうと、ニコラウスはその家の煙突から金貨を投げ入れる。その金貨が、暖炉のそばにつり下げられていたつく下の中に入ったんだ。そして、女性は無事お嫁に行くことができたそうです。

このお話から、サンタクロースは煙突からやってきて、靴下にプレゼントを入れてくれる、という言い伝えが生まれました。