ポエム

「君へ」

あの日の「さようなら」の意味を君はわかっていたの?
もう二度と どんなに願っても 僕らは会うことできないんだよ
そんな無邪気な笑顔で手を振らないで
涙こみ上げてくるから

あの日「またね」の言葉を言えなかったこと知っていたの?
もう二度と どんなに願っても 僕らは会うことできないんだよ
そんな寂しそうな瞳でみつめないで
強く抱きしめたくなるから

夜の闇 月の灯りが 眩しくて
僕はそっと手を翳す
ゆっくりと確実にこの身体が透けてゆくのを知る
もうすぐ本当のお別れだね

ねぇ 君の心の中に 僕は居続けてもいい?
ただ見守ることしかできないけど
きっと誰より君を想い続けるから
ただ見守ることしかできないけど
誰よりも君を想うから
ただ君の傍にいたいんだ

君の記憶から僕が消えるまで…

 

 

ペタしてね