民進党の前原誠司代表は30日、党本部で開かれた両院議員総会で代表辞任を表明し、了承された。民進は31日に新代表を選出する両院議員総会を開き、多数を占める参院議員から選出する方向だ。小川敏夫参院会長、大塚耕平政調会長代理、蓮舫元代表の3氏が推薦人集めを始める一方で、一本化を模索している。また、これに先立つ民進の全国幹事会では、希望の党への合流を決めた前原氏への批判や、今後の組織運営に不安の声が相次いだ。

 前原氏は総会冒頭で「代表の職を辞任したい」と表明し、異論は出なかった。新代表選出を11月1日に召集される特別国会に間に合わせるため、党員・サポーター投票は見送る。立候補には推薦人20人が必要で、任期途中の代表交代に関する党規約に基づき、新代表の任期は来年9月末まで。

 党籍を持つ国会議員は衆院17人(前原氏を除く)、参院46人。衆院会派「無所属の会」(13人)代表に就いた岡田克也・元民進代表を推す声があり、岡田氏も周辺に意欲を示していた。

 しかし、羽田雄一郎参院副会長が総会後、記者団に自身の立候補は否定しつつも「衆院に民進党はない。参院から代表を出す方が(分裂した他党と)横串を通しやすい」と指摘。30日夜、無所属の会メンバーの会合でも同様の意見で一致し、岡田氏は「参院から出すべきだ」と記者団に語った。ただ「国会が始まる前日にもめるのはよくない」(桜井充元政調会長)と一本化を求める声も出ている。

 また民進はこの日の総会に先立ち、地方幹部を集めた全国幹事会を開催。前原氏は希望との合流を巡る混乱を改めて陳謝したが、地方幹部からは「すぐに代表を辞めるべきだ」などと批判が相次いだ。衆院選で民進出身者が分裂したことから「次の統一地方選で、仲間が敵にならないよう考えてほしい」(福島県連)などの要望も出された。

 前原氏は9月1日に代表に就任したが、2カ月で幕引きとなった。前原氏は記者団に、民進を近く離党して希望に入党すると明言した。

(毎日新聞)【樋口淳也、真野敏幸】

 

 

 

 

すでに、民進党は、前原が再生不能状態まで追いやっているので存在意義はないだろう。これ以上ごたごたするなら、解党すべきだ。当然前原の責任追及はしなければならない。辞めさせるにもまた金がかかるから、無報酬でやってもらうとしてw

解党準備ができる代表を選ぶ。そうしなければ再編は無理でしょう